2009年 01月 01日
明けまして、おめでとうございます。
  今年も宜しくお願いします。新年早々、写真アップをしているHP、ブログもあるがズイこれ的にはいきなり、与太話の方が「らしい」だろう。個人的には、今年は近年になくフォーサーズ陣営飛躍の年になりそうな気がしている。



  早速、2008年のDSLRを回顧するような記事が上がっている。終わってみれば、リリースされた機種も6社19モデルという正にDSLR Warsと呼ぶにふさわしい新機種ラッシュ。そんな中でフォーサーズ陣営はと言えばこれはもうマイクロフォーサーズの話題が第一であろう。光学ファインダーを排し、小型軽量化に特化した斬新な規格という点に加えて、私としてはパナソニックがこれでようやくオリ、パナの強力な両輪としてシェアを急拡大したことが印象深い。

  この辺を踏まえた上で今年のフォーサーズの戦い方を勝手に妄想してみることにしよう。

1.マイクロフォーサーズの勢いをどこまで短期に加速出来るか?
  数多機種が出た中で、各社間のシェア変動にまで影響を及ぼしたと言う意味ではマイクロフォーサーズの影響力は相当なものである。互換性があるとは言え、新マウントを立ち上げるというリスクを冒してまで挑んだ甲斐があったと言うべきか、G1の立ち上がりを見る限り2009年にブレイクする可能性がかなり高まったと見ている。

  一方で、マイクロ発表直後に2010年春にこのマイクロフォーサーズ型に参戦表明しているサムスンだけでなく、今回G1のスタートダッシュの成功ぶりを考えれば他社が追随してくる可能性は大いに高まったと言えるだろう。従って、G1の成功に酔っている暇は当然の事ながらない。むしろ2009年のそれも早い時期にどれだけこのニュータイプと言うべきカテゴリーを育てつつマイクロフォーサーズ陣営で「先行逃げ切り」に持っていけるかと言うところにかかっている。

2.マイクロフォーサーズをメーカータイプで二分類してみよう。まずパナ型
  つまり、作る側の都合という観点から分けてみる。この場合はDSLRシステムを持っているメーカーと、持っていないメーカーという分け方だ。

  まず、G1タイプは、単に現行DSLRを購入していないだけでなく、もしマイクロが無くても現行のDSLRを検討していたDSLR購入予備軍も取り込むタイプである。

  こちらに関しては、G1だけでなく今年前半戦に限れば、パナは動画撮影可能なGボディや、キットのダブルズーム以外のリリース予定レンズ群、はてはアナウンスベースであるが上位ラインとしてのLeica-Gともいうべきレンズ群等今後更にシェアアップ出来そうなネタを全て温存している。パナの本気度を考えればこのパナ型に関しては、かなりいけるような気がする。

3.そして、とどめをさせるかがオリ型

  オリ型とは、すなわち既にDSLRシステムを持っているメーカー、二強、ソニー、ペンタックス等のメーカーがこのマイクロフォーサーズタイプを追加投入する場合の型である。

  二強以下のこれらのメーカーがこのタイプを防衛上?投入することとなった場合にフォーサーズ以上に、「既存システムの特にエントリー向、小型モデルとの棲み分け」が問題になってくる。最悪なのは、自社のDSLRとの食い合いになり全体としてあまり変わらない、むしろ単価が下がって売上げベースで落ちたりしては元の木阿弥だからである。

  特に、オールDSLR業界としてみた場合、過去からの蓄積に加えて「レフ構造」という非参入障壁?のおかげでデジカメの中で今後も成長が見込めるカテゴリーを事実上「日本メーカー」が独占している。更なるパイの拡大には異論が無くてもこの「独占市場」自体のパイが縮小はさせたくないと考えるのが妥当であろう。

  と言う意味では、私はパナのG1よりも「フォーサーズ(DSLR)とマイクロフォーサーズを両立させていく」としているオリンパスが、
・実際にどういうセグメント分けをしてくるのか?
・その際にフォーサーズ、マイクロフォーサーズにどういうモデルを投入するのか?
・そして、それはオリのフォーサーズビジネスとしてパイを拡大するのか?
というところの方が、既存DSLRメーカーにとっては気になると思うのである。

  恐らく、こういう解というものは不可能と言ったものは無く必ずあるものだ。見つけたもの勝ちである。となれば、オリンパスもオリンパスで他社がそれを見つける前に先行しないと意味がないと思うのである。

  要するに、オリ-パナがリスクを取って明けた「パンドラの箱」とでも言うべきアプローチをフォーサーズ陣営でがっちり押さえにかかるには、DSLRを持たないポストDSLR的アプローチから来る競争相手をパナ型のGシリーズできっちり押さえ込んだ上で、既存DSLRメーカーがバリエーション拡大のひとつとして切り込んでくるところをオリ型で封じ込めるという二正面作戦がどうしても必要だと思うのだ。

4.つまるところ、G1に続いていかにオリがマイクロを早期投入出来るかが鍵だ。

  これに尽きる。春にパナの動画対応モデルと7-14と、20mmの標準、そして14-150ズームと来るのであれば、これにオリのコンパクトタイプにレンズを2,3本出来ればパナとかぶらないようなもので出てくれば最高だ。

  こうなると、マイクロフォーサーズは秋に実機を出してわずか半年の間に動画対応モデルから、オリのモックアップのような超小型まで3タイプのボディに7,8本の純正レンズが一気に揃う形になる。個人的にはこれで春商戦まで一気にブレイク出来れば、たたみかけるように固いことを言わずに、、
・オリが、G1ベースのぶれ補正搭載したボディ
とか、
・パナが、オリの超小型ボディをベースにしたLX-3やD-LUX4ライクなボディ
とか
ばんばん出してしまえば、良いと思う。

  何れにせよ、そうなってくるとオリがマイクロフォーサーズに実機投入出来るのがいつか?と言うのに尽きる。もし春までに入れられれば私はかなりいける可能性が高まると見ている。

5.一方で、フォーサーズはどうする?まず3桁機

  今年に限れば、E-420,520後継を出すだろう。マイクロで既存DSLRのパイの外堀を埋めるとは言え、二強さんの様にすでに取り尽くしているメーカーならともかく、オリがそこに占めているシェアはまだ小さい。そして、マイクロが伸びてきているとはいえ依然殆どの人が従来型のDSLRを買っているのである。新型のLive-MOSは当然として、AFの第二章タイプへの換装はまだ終わっていないし、E-30で提唱されたアートフィルター的な機能もネタとしてはある。これらの延長線上として先ずは、後継機を出しておく必要がある。

  3桁機を本格的にどう成長させていくのか?と言うのはやはり今年のマイクロフォーサーズの趨勢等を見極めた上でと言うのが妥当であるだろう。その際に私が個人的にチャレンジしてもらいたいのは、フォーサーズ3桁機ラインにもEVFモデル、それも位相差AFのモデルの投入の検討である。冒頭リンクした記事でもライブビューのAFの改善の常識的なアプローチは
1.専用マウントを起こしコントラストAFを高速化させるG1タイプ
2.撮像素子ライブビューを捨て、位相差AFとライブビューを行うソニーαタイプ
3.あくまで光学ファインダーの補助と割り切る現行の多くのDSLRのタイプ
と3タイプしかない。

位相差AF(場合によってはコントラストAFとの併用)が快適に使えて、しかも撮像素子を使ったライブビューで、且つ高精細EVFと言うアプローチは未だ無い。オリはライブビューを売り物にする以上何とかこれが出来ないものかと思うのである。

6.そして、最後はやはり次期E-3

E-30の焼き直し版的なもので終わるのか、更に松、竹レンズとの組み合わせで「やはり、このクオリティはフォーサーズだからこそ」と言うものを呈示出来るのか?何れにせよ、オリンパスが力を込めて作り上げた松を頂点とするZDレンズ群並びに今後追加される単焦点レンズ群をAFを含めストレス無く使える、そのポテンシャルを極限に引き出すのは、当然ながらフォーサーズボディ、分けてもそのフラグシップ機である次期E-3をおいて他にない。。
マイクロフォーサーズではないが、何か「あっ」と言うようなものを期待したい。

というところか?

とまあ、年初早々ぐだぐだ書いたが日程的には3月上旬に開催されるPMAの前あたりが一つのヤマになるところは間違いないだろう。楽しみである。
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by Hiro_Sakae | 2009-01-01 14:13 | 雑記諸々


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