2009年 05月 24日
E-3のスペースプロジェクトに関して、
 既に、読まれた方も多いかもしれないが、若田さんが持っていたE-3に関してNikkeiNetに記事が出ている。これに絡んで与太モードで、、



ちなみに、今回インタビューに答えておられるのはオリンパス イメージング 開発本部 開発企画部 技術情報グループリーダーの小笠原裕司さん。E-3登場時のPassion for Bestにも開発メンバーとして熱く語っていた方で、私はE-30のイベントに行った時に初めてご本人を拝見した。E-3関係の方では渡辺さんや、寺田さんをイベントでお見かけしたことはあるが、御両名はネット等で拝見するのと同じスーツ姿ばかり。この時の小笠原さんはE-30の現物のあるところで揃いのジャンパーを着ていて、なんつーか、普通の気さくなおじさんという感じであった。ちなみに、この時お話しした時に小笠原さん自身はZD12-60よりZD14-54の方が好きだとおっしゃっていた。こちらは当然名乗らず、ふーむと聞いていた。小笠原さんの語りとキャラが私にとってはE-30購入の最後の一押しになった。

とまあ、これぐらいにして今回、氏が言っているように今回のE-3はNASAの公式カメラになったとかそう言うのでなく、若田さんに「頼んで有償で持っていってもらった」という感じだ。勿論、記事にもあるように勝手に持っていってもらうわけにはいかず、NASAのテストをクリアーしなければいけないようであるが、氏曰く「過剰と言えるほど」堅牢であるE-3は、殆ど我々が使っている状態と同じもので検査をパスしたようである。

事の成り行きがどうであれ、普段使っているE-3が防塵防滴で気軽に持ち運べるだけでなく、「ちょっくら、宇宙にでも持っていくか~」と思い立てばすぐ持っていける状態にあるということだけはわかった。だから何なんだと言う話ではあるが、まあそういうものをぶらさげて持ち歩いているのだというのは悪い気はしないものでもある。

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オリンパスのカメラで宇宙となると、フィルムからのオリファンとしてはOMのキャッチフレーズである「宇宙からバクテリアまで」を思い出す。また既にOMファンには有名な話であるが、これにNASAと来ると赤城耕一氏の「使うオリンパスOM」に興味深い話が載っている。

「プロカメラマンのオリンパス」題された章で意外な場面でのオリンパスOMの活躍が紹介されている。その中で、スペースシャトルの最初の打ち上げ時の話。

これのメインカメラとしては(ちょっと悔しいが)ニコンが採用され、このバックアップシステムとしてオリンパスのOMが採用されていたようだ。そして、この打ち上げ当日、不幸にもニコンの自動遠隔撮影装置が故障を起こしたため、これをOMがバックアップした。結果的にこの記念すべき最初の打ち上げの記録写真は全てオリンパスのOMで撮影されたというものだ。

当時、このニュースはオリンパス社内でも相当話題になり社内報で取り上げられた。スペースシャトル初打ち上げの写真をNASAの公式記録カメラとして撮影したことは、ある意味今回のE-3による宇宙撮影よりもうまく使えば非常にインパクトのあることであるが、当時のオリンパスはこのNASAの一見を一切大々的に公表することは無かったと言うことだ。

恐らく、オリンパスとしては非常に栄誉な事とは言え、ライバルの失敗により転がり込んできたことを大々的に自社の宣伝に使うと言うことは良しとしなかったのではないかと思う。この辺は良くも悪くもオリンパスはきまじめである。

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今回の件も、これはこれとして出来ればこれを機会にNASAにE-3を売り込んでくれれば良いのにとか勝手に思ってしまったりする。
と言うか、本音のところはこのプロジェクトが発表された時にも少し書いたけれど、あのスペースカメラ用のボディキャップとレンズキャップをオンラインショップ限定でも良いから売ってくれないかなと思ったりもした。別にあれを付けたからってどうと言うことはないのだが、まあ何となく欲しいなと思ったりもしたからだ。
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by Hiro_Sakae | 2009-05-24 23:44 | E,Pen-system関係


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