2009年 07月 04日
とりあえずの第一印象などを、、
多少順序はアトランダムに、与太を混ぜつつ、、
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昨晩、自宅へ戻ると届いていた。まずは、いつもの通り若干の設定からはじめた。

E-P1は勿論、デフォルト設定のままでも使えるし、難しさ?を排除するためかメニュー画面でもデフォルト設定では細かいカスタマイズのタブは出てこない。まずはこれをONにするところから始める。設定項目自体は、E-30から位相差AF関係(AF微調整等)に絡む部分をのぞいた格好で設定機能は豊富である。

一時オリンパスはE-410でエントリーの機能設定を一部簡略化したが、E-620やE-P1では機能設定は上級機と同等のカスタマイズが出来る様にする一方で一般的なものと細かいものに分け後者の方は隠せる仕様にしている。E-P1の様に、既にDSLRを使っていてこれをサブ的に入れる層と難しそうなのは嫌な層が混在するモデルとしてはこれで良いのではと思った。少なくとも勝手に簡略化されるよりは良い。

まず、直すのはAFのポイント移動をOKボタンで操作できるようにすること。これに関してはフォトフェスタの時に他のユーザーとも話したが、むしろこれをデフォルトにしておくべきではないかと思う。正直、最初実機に触った際にAFポイントの移動がわかりにくく、わかった後も面倒くさかったからだ。

それから、露出値調整で基準露出値を1/6アンダーに設定。気持ちの問題であるが、多少アンダーは救えるのでまあ白飛びの保険の様なものである。白飛びの粘りはTruePicIII+で改善され、今回のVでも改善されており、E-3迄の時代を考えると隔世の感がある。従ってこれに1/6保険をかけておくと特にオート任せの時に楽ちんであると言えよう。

次にISOオート上限。これはデフォルトではISO1600であるがこれは一段落としてISO800とする。ぶれ補正もあり、自分ではISO800でも大丈夫な時でもオートだとISO1600に上がるのでISO800以上を必要とする際は勝手に上がってもらわず、明示的に切り替えた方が良いからだ。ここのオートに関してはNikonのD700だと、どのシャッター速度を下回るとISOを上げるというタイミングが自分で設定出来る。この仕組みをオリも入れてもらえると良いんじゃないかなと思う。

また、AE関係ではこれは以前から、AEL時には評価測光でなく、中央重点測光に切り替わる様に変更。Fnボタンは、AF-MFの切替に変更。
後は、結局ほとんどデフォルトで使用した。

では、細かいどーでも良いところで気づいたところを、、

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液晶について、、
今日は晴れていたので、太陽の方に上向きにして液晶をのぞき込んだらさすがに見にくかったけど輝度差は残っていて画像はきちんと見えた。写り込みに関しても普通に使っている分に関しては問題はなかった。ただ、液晶に関して言えばE-620のハイパークリスタルIIIの方が一枚上手だと思う。あれは液晶が稼働するために、真上に向けるのも可能だが日が出ているところでも本当によく粘るというか見える。とは言え、こちらのE-P1も使用上、支障が出るという事は無いだろう。

先日、記事にした仏誌での渡辺氏のインタビューでは今回より高画素の液晶を採用しなかった理由の一つはこの明るいところ等での視認性について、90万画素級のものは輝度差が(オリの)基準を満たせなかった様である。高精細な見えの良さと、いつでも見える視認性の確保を天秤にかけて後者を優先したと言うことだろう。

既に、色々書かれているが、MF拡大もスムーズであり実際に「ファインダー」として使う上での画素数によるハンディは殆ど無いと思えるし、逆にファインダーとして常用を考えるならどっちを選ぶとなれば視認性確保をとった判断は良かったのではと思った。見えなくては話にならないからである。今日は素のままで使用したが、これに低反射の液晶シートでも張れば更に問題ないものと思われる。

ホールディングについて
コンデジよりは幅があり、且つ適度のウェイトがあるために脇があいて安定感に欠けるというのは意外と軽減されるなと言うのが印象である。後はグリップの無いボディであるがE-410等に比べてボディが薄いために持ちやすい。元々フイルム一眼レフやレンジファインダーの時にはグリップが無いボディで安定していたわけであるにもかかわらず、E-410の時に若干違和感を感じた方は、E-P1の方がしっくり来るかもしれない。

脇があかないという意味では、コンデジと違い、左手をレンズの下に持っていくDSLRに近い持ち方にすると、上述の横幅との関係で安定する。

シャッター音や金属外装について
シャッター音は、絶対音量はE-620やE-30よりは抑えられている、、と言うよりもやはりボディを金属外装で密閉したためか、貧弱というより良い感じの音だ。音などない方が良いという人もいるかもしれないが、このシャッター音であれば質感アップに効いていて、耳障りも悪くないので私はこれは良いなと思った。

また、同じメタルボディでもDSLRのマグネシウム外装以上に、アルミとステンレスであるために昔の金属カメラの様なグリップした時の「ひんやり感」がある。いわゆる頭でイメージする金属ボディと触感が一致する。このひんやり感と、シャッター音が、重さを、「重い」ではなく、質感の感じさせるものに変えていると思う。多分これで軽かったら、この辺の雰囲気とちぐはぐ感が出てくると思う。

外付けファインダーについて
この手のファインダーで厳密なフレーミングをする人はいないと思うが、いわゆる外付けファインダーとしては普通に使える。ただ、問題はAFが合っているかどうかをのぞきながらだと「ビープ音をON」していないとわからないというところだろう。液晶の左上部にAFが合焦すると緑のマルが出るのでファインダーをのぞきながらそちらに視線を移すことができるためそれでも確認はできるが、いちいち視線移動は面倒である。

本来は、合焦マークぐらいはファインダー内に表示してもらえるとベストだが、ファーム出来そうなモノとしては
・例えば、AFが合えば液晶全体が緑色になる、あるいは点滅する等であれば視線移動しなくてもわかる。
・同様の手法として、ファインダー利用時に液晶OFFに設定すると、AFすれば液晶がONして知らせるとか、
まあ何か考えられないかと言うことだろう。合ったかどうかさえわかればよいので何とかならないかと思ったのだ。従って、今日はビープ音をONして使っていた。

後は、ファインダーのフレーム枠が換算35mmであるが、その外のファインダー全体で見える範囲が大体換算28mmで使えることがわかった。また標準ズームだと下部が少しけられる一方でファインダーをのぞいたままで、丁度ファインダー下部にズームリングの焦点距離が見える。従ってズームレンズでも換算28mmと35mmはファインダーをのぞいたまま焦点距離をセットして、使うというのが可能だ。

レンズについて
どーでも良いことかもしれないが、ズーム、パンケーキとも、小梅と違って金属マウントでかっちりとしている。気になる人はそこのところは大丈夫である。

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最後に、
個人的には、このボディにEVFとストロボを付けると少なくとも背は高くなる。まとめ方としてレンジファインダーライクにしたとしても、もう「コンデジの延長」的なところからは少し離れるかなと、、本当にレンジファインダーカメラの大きさに近いものになっていく感じ、ライカのCLとM8の間ぐらいかなあと言う気がした。

それはそれで、興味が沸く一方でまたこのE-P1とは違った魅力、もしくは違った層にアピールするものになると思う。
私は、これにEVFを搭載するよりもむしろ、この液晶の上部がヒンジ上になっているだけで良い(=殆ど大きさを変わらない形にして)液晶の可動機構を入れて欲しいと思う。EやG1の様に横開きでぐるぐる回るのものでなくもっとシンプルなものだ。そうすると胸の前にホールドして斜め下に見下ろす時は、ローアングルでのほーディングの安定性と自由度が著しく高まる。

デジタルになり、オリがE-330でライブビューを提唱した時にはそれはEVFへの過渡期と言ったものでなく、ファインダーをのぞくスタイル、アイレベルからの撮影スタイルの解放というのがあった。光学だろうが、EVFだろうがアイレベルでの利用をメインとするラインはEやパナのG、それにペンの噂されている2号機等これからも選択肢は豊富にあるはずだ。その中でこのE-P1はファインダーレスだけど、安物でなく、質感があり、将来的には殊液晶ビューで撮影するなら、小型軽量の取り回しから視認性、使いやすさまでこれの右に出るボディは無いという極め方をしてくれればなあと思う。

特に、アイレベルファインダーの利用や、そのスタイルを前提として安定したホールディングを考えたい場合(運動会等の動体?、望遠、重量級のレンズ等の利用)に関しては、「どうせ、アイレベルなら光学の方が良い」というレガシーな人間且つそれと併用を考えている人間にとって見れば、このE-P1路線もEVF搭載機同様に進化していってくれればと思ったからだ。

とまあ、こんなところである。
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by Hiro_Sakae | 2009-07-04 20:00 | E-Px,Gx関係


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