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2009年 07月 19日
下の記事にも関連して、オリのE-systemに関する
ことを、E-3Xの登場や下に書いたMZDとZDの事などに関連して少し書いておきたい。浪花節の入った濃いめのになったけど、、




もう、毎度の事であるがこの夏から秋にかけてのオリの動きを占うとすると、

・普通は、オリの場合はここまで来ればお盆の休み明けまでは動きがなし。
・お盆明けから8月中にコンデジの秋冬モデルがリリースされる。
・9月末前に、E-system関係があれば発表もしくはDpreview当たりに確度の高い噂が出る。
とこんな感じだ。
例外は、去年の8月のマイクロの発表。少し気になったのはDpreviewに欧米向けであるがコンデジの新機種リリースが出ている。これは例年より一月早い。ひょっとすると今年はお盆明けぐらいから何か動きがあるのかもしれない。ちなみに二強さんなどは、コンデジと併せてDSLR関係もこの辺から動き出すので他社に合わせた動きになるのだろうか。

と言うことで、恐らくノーマルに動けばまずパナのリリース、それからオリのリリースと動くか今年は勢いに乗っているので立て続けにリリースがあるかだろう。

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何れにせよ、4-3rumors始めネット上の噂としてオーソライズされつつあるものは以下の通りだろう。

「フォーサーズ」
・次期E-3は秋に出るが、E-4と言ったものでなくE-3Xと言った形。
・これに合わせて?レンズはZD100を皮切りに年度内に複数本単焦点中心にリリース。
・パナは何にも動きが無い見込み。

マイクロで新規顧客の囲い込みをがんがん行う一方で、フォーサーズの方はレンズを中心に既存層を中心に固めていくと言うところだろうか?BCNも7月14日発表分までは引き続きE-P1を主体に好調でメーカー別では3位をキープ。フォトフェスタの時にもオリの方から少し話が出ていたが、今回のE-P1登場後E-520,620などがつられる形で?順位を上げている。面白いものだ。

「マイクロフォーサーズ」
こちらは、オリ、パナとも勝負に出てくるようだ。
・オリは、秋冬のボリュームゾーンはEVFボディの二号機投入か?
・パナは、逆にEVF無しの新型ボディ投入?
・レンズ追加投入はパナのみの可能性大。

疑問符と言うか、隠し球を妄想しているのは「オリンパスが新型ボディに合わせたレンズを一本も出さないのか?」と言うところだ。普通に考えればあり得ない。裏を返すとEVFボディの投入パナの新型ボディ&レンズが投入された後にとも考えている。つまり、パナが秋~冬で来るなら、オリは年明けPMA当たりに持ってきて高倍率ズームと超広角ズームがここで一緒に出るという形である。今年度スタートはパナのGH1でスタートして、夏にE-P1と来たので、秋冬はパナ、冬春がオリと交互に毎シーズン何らかのマイクロボディ&レンズが途切れずにリリースされるというリレーを行うというのも充分考えられるからだ。

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とまあ、当たり前のことはこのぐらいにして妄想的なものは以下の通り。

1.E-3のメジャーバージョンアップは恐らく2011年
 根拠はないが、オリの時間軸から考えればこれだろう。Nikon筋の噂でD300も今年はD300Sで次期メジャーは2011年ぐらいと言うのと同じ感覚ではないだろうか?前回E-1→E-3が4年かかっているので同じぐらいはかかるとして、その中間の今年に改良機種を今回は投入したと言うところだ。

2.ZDレンズ群は再編成の予感。
 下の小梅とMZDレンズ群の連携の可能性や、秋以降本格的に展開されるZD単焦点レンズ群と松ズーム群との兼ね合いや、梅以外の第一章レンズ群のSWD化等々今一度てこ入れが入るような気がする。
 フォトフェスタの時に何人かのオリの方とお話ししたがその時感じたのは、E-systemの中心はEのボディでも、PenのボディでもなくあくまでZuikoDigitalレンズ群なのだと言う事だ。実際、システムの中で一番「つぶしが効くオールラウンドな立ち位置」にあるのはZDレンズ群である。特に今回懸案であったライブビュー時のAFの使い勝手を「本家E-systemより早く」全レンズに適用したのはその現れとも言える。

 将来、E-systemとPen、あるいは光学、EVFどの形式のボディがメインになろうとも「Zuiko Digitalレンズ群が使えるシステム」というところは「絶対にはずせない」と言う意志は言葉の端々に感じられた。勿論、小型軽量や使い勝手のために数年と言った長いスパンで見ればレンズとてボディほどではないが進化はしていくだろう。(ZD14-54やZD50-200など、、)また、例えば小型軽量ではMZDに譲り、あるいはMZDと同じ画質なのにZDの同等レンズがお値段も高くでかいというケースもあるかもしれない。
 しかし、(そう言う部分を捨象して、、)単純に
「このMZDと同じ画質のレンズはあるか?」
「このMZDよりもっと高画質のレンズはあるか?」
となれば、「必ず、ある」と言えるのがZDレンズ群であると言える。誤解を招かないように言っておくと、それはZDの画質に合わせて「MZDを手を抜く」という意味ではない。

 何れにせよ、MZDの守備範囲を意識しつつZDレンズ群は高画質とより小型を今まで無かった単焦点レンズの投入と合わせてシステムとして更に完成の域に持っていくような気がする。

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以下おまけ

 今回、E-P1を立ち上げるにいたってPenを復活した。これには異論も色々ある。単に過去のブランドイメージで商売するというのは私も問題であると思う。しかし、自社のブランドという資産を新たな技術でまたより強固に、そして大切に育てていくというのであれば私は良いことだと思う。

 例えば、登録商標などをみるとかつてのカメラで現在も更新されているものは意外と少ない。ちなみに今回のPEN関連は今でも更新されていて一番最新の最終更新は平成20年である。XAや、ワイド、Trip他殆ど無い。μはあるが、これは現行機種でもある。そして、そうもう一つ有名どころではOMである。知っている人なら、「あれ、確かOMってOMの二文字だけじゃ登録出来ないんじゃ」とか思われるかもしれない。そうである。それにOMはPenと違って数年前まで現行機種であった。

 従って、OM関連はOMでの登録はなく、ずばり「OLYMPUS OM1」として商標登録されている。そしてディスコンになった後の2007年の更新期限に再び更新されて今に至っている。

 私は、オリンパスがカメラを作ってから一体いくつのブランド名があったか全てを知るわけではないが少なくとも、この「Olympus PEN」と「「OLYMPUS OM1」に関しては、過去の商標ではなく今でもオリが大切に守っているブランド名であることに違いないし、それは決して形をまねました的なものでなく、これをそのカメラ(システム)に名乗らせると言うことは特別な意味が与えられるものと思いたい。

 一方でカメラ関連としてではオリンパスが古くから守り続けているブランド名は?となればこれは、「Zuiko」に他ならない。出願は1936年。オリンパス初のカメラと共に世に出たものだ。現存するブランドでは2年先んじたNikkorに次ぐものである。そう、ニコンさんはこのまえニッコール誕生75周年を大々的にキャンペーンしていたが、オリンパスのZuikoも2011年に「Zuikoレンズ誕生75周年」の節目を迎える。

 おまけとして、オリンパスファンとしての夢?は、この2011年にE-4が出て、またこの頃までにZuikoレンズ75周年を迎えるにふさわしいZD,MZDレンズ群が構築される。そしてその2年後の2013年にはEや、Penを包括するような、出来れば米谷氏の「幻のシステムカメラ-Mシステム」の様なものになってくれればなあと思う。

 ちなみに、2013年はOMシステムが生産終了した2003年から丁度10年。そしてオリンパス史上初の一眼レフシステム(PenF)誕生から丁度50周年。これはシステムレンズとしてのZuikoレンズシステム誕生50周年にもあたる。この、50周年という節目の年に、OMではついに幻となった「5」の称号を名乗るEのフラッグシップ機が出てくれればなあというのが私のまあオリファンとしての夢みたいなものだ。
 

by Hiro_Sakae | 2009-07-19 23:40 | E,Pen-system関係


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