2009年 04月 26日
D700を買った時のアンケートで、、
まあ、与太話である。

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D700 Micro Nikkor 105/2.8 G
CaptureOne 4.7 Pro, 70's Look(modified)




オリンパスでも商品を買って製品登録をしたりすると、アンケートを行う仕組みなっている。何で知ったのか?どこに惹かれたか?と言った購入の動機からはじまり、購入者の属性(年齢や職業、手持ち機種等)、実際の使い勝手に関するもの(気に入った点、不満な点)があって、併せて購入したもの、今後欲しいもの等があって自由意見というのが大体オリンパスのアンケートの流れと言った感じであろう。購入者対象に次期機種への希望のようなアンケートやレンズなどではこれから欲しいレンズなどというものもある。これらを当然今後の機種の開発等に当たって利用するのであろう。

ニコンのD700を買って製品登録する際にも同様のアンケートがありオリンパスと同じ様な質問項目があった後にオリンパスのアンケートには無いものがあった。ここで具体的な質問内容を書くのは差し控えるが、言ってみればその機種やシステムに関するものを少し離れて、購入者のプロファイリングをする様な類の質問がかなりの数でなされているところである。例えていうなら、「自分の持っている機材をほめられたりすると嬉しいですか?」とか、「良い写真を撮るためなら多少カメラが重くても我慢出来る方だと思う」とか言う質問に肯定的なものから否定的なものまで5段階で応えるものである。

コンシューマー向けのDSLRにおいては、購入者層の大多数はアマチュア、非業務向けである。選択においては当然人それぞれスペックを中心に色々検討を加えるとは言え最終的な判断は「全く主観的」に選択すると言う部分においては、こういう「そもそもこれを買った人間とはどんな性癖を持っているのか」というプロファイリングを行うと言うのは当然のことであろうと思ったからだ。また、こういう風に質問を変えることで本音が透けて見えることもままある。

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例えば、D700を購入した動機が本音ベースでは、「周りの写真仲間に見せびらかしたい」とか「せめて、俺が持つならフルサイズじゃないとかっこがつかない」とかそういうものだったとしよう。
だからといって、仮に購入動機の中の選択肢に「周囲に見せびらかしたいから」とか、「かっこわるいと思われるのがいやだから」と言う選択肢があったとしても、それを敢えて選択する人はいないだろう。むしろ、そういう傍目を気にする人ほど、「作りがよい」とか「高画質だから」という「ふさわしい」理由を選ぶはずだ。

しかし、質問がそういうものと離れて、「機材をほめられると嬉しいか?」となるととても嬉しいを選ぶことはある。となれば、この人の本音はいくら高画質で作りが良いカメラであるとしても、それを使っていてほめられたり、注目されたりしないのであればそれは「魅力のないカメラ」になる可能性がある。私は、カメラに関してはアマチュアであるけれど、本業、自社の営業に戻って考えてみると、特に顧客が自社製品に興味を持ちながらも最終判断においてネガティブな対応をする場合には、購入したくない理由が本当の理由かどうかを見極めるというのはクロージング出来る案件かどうかを白黒つけるイロハのイ共言える。

いや、そんなに難しく考えなくても細かいところに難癖つけているが詰まるところ社長の趣味に合わないのだとか、部下を飲みに誘っていつも用事が入っているのは実は私と飲みたくないのだということはままあることだ。(笑)この辺を探って、アンケートの後ろにあるユーザーの本音を探る、プロファイリングを行うという意味では単に倍ほど質問項目が増えただけであるがニコンさんのアンケートの方が精度的にはかなり正確な把握が出来るように思った。

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私が、これを書きながらなるほどな?と思ったのは確か去年の秋~年末にかけての日経の記事だったと記憶するが、ニコンさんの快進撃?に関してインタビュー記事が載っていたのを思い出したからだ。

既に色々なメディアで既出ではあるが、ニコンがD40以降快進撃をはじめた裏にはニコンが従来のどちらかと言えば開発側の影響が強かったものを営業側の意見を採り入れるように改革していた事がある。FXの登場もさることながら、ニコンのシェアをここまで復活させたのは他ならぬDXシリーズの拡販が上げられるのだが、ニコンはD二桁機の拡販においてメディアへの露出の金のかけ方としてはD300に一番力を入れたとのことだ。これで強烈にニコンのDシリーズのブランドイメージやクオリティを訴求した上で、これを見て実際に店頭に足を運んだ顧客に対しては、「それと同じ様な?クオリティでお求めしやすい」D二桁機等をお勧めすると言う戦略をとったと書いてあった。

恐らく、然るべき肩書きの人がそういうのであるから最初からこのD300で訴求して、その後の店頭へ足を運んだ客の内本当にD300やFXを買う客、そうでなさそうな客の下位機種への誘導、その際のセールストークなどは一連の囲い込みとして戦略的に徹底されたものなのだろう。今年以降は、どうなるのかは定かではないものの今まではこれがうまく功を奏したというところであろうか?

何れにせよ、各社各様面白いものだと思った次第だ。
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by Hiro_Sakae | 2009-04-26 22:38 | 雑記諸々


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