2009年 02月 25日
E-620誕生で思う、E-3桁機の行方
  下の記事、及びMixi支店の同スレで色々なコメントを寄せてくれた皆さんどうもありがとうございます。思うところが同じであったり或いは、有益な「示唆」も多々ありました。E-620の新ライン投入と、この次に遠からず出てくるオリマイクロ機も絡めつつ、E-3桁機の位置づけなど妄想したい。




 現状のDSLRの範疇に入るカメラに飛べない層に、
・現行のDSLRに重さや価格、スペック等にネックがありDSLRを購入しない層(ネックが無くなればDSLRライクなものへの抵抗は無い層)
と、
・そもそも、DSLRの延長線上の質量、スペックや「記号性」では全く触手が伸びない層

と二つの層があると思われる。
極論すれば、マイクロフォーサーズを評価しながらもG1で良し或いはG1の様なタイプこそ良いとする層と、今度出てくるだろう姿形、質量から現行DSLRの延長線上とは一線を画すだろうオリのマイクロを待っている?層とに分かれるということだ。マイクロ登場時のよりエントリーレベルでの敷居を低くし取り込んでいくベクトルと、既にDSLRを持っているアーリーアダプター等への趣味性の高いサブカメラ、或いはGRD等が取り込んでいる層へのアプローチとも言えようか?

  今回のE-620の為にオリンパスはわざわざ、AFセンサー、ぶれ補正、そしてファインダーやこれらの実装技術を再度見直して新しいパーツを用意してまであそこまでぎゅぎゅっと濃縮したボディを用意してきた。つまるところ、オリンパスは少なくともG1の様なカテゴリーをマイクロで作るつもりは今のところさらさらないという事だろう。敢えて一眼レフに求められる用途を考えるならば、システムとして望遠或いは、大口径と充実すればするほど、所詮はポケットに入るシステムとはなり得ず、ここはあくまでフォーサーズで行くという様に思えた。

  尤も、ここで指摘しているようにマイクロと違い、フォーサーズはレフ構造を温存しているもののだからといってバリエーションの全てを「光学ファインダーに限定しないといけないしばり」は何もない。唯一今まであったとすれば、フォーサーズでEVFでG1の様なボディを作っても所詮、E-510にバリアングル液晶を付けた程度にしか小さくならない→コンパクトさではイマイチというところがあったが、今回のE-620登場でその辺がかなり解消された感がある。

  勿論G1よりE-620はでかいが、これをDSLRとして既存レンズを使う時、あるいは縦グリを付ければ(丁度E-1やE-30に近い重量になる)松、竹クラスでも使う汎用性を考えれば、良い小ささではないかと思う。また、今回これを全部載せでやったために、これからフリーアングル液晶をはずせばそれだけでかなり薄くなるだけでなく、極端に言えばもし、これに将来3桁機の1ラインをフォーサーズの位相差AF兼用EVFバージョンとして作ったとすれば更に小型のボディが可能となる形だからだ。

と言うのを前提に妄想をあれこれ書くと、、

1.オリのマイクロ機はモックの線でかなり突き抜けたものになるのでは、、

フォーサーズ3桁機に従来のエントリーレベルの部分も引き続き任せるとなると、オリマイクロはフォーサーズの弟がマイクロのような上下関係でなく、全く別の、あくまでイメージとしてフィルム時代の一眼レフ派がフォーサーズなら、レンジファインダーカメラ派のマイクロのように突き抜けた路線が堅持出来るのではと思う。

となると、ボディはあのモックを洗練した形で安物っぽいのでなく高級志向に振ってくる。落としどころは景気も考えればDSLRならミドルクラス程度でプラボディになってしまうのと同じ値段で金属ボディの作りの良いものを出してくる感じだ。そして、望遠やズームレンズのようなものはでかくなってしまい、マイクロのとんがり感をスポイルするので、敢えて単焦点しばり。丁度画角レンジは、ライカMなどでカバーする部分とフィットするような形か?下手に広角から望遠まで~などと手を広げない代わりに、小粒で上質の豆ズイコーを並べるというのが良い感じなのだろう。

何れにせよ、妙に万人受けを狙うという事はなさそうな雲行きを感じる。

2.E-520ラインは当面残ってフェードアウトか。

E-520が安くなったとは言え、ダブルズームで数万円。この数万円というバリューを安いと言える国々ばかりではない。ワールドワイドで見た場合はE-620より更に安い廉価機種として売れる間は作るのではないかと思う。ただ、このラインで後継機を出すかは疑問だ。仮に出たとしても、フリーアングル液晶とかを省略しE-620の廉価バージョンとして出るかどうかと言ったところだろう。

3.微妙なのがE-420後継機

E-420も基本的にはそうではないかと思う。上に書いたように、オリンパスは恐らくフォーサーズ3桁機はこのE-620を出してガツンと言った後は、より小型化への回答も合わせ、マイクロ機の方で勝負にでるはずだからだ。

では、E-420は無くなるのかと言ったら、私はNoだと思いたい。ただ今年は出ないだろう。多分来シーズンだと思う。何となく、E-410から始まったフォーサーズ第二章はE-3,30,620の3ラインで一応の区切りをつけた感がある。そして、マイクロの立ち上げと共にオリンパスの考えるフォーサーズと、マイクロの立ち位置が実際の製品ではっきり見えた後、マイクロ併存後のフォーサーズ第三章というべき来年春まで次期E-4xx機はお預けかなという感じだ。(笑)

4.で、私の妄想は

ずばり、E-620はE-520とE-420を合体させた実質の後継モデルの様に見えるが実際は、これはE-520の後継機をE-4xx系のモデルまでぎゅぎゅっと縮めたのだという理解である。

従って、来春までにE-520,420がディスコンになるのにあわせて次はE-4xxの後継、例えばE-7xxの様なこれまた、あっというE-4xxの後継機が今度はE-6xxよりも上位バージョンで出るのではないかなと勝手に期待するのである。

実際、無理無理と言いながらあの筐体にあれだけ詰めてきた。また小さいながらも視野率を別にすればE-620でファインダー倍率はE-1と同等にまで戻してきた。E-1の小ささでも、上質のペンタプリズムとスクリーンを奢れば、見えや切れがよいのはE-1ユーザーならわかるだろう。おまけに倍率が大きい方が良いならE-1と違ってME-1も使えるのである。

仮にE-620のファインダーをE-1同等のプリズムに換装し、出来ればME-1装着でも見えやすいのを想定した上でアイポイントを作り、これを防塵防滴仕様で縦グリの同様のHLD-4を合わせれば多分E-620の上位でも売れるだろう。バリアングルやフラッシュを取っ払って迄究極までストイックに仕上げるかどうかはまあそれで売れるかどうか次第とも言えるが、、(笑)

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逆に言えば、次のフォーサーズの新しいブレークスルー(新型撮像素子か何か)まではこのE-620で充分かなと言う気がする。むしろ、このE-620のこだわりと同じ様な思いの詰まったオリのマイクロ機を早く出して欲しいものだ。こちらも期待出来そうだ。
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by Hiro_Sakae | 2009-02-25 23:59 | E,Pen-system関係


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