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2009年 04月 12日
と言うことで、、
 また勝手ながら、両標準マクロを使ってみてあれこれと、、

と言うことで、、_c0036985_1919388.jpg

E-3, ZD35/3.5 Macro
ISO320, F6.3
CaptureOne 4.6 Pro




当初の予想通りの部分とまたそうでない部分も色々あったが、

先ずは、ZD35マクロはやはり良いなと再確認した。良くも悪くも開放でびんびん飛ばしていけばきっちり仕事をしてくれるところはZD35マクロであろう。下の記事にも書いたが今回はE-3との組み合わせで持ちだしたものの、ZDに関しては良くも悪くもE-3からE-620,G1に至るまでフォーマットは何ら変わらないので、これらのボディと組み合わせた場合の小型軽量+可変アングル液晶での取り回しの良さという意味でも、ZD35マクロの方がアドバンテージがあるだろう。これを非球面やEDガラスを一枚も使わず且つ、梅ラインでリーズナブルに提供してくれているのは正直ユーザーとしてはありがたいことだ。

一方、Micor-Nikkor(或いはフルサイズと言っても良いかもしれない)を使って思ったのは、久しく忘れていた絞り値による絵の雰囲気の変化をきちんと意識しないといけないと言うことだろうか?ZDの場合このマクロや竹以上のレンズなど絞りの変化はどちらかというと単純にぼけ具合のコントロールの為だけで且つ、その絞り値の変化もあまりドラスティックに使うと言うことは無かった。これは悪く言えば絞り値の変化を楽しめないと言うことになるのかもしれないが、良く言えばぼけコントロール以外はあまり気を使うこともないと言える。絞り値の選べる幅が狭い分、開放から使いやすいフォーサーズと、幅は広いが開放から2段絞り程度の巡航状態までに変化があるフルサイズというのはステレオタイプに語られる事であり、十把一絡げにこれで語ることは乱暴とは思うものの少なくともこの両レンズの比較についてはある程度当たっているような気がした。

従って、マイクロニッコールの開放付近から2段ぐらいまでの描写を使わないでおくかあるいはここの変化も積極的に使い込んでいくかはユーザー側の好みによると思うが、私は何とかこれはこれでフォーサーズには無い部分としてうまく使えるようになりたいと思った。特にマクロとして普通に寄りで使っている分には良いがある程度距離が離れた際に、ZD35マクロではぼけが足りないと思う時が無いわけではないからだ。

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そういう絵に関係の無い部分では、今日のように微風がある場合に撮影のイージーさという部分では高感度を稼げるD700の方が楽だったのは事実だ。E-3でも感度をもう少し上げれば良いじゃないかと言う面もある。ただ、マクロで特にバックがとろとろですっきりしている状態というのは混み合っている時以上に無地に近い分高感度のノイズが目立つのである。従って自分の我慢で何とかなる部分はISOをあまり上げたくないと言うのが本音のところでもあるからだ。微風でも拡大している画面上では結構揺れるもので、このあたりはD700の高感度はありがたいなと思ったところだ。


本当は良いとこ取りで足したようなカメラがあれば良いのだがそういうわけにもいかない。(笑)うまくいきそうでいかないものである。

さて、今回は標準マクロだったが当然、どこかで中望遠マクロ同士で比較をすることになる。まあZD35マクロ以上にZD50マクロが頑張ってくれると思う反面、少し試してみたがニコンの105VRマクロも相当良い。個人的には60/2.8よりも良いような感じもする。(その分でかいけれど、、)

後は、Jadowな使い方あるいは、敢えてフォーサーズユーザーとしてNikonにメリットを感じたアダプター経由でのNikkorの35/1.4、50/1.2あたりのフォーサーズでの利用を試してみるつもりである。
Nikonのフルサイズ+フォーサーズのダブルマウントにより
・DやMFレンズをアダプター利用で使えばニコンの下位機種と違い絞り優先AEが使えること
・同じくNikonAPS機よりもより寄れること
と言うフォーサーズとの親和性?を検証してみたい。(お試しではNikkoro35/1.4の中望遠化はかなり良い感じであった)

とまあこんなところだ。

と言うわけで、既に昨日から記事にしているとおり、色々考えたがFXで別のブログなどを立てずにここで今後もフォーサーズとごっちゃでやっていくつもりではある。宜しくお願いしたい。

by Hiro_Sakae | 2009-04-12 20:02 | ZD35 Macro


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