2009年 01月 10日
G1の第一印象、Panasonicに対して、、
  今日は所用が重なり、バッテリーを充電し家の中で色々さわって試してみただけであるので、いじりつつあれこれと感じたこと、思ったことを、、



  使い方のお作法も、オリなら新機種だろうが何だろうがあまり違和感なく使うがパナ機は初めてなので慣れないところもある。従って使い心地の点でのあれこれ言うのはもう少し使ってみてからにしたい。仮に今私にとって???なものがあったとしてもそれはボディ側の操作がイマイチなのか、私が単に慣れていないかなのか判然としないからだ。従って、G1自体のインプレッションと言うよりも、全般に感じたことに拡散しているところはご容赦頂きたい。

1.PanasonicはGがメインは間違いがないのかなと言う感じ

 初号機でもあり、作りつけ等うまく言えないが気合いを感じるものは確かにあるなと思った。マイクロの拡張の方向性は色々あると思うが、パナはマイクロで「なんちゃってDSLR」を作るという様なことでなく、本気でこれで「DSLRの代わりを何れやってやる」位の気概を胸に秘めているのかなあと言う感じだ。

 特に、フォーサーズ、マイクロというのを離れて考えると殊Panasonicに関して言えばこのGシリーズがメインになるのは間違いないような気がした。

2.そう思ったのは、、

 先ず、G1にアダプターを付けるとE-420と殆ど変わらない。重さはG1の方が重いくらいだ。マイクロに超小型のみを求める向きには大きいという事になるのだろうが、もしこのG1にパナフォーサーズのレンズの受けボディの用途も想定して、、ということになるとむしろこの大きさがマイクロの小型ボディの利点も活かしつつ、フォーサーズのレンズを付けてもバランス的に持ちやすいぎりぎりのサイズとも言える。

 Leica-Dのレンズは全部で4本。その内コントラストAFに非対応はVario-Elmarit14-50一本のみである。その他の3本は全てコントラスト対応であるのでZDにある非対応レンズの存在というやっかいなものは無い。またこのVario-Elmaritを含む全てのレンズがぶれ補正付きであり、このレンズもMFでは使えるので現行Leica-Dレンズをマイクロで使う場合の敷居はぐっと低いわけである。

 実際、マイクロなのに大きいというのを言わなければ、うちのSummiluxや14-150を装着してみたがバランス的に使いがたいと言う印象は全く無かった。(尤もE-420でも問題なく使っているのだから当たり前と言えば当たり前である。)

 そして、オリボディでの利用との違いはG1であればL1,10と同様にLeica-Dに付いている絞り環が使えることだ。特に絞り優先AE(A)で使っている時は、左手で絞りをいじって固定し、右ダイヤルで回す際にシャッター速度が動く。露出補正の為に押し込んで回すという操作が不要である。(まあAの露出補正自体がシャッター速度で補正するわけであるのでそうなる)。
これは、絞りをいじると自動的にシャッター速度が変化し、補正はダイヤルを回すだけであるから、AとMの良いところ取りの様なもので、Aを多用する私としては使い勝手が良いと思った。何より、懐古趣味と言われるかもしれないが久しぶりに絞り環をいじるというのは悪くない感じでもある。(笑)

  また、想定以上だったのはLeica-DレンズをつけたときのAFの速度である。おっと思ってE-30のイメージャーAFととっかえひっかえ試してみた。E-30でもE-420対比体感出来る程スピードが上がっているが、それより明らかに早い。状況によるがイメージ的には、E-30より早いと言うより、G1+LumiX-Gより若干遅いと言う感じだ。つまり、Leica-Dレンズの使用のプラットフォームとしてG1とL10を考えた場合に、Vario-ElmaritをのぞけばフォーサーズネイティブのL10の方が良いとは必ずしも言えないと思う。Leica-D(及び、今後何れ出てくると思われるLeica-Dのマイクロ版)利用のためでも、最初からG1+アダプターでの導入も有りではないかと思う。

3.フォーサーズとの絡みで、、オリンパスのフォーサーズ機

  EVFに関しては、また別の機会に書くとして今回はAFについて書くことにしよう。先ずはコントラストAF同士の比較であるが、私が一番気になったのは上記の通り、「フォーサーズの7pinレンズでも、G1では現行E-30対比でも格段に早くなる」ということである。しかも、これがLeica-Dだけならまだしも、ZD14-54IIでも同様だ。シチュエーションによって、或いはE-30単独で使っていては早いなと思う場合でも同じ状況でG1に付け替えてやってみるとあらゆる場面でG1に付けた方がコントラストAFが早い。

  G1にマイクロの9pinレンズを付けたら爆速だけど、フォーサーズの7pinレンズを付けてもその速度はE-30とさして変わらないというのであれば納得も出来る。アダプターはボディ側は9pinであるが、レンズの入力側は7pinで変わりはない。特許などを見てもコントラストAFの高速化のアルゴリズムなどは各社しのぎを削って工夫しているところであるからこれは、認めたくないが、素直に「同条件(E-30とG1のアダプター利用)であってもG1のコントラストAFの仕組みがオリンパスより勝っている」ということだろうか?

  逆に言えば、ピン数云々の前にE-system側のイメージャーAF速度に関してはまだまだ改善の余地があるのではないかと思った。
・元々ピン数が7pinとは言え、電子マウントで各レンズにCPUを内蔵していて各種電子制御との親和性が高いこと。
・撮像素子が小さいことから、同じ明るさなら被写界深度が深くとれること
等から、他社対比コントラストAFのスピードが出しやすい条件は揃っている。コントラストAF非対応→対応をレンズ側で行っていくことと合わせて、ボディ側のレンズ制御の高速化は課題だろうし、逆にもしここが改善されて、E-systemでも少なくともG1でのアダプター利用と同等のスピードは出るとなれば、使い勝手は格段に改善する。

  また、AFのスピード、使い勝手という面でも3桁機は早急にE-3タイプの新型AFセンサーへの換装が必要であると思う。位相差AFのコントラストAFに対する優位性(焦点合わせのスピードやC-AF、あるいは暗いところへの追随等)も、E-30やE-3の比較においてはこれはまあ当然と言えば当然の事であるが、E-420のそれと比べると(他の使い勝手も考えれば)位相差AFが必ずしも早いとは言えない水準に来ている。

  結論から言うと、フォーサーズのAFに関して言えば
・E-3桁機まで含めて、E-3タイプのAFセンサーに換装する必要があるのではないか?
・イメージャーAFはpin数云々の前に現行7pinでももっと快適なAFに改善する余地があるのではないか?
と言うところだ。従って今年仮にE-3桁機まで新型AFセンサーへの換装し更に今後アルゴリズム含め改善が進み、イメージャーAFもG1のアダプター利用でのスピードまで改善されてくれば、フォーサーズ&マイクロのオールフォーサーズ環境では、シチュエーションに応じてこれらのボディを使い分けることにより広範な部分で快適なAF環境をカバーすることが可能になると思われる。

4.Panasonicのフォーサーズ機

  PanasonicがG1と並立しうるに足るフォーサーズボディをリリースするとなると新型のツインクロス千鳥センサーや、高屈折率グラスを使ったE-30以上の光学ファインダーと言ったオリのキーデバイスの供給を受けるか、もしくは自前でこれらに匹敵するものを作らないといけない。しかし、今更後者はあり得ないだろう。

  冒頭触れたPanasonicはボディはGタイプしか出さないのでは?と言うのを別にしてもし、出すとしたらとなると、二つのパターンを考えた。

Pattern1.E-30ベースで後継機を出すというパターン
 
  中身E-3で小型軽量で出したE-30。これをE-3nに仕立て上げずE-30のミドルクラスとして出した裏には、実はG1さらにその動画バージョンを春先に出した後の夏商戦(E-30発売の半年後)に向けて「PanaのL後継機のベースボディとしての役割」があるのではないかという妄想だ。外観が同じ様な形かどうかはわからない。しかしぶれ補正が非搭載の分若干薄くなりペンタ部を丸っこく仕上げれば、「G1を大きくしたフォーサーズ版」の様な兄弟機的シェイプになる。

  そして、Panasonicなら、イメージャーAFの心臓部にG1のそれを移植すれば恐らくイメージャーAFはE-30対比高速化する。ただ、私はもうパナソニックはこういうことはしないと思う。

  もう一つは奇想天外かもしれないが、G1で磨いた高速コントラストAFを使ってフォーサーズ版のEVF専用機を作ってしまうと言うアイデアだ。今後オリンパスのZDレンズもイメージャーAF対応のレンズが増加していく。Panaが今後Leica-Dを拡充するとしてもG1との併用を考えれば全てコントラストAF対応で出してくるだろう。特にオリのコントラストAF対応(含むファームウェアバージョンアップ)が竹、松に及び、新型レンズがLeica-Dから松、竹までコントラストAF対応でリリースされるとなると尚更だ。恐らく次期E-3登場までにはオリとてフラッグシップ機にイメージャーAFを搭載する時までには何らかの解決をしておきたいだろう。つまり、この手の重量級クラスもイメージャーAFが使えるとなると、シチュエーションによってはスピード等を犠牲にしてもEVFで使えるボディというニーズは出てくる可能性がある。

  E-3と光学ファインダーと位相差AFの違いはあれど、防塵防滴の堅牢な作り、松、竹レンズをもハンドリングしやすいボディサイズに、サイズの余裕を活かしたより高精細、高速なEVFに、E-3の様にコントラストAF専用のCPUを搭載して極限までチューンするのも可能だろう。やりようによっては、オリベースのものでL後継を出すより、こっちのほうが売れると思う。何より、パナだからこそ作れたボディと言えるからだ。

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  フォーサーズと、マイクロフォーサーズは似ているようで似ていないところもあるが、同じ撮像素子サイズでもあり、仮に別マウントとしても、併用する場合の親和性、敷居の低さは他社マウントと併用するよりは関連が深い。(当たり前だが、、(笑))

  個人的には、今までフォーサーズと言いながらも実質オリンパスが引っ張ってきたところがパナソニックも本気であるということだ。G1がE-3桁機のスペックアップを要求し、また今度は逆になりと言う形で呼応していくのがベストではないだろうか?オリンパスにとって一番のライバルは他ならぬパナソニックであり、パナソニックにとってもオリであるという協調の中にも良い緊張関係で競り合ってもらって気が付いたら、オールフォーサーズで盛り上がるというのが一番かもしれない。

  とぐだぐだ書いていても仕方がないので、明日はとりあえずお散歩に持ち出してみたい。
  
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by Hiro_Sakae | 2009-01-10 23:48 | E-Px,Gx関係


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