2009年 07月 23日
おお、さすがやなあ!と唸らされた今月号のデジタルカメラマガジン
  同じ、インプレス社でもネットのデジカメWatchは硬軟取り混ぜて結構楽しませてもらっているが、デジタルカメラマガジン(DCM)と言うのは、DSLRの記事が主体で且つ機種比較記事となると、やはり「メジャーなスポンサーさんに支えているメジャー雑誌」を感じさせる。雑誌を支えるユーザー目線に偏らず、もう一方の支えてでもあるスポンサーさんにもきちんと配慮した大人の雑誌作りと言えようか、、ということで与太話である。



  夏冬のボーナス時期にはお買い物の一助に言うことだろうか、機種比較記事というものが恒例の企画と言えるだろう。今回のDCMでは特集1として「デジタル一眼レフ主要15機種その傾向と対策」というものだ。2009年7月現在でDSLRは9メーカー29機種あるそうで、その中の二強+オリ、ソニー、ペンタの15機種を登場させて項目別にABC等をつけてあれこれ比較した後、各機種その特性を見据えた使いこなしを紹介するという企画である。

  内容は、読んで頂くとしてちなみに、オリのエントリーはE-30とE-620。で、パナソニック、オリ共マイクロフォーサーズ勢のエントリーはゼロである。今、このレフレス一眼をどのカテゴリに入れるかなどというのは結構気にする人は気にする話題であるので、私は当初、「なるほど老舗のデジカメ雑誌さんだけあってそこはDSLRはあくまで一眼レフという筋を通したのかな」と思った。それはそれで、一つの見識ではある。DCMはそういう認識でやるというのであればこれはそれぞれの雑誌の個性というものだからだ。

  問題は、今回特集2として、巻末に「一眼レフユーザーが満足出来るサブカメラを選ぶ」という別特集を組んだ上で、そこにE-P1,G1,GH1のマイクロ勢にプラスDP2を入れた4機種の特集を組んでいるところだ。「サブカメラとして提案する4機種」で始まり、メイン=一眼レフという目線で、最後に「サブカメラになりえる4機種」と言うことで論評がなされている。

 読まれた方はわかると思うが、先ずはメインに使う機材は「一眼レフであろう」という前提から、それと併用するに値するあくまでサブのカメラという目線が刷り込まれるような感じだ。従って、機能性ではDSLRの入ったバッグに詰め込めるかどうかの「小型軽量」である。また、画質に関して機種コメントでは高感度他ほめるところはあっても、本文では、「一眼レフに勝るとも劣らない」の前に「サブカメラと言えども」という枕詞が着く。

 何か、いかにもの区分けだなあ?そもそも、DSLRなんて重くてメインにも使いたくないやいということでG1やE-P1をこそメインに使って時々重くても持ち出す時だけDSLRをサブに使う人や、そもそもDSLRを使わない人はどうなるんじゃい!と突っ込みたくなるところだ。「主要15機種」と言いながらDSLRもフルサイズからエントリー、或いは旧機種まで入り乱れているにもかかわらず、ひっくるめてこれらは「DSLRだからメイン」でそれ以外のマイクロ等は「サブカメラ」というのは、何となく大丈夫かい?と言う気がした。

 そして、続くCF,SDHCカードの買換えのススメの記事では「主要15機種+サブカメラ4機種」というタイトルである。これも無意識の洗脳?みたいな気がするが、ここまでくると「やるなあ、DCM!」という感じである。

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 で、筋が通っているようで解せないのはこの特集記事以外の部分。

 「デジタル一眼レフ最新事情」のコーナーでの「今月の注目製品はこれだ!」は、E-P1。6月の「デジタル一眼レフ売れ筋ランキング」にはパナのGH1が入っているし、デジタル一眼レフの価格動向推移には同じくG1が出ている。つまるところ、DCMは先月までG1などもひっくるめてデジタル一眼レフの中に入れて誌面構成されていたとおもうのだが、今回の特集は何故か微妙に区分けした感が否めない。デジタル一眼レフ主要15機種と、レフレス一眼主要3機種(っつっても今レンズ交換式はマイクロだけだが、、)という微妙な上下関係の演出という意図がうらにあり、ご丁寧にもレンズ交換式カメラ=サブとしたのでなく、DP2も入っているよ的な気遣いがをしているんのかなと思えなくもない。

 まあ、どーでもよいのだが、
 私はDCMの様な立ち位置の雑誌であるなら、既存カメラ雑誌の老舗どころとは違い、デジカメの雑誌だという矜持を見せて、「デジタル一眼と言う語にデジタルではレンズ交換式カメラの意味を持たせる」と言った定義、あるいは、レンズ交換式カメラの大カテゴリとした上でDSLRとレフレスを区分けして評価していくなどと言った新たな提案みたいなものを打ち出していくぐらいの気概があっても良いのではないかと思う。

  まあ、そんなことを思いつつも巻末までたどり着き広告索引を見た時に、ニコンさんは表2見開き、キヤノンさんは5Pぶち抜き、ペンタックス、そしてソニーではないがタムロンでそれぞれ裏表紙と、その表紙裏ときちんと「配置されている」のに、オリはE-P1が文中1ページ、パナに至ってはそもそも広告が無いという事態をみるにつけまあ妙に納得したりもしたのである。これで、別枠扱いでも特集組ませられるほどには存在感が出てきたかと、、
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by Hiro_Sakae | 2009-07-23 00:12 | 雑記諸々


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