2009年 06月 17日
E-P1に関する小川本部長、渡辺部長の談話が
アップされている。
小川本部長の方は、日本でデジカメWatchの記事に。また、渡辺部長はドイツでのオリの発表会でのようだ。こちらはDpreviewに載っている。




小川本部長は今日の日経産業新聞の記事でもインタビューが出ていた。また、E-P1の発表会にはオリンパスイメージングでなく、オリンパス本体の菊川社長がでていたが、私の記憶する限り新製品発表会の席上に菊川社長自ら出てくるのはE-1以来ではないだろうか?確かE-3の時はイメージングの大久保社長であったような気がするからだ。記憶違いだと申し訳ないが、、、、

小川本部長の記事はリンク先を読んでもらった方が早いかもしれない。渡辺部長の発言はまた端折りモードで私が気になったところを箇条書きすると次の通り
1.(今回以外のパンケーキを含む)その他のレンズや、EVFは現在開発中。

2.実は、このミラーをはずしてセンサーからのバックフォーカス長を短くすると言うアイデア自体は2002年1月まで遡る。(パナと連携前、フォーサーズ規格を練り上げている頃)

3.E-420等の超小型DSLRが若い層と、コンパクトカメラからのステップアップ層を吸い上げたがそれでも、まだコンパクトカメラの20%程度の層が、DSLRは買いたいが、重い、大きい、操作が複雑と思っている。

4.この潜在層は現在のDSLRのマーケットの2倍もあるもの、従って現在のフォーサーズとは別に新たなこの市場を取り込んでいくのがマイクロフォーサーズ。

5.そして、5年以内にさまざまなメーカーが参入してきて、この市場が拡大していくだろうがもし彼らがAPS-Cサイズのセンサーを使う限り、小型化等を含むアドバンテージを維持し続けるだろう。

6.マイクロにおいては、パナソニックと同様のデジタル収差補正をおこなっている。しかし、最終的な画質においては、レンズの光学的性能が一番大切だと考えている。(個人的には、より小型化と同じマウントでの互換性確保のために、レンズ情報からの収差補正は出来る仕組みとなっているがそれをどこまで使うかどうかはオリとパナでは違うのかもしれない。尤もパナのレンズがE-P1では収差補正機能が無く効かないと言う事態ではなさそうだ。この辺は小川本部長の発言にも同様の趣旨の発言がある。)

7.新型のTruePicにより、最高感度をISO6400まで上げたが、高感度特性のみならずジャギーや偽色の発生もより改善された結果として、E-P1の撮像素子はローパスフィルターも改良されている。

8.来春までに、超広角ズームと、高倍率ズームは出すが、その他のレンズも含め出していく順番はE-P1リリース後のユーザーのリクエスト等を参考に決めていく

と言ったところか?

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小川本部長の方でより明らかであるが、このDSLRの2倍あるかもと言う潜在的需要層の掘り起こしに関して、パナがDSLRライクなものでいわば直接的に掘り起こしていくのに対し、オリはDSLRとは違うカテゴリーレンジファインダーライクなもの、よりコンパクトに近いものを狙っているようだ。

また、小川本部長の発言だとその進め方も、
「一眼レフカメラを使いこなしているハイアマチュアでも、サブカメラあるいはプライベートカメラといった位置づけで小型の良質なカメラを求めるニーズがあると思います。最初はそうした方々がユーザーになっていただけるのではないでしょうか。また、フランジバックの短さを活かし、マウントアダプターを使っていろいろなレンズを試したいという人もいるでしょう。もうひとつは、通常のコンパクトデジタルカメラでは飽き足らない方々。最初はそうした、いわゆるハイアマチュア層のお客様が圧倒的に多いと考えています。そこから認知が拡がっていけば、一眼を使っていない方々にも注目して頂けるのではないでしょうか。」

つまり、このあることは間違いないが、事実として未だDSLRに動かない大きな潜在層に切り込む上で、ハイアマチュア層を敢えて狙っていき、そこから認知を拡げると言うことだ。ここはパナとは違うところだろう。

ちょっと、小川本部長ってやっぱりまじめだなあと思ったのは今回、ストロボを割り切った理由はいいとして、EVFも省いた説明の件で、、
「実はフラッシュに関しての悩みは、さほど大きくはなく、すぐに判断を下したのですが、もっとも悩んだのはファインダーでした。背面液晶によるライブビューだけでなく、電子ビューファインダーも必要だと思っていましたが、どうせ載せるなら納得いく電子ビューファインダーを搭載したい。しかし、まだその段階まで煮詰められなかったので、今回はライブビュー専用に割り切りました。自分自身で試作機をテストしましたが、小型・軽量でどこでも持ち運びできる楽しさが引き出せたこともあり、結果として良かったと考えています」

と言うことは、試作段階ではEVF搭載モデルも検討はしたけど、満足出来なかったと言うところか?個人的には文脈からも恐らく噂に出ている2号機はEVF搭載モデルでE-P1よりは少し大きめで出てくるのかもしれない。また、ホットシューへの外付けEVFの可能性への質問の返答ぶりでは少なくとも物理的にはやってやれないことはないみたいである。

また、レンズ第二段に関しては、少なくとも超広角ズームと、高倍率ズームは渡辺部長の発言と合致するのでこれは確定なのであろう。フォーサーズと違い、マイクロはパナもレンズを揃えてきており、ここは標準ズームに続いて、超広角、高倍率とオリVSパナのガチンコ勝負が見られそうである。
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by Hiro_Sakae | 2009-06-17 22:02 | E-Px,Gx関係


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