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2009年 07月 19日
で、ZD50-200もついに、
うちの旧バージョンも二代目に代替わりすることになり、本日最後のミッションを終え、SWD仕様に「化身」すべく旅立っていった。去年11月にマイクロ登場後を見据え大ドナドナ計画を実行して「打ち止め感」を出したにもかかわらず、E-P1予約ポチから再びがしゃがしゃ入れ替えてしまった。何かの参考に(なるわけないか(笑))、もとい、与太話として楽しんで頂ければ幸いである。後、一応、旧ZD50-200の我が家でのラストもはっておきます。

で、ZD50-200もついに、_c0036985_0133239.jpg

E-30, ZD50-200/2.8-3.5
ISO 200
CaptueOne 4.8 Pro



ちなみに、私が11月にこれだ!的にほざいて組み立てたラインは以下の通りである。

ズーム
ZD14-35,ZD35-100の松ライン
ZD11-22,ZD14-54,ZD50-200の竹ライン
LD14-150(LDはLeica-D)
の6本

単焦点は
LD25、ZD50,OM90,ZD150とつなぐ大口径
ZD25,ZD35,ElmaritR60とつなぐライン
の7本

でフォーサーズを固めると、、当時の文章を読めばマイクロのレンズには頭が及んでいないようなのでこれとは別にマイクロが出ればこれを足すというところだったのだろう。自分で言うのも何だが、こうしてE-P1が出て今の自分の心境からすると、気合いの割に「冴えない」ラインナップだったなあと言う気もする。まあ、致し方ない。と言うことで、今回の入替もまたいつか振り返れば「あらまあ!」と言うことになるのかもしれないが、その後五月雨的に出入りしたものから今回出来上がり姿までの変遷をまとめると以下の通りである。

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「出て行かれた方」
ZD松 無し
ZD竹 ZD11-22、ZD14-54,ZD50-200
ZD梅 ZD25
OM  90マクロ
LD  LD25、LD14-150
ライカ マクロエルマリート60/2.8
の計9本
(他計画外のMFレンズは今後感染しないように今回はフォーサーズのアダプター諸共ドナドナ)

「入ってこられた方(含む出戻り)」
ZD松 無し
ZD竹 ZD12-60,ZD14-54II,ZD50-200SWD
ZD梅 ZD9-18、ZD40-150、ZD70-300
OM、LD等無し、
ZD豆(マイクロ) MZD17、MZD17-42
の計8本
とこうなった。

今回の構成の考え方としては、以下の通りであるがポイントはマイクロ用にフォーサーズレンズを使ったところだ。

「E-system」
A.ZD14-35,ZD35-70の大口径ライン
B.ZD12-60,ZD50-200のSWDライン(フォーサーズメイン)
C.ZD9-18, ZD14-54,ZD70-300の軽量イメージャーAFライン
D.単焦点はZD35マクロ、ZD50マクロ、ZD100マクロ(予定)、ZD150

「Pen-system」
A.MZD14-42にZDの9-18と40-150で補完(40-150はPen専用の感じ)
B.単焦点はMZD17にZD35、50マクロで補完

種類別出来上がりは
松3,竹4,梅4,豆2の合計13本で本数そのままでマイクロが加わった形だ。
ZD100マクロはまだ入っていないので、現状ではフォーサーズ用に限れば丁度10本である。

また、サブの方であるFXに関しては、あまりに稼働が低いAi-Sトリオを上記入替の足しにすべくドナドナしてしまい、現行では
AF-S&ナノクリのマイクロニッコールコンビと70-300EDの3本体制となった。懸案は標準域のズームがないと言うことであるが私にとってのFXは全ての領域をカバーしなくちゃいけないこともないので当面これでいくつもりだ。

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と言う形ではあるが、今回の趣旨?とやり残しているものに関してアトランダムに書くと以下の通りだ。

1.ズームの組み合わせに関してと今後の集約について
Cに便宜上ZD9-18を入れたが、基本的な考え方は2本セットがやはり良い、3本は面倒くさいというところだ。大体慣れたところで決め打ちでいける時は良いのだが何が出てくるかわからなくて広くとりあえずカバーしておこうとなると少ないに越したことは無くこれがZD12-60&ZD50-200をメインとする理由である。

従って、本来のイメージはZD12-60とZD50-200と言うメインがあり、これの広角端、望遠端の拡張としてZD9-18とZD70-300の両レンズがあると言う形だ。そう言う意味では実はこのB、C5本の中ではZD14-54IIが冗長ということになる。が、ここは私にとってのこのレンズは先代のZD14-54から「うちのZDにおける標準原器」の様な存在であるのでまあ別格と位置づけているものである。

ただ、冗長という意味ではこの秋から噂されているZD単焦点のF2(もしくはそれより明るい)レンズ群が本格的にリリースされてきた時にA,すなわちZD松ズームとそれらの兼ね合いをどうしようかと言う方が悩みどころである。

例えば、予定に入れているZD100マクロがZD100/2という形で出てきた場合のZD35-100をどうするかと言ったところだ。既にZD50/2がありワイド端はZD14-35のテレ端でカバー出来るために
ZD14-35+ZD35-100よりも、ZD14-35とZD50,ZD100の方が総重量でも軽いとなるとそっちの方が良いんじゃないかと思うのである。ZD50とZD100の何れか一本にすれば尚軽いし、現行のZD50の出来から言っても、ZD50+ZD100の画質が、ZD35-100の呼応する画角の画質に劣ると言うことは無いだろう。
従ってZD50+ZD100でZD35-100より軽く、加えてZD100がSWDとかだとこの二本コンビでZD35-100をリプレースしようかというのは真面目に考えている。

まあ、それを言ってしまえば4-3Rumorsの噂通りに25~35ミリクラスにも大口径の単焦点が入ってくるなら、多分私はZD14-35ズームも多分これにリプレースするだろう。竹のズームで画質と機動性を両立した上で、松ズームクラスの超弩級画質を自分の欲しい画角だけピンポイントでより小型軽量で補強出来るというのであればその方がありがたい。

2.マイクロとの共用における小梅の関係
ZDの場合、特に梅の中でもオリが独自のものと思われるZD9-18,ZD14-42,ZD40-150、ZDパンケーキ、ZD35マクロはDSLR用としては充分小さいと言うところである。
尤も、この中で(画角は違うが)パンケーキと、標準ズームはキットで出ているので候補としては、それ以外の3本がマイクロと共用する候補としてあがるわけだ。

ちなみに、オリにはこれ以外のレンズがないのでLUMIX-Gとの比較ではこうなる。

LUMIX-G(最大径*長さ、重さ)
7-14/4 (70*83.1, 300g)
14-140/4-5.8 (70*84, 460g)
45-200/4-5.6 (70*100, 380g)
ZD(同上、長さ、重さはアダプター分20mm、83gプラス)
9-18 (79.5*93, 358g)
40-150 (65.5*92, 301g)
35macro (71*73, 248g)

やはり、マイクロでの小型軽量が際だっているのは7-14ズームと言える。またMZDのパンケーキなどを見てもセオリー通り中望遠から特に広角は今後もマイクロ専用レンズがより小型軽量になって出てくるだろう。
ただ、ズームレンズのようにレンジがあるとここの領域にどれだけ絡むか(もしくは絡まないか)でフォーサーズ対比小型化のメリットが薄れるのも何となく見えてくる。またGレンズの場合はぶれ補正を組み込むとその分どうしても重量が増すのは致し方ないだろう。

私の個人的妄想としては
オリは今後ZDの特に梅とMZD(特にズームレンズ群)はいわば両マウント共用を睨んで組立してくるのでは無いかとくるのではと妄想している。

例えばこういう感じだ。
標準ズーム→ZD,MZDで両方用意(それぞれに最適にした小型化)
望遠ズーム→ZDで超小型化しMZDと共用
その他ズーム→超小型超広角はMZD、9-18はZDで共用
単焦点標準、広角→MZD専用を用意
単焦点マクロ、望遠→ZDとMZD共用

となると、
MZDは、標準ズーム、超広角、高倍率と、後は趣味性の高い広角主体の単焦点
それ以外はZDの梅をMZDと共有と言うところだ。
乱暴に言うと、
マイクロで完結するタイプ→高倍率ズーム
サブカメラ、趣味層→超広角ズーム、単焦点(標準、広角)
と先ず一本の標準ズーム(=現行想定されているレンズ)
以外はZDとの共用で行くんじゃないかなと妄想している。オリにとっても都合がよいし、マイクロとフォーサーズの併用としても無駄がない。「どうしてもマイクロ純正で揃えるんだい!」となれば、フォーサーズと違ってGレンズもかなり充実するだろうからだ。

で、共用を本格的にするとなると次の点だろう。
1.アダプター利用でも十分マイクロの同クラスと遜色ない重量、大きさ
2.AF等の使い勝手も同様
というところか?

1.に関しては、超広角、広角中心の単焦点、広角端を含む高倍率ズーム以外の部分になるのでレンズにぶれ補正が不要の点や、小梅で培った超小型技術を駆使すれば元々フォーサーズと差が出ない部分であるので可能かと思う。特に70-300を40-150ばりに小梅化して欲しいものだ。

2.に関しては、今後梅のリニューアルと共にレンズに当初から9Pinを用意し、アダプター経由でマイクロを使う際には9Pin仕様として使えると言うのはありだと思う。

何れにせよ、私はフォーサーズも使っているので広角に関しては7-14対比若干大きく重くはなるものの
・共用出来て、お値段もリーズナブル
・画角的には18mmまでカバーしてくれている方が使いやすい
ということで、マイクロの広角側はZD9-18とした。同じくZD40-150もマイクロの用途では150(換算300mm)で十分なのと、こちらはテレ端がみじかい分40-200より重量、大きさともコンパクトなのでこの二本を加えた、ZD9-18,MZD14-42,ZD40-150で一丁上がりにしたものだ。まあ、これにおまけでZD35や50が使えるのもありがたい。

とこんなところだ。

by Hiro_Sakae | 2009-07-19 22:13 | 物欲あれこれ


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