2009年 08月 01日
Capture One 4.8が、E-P1に対応
 E-P1対応版がアップされた。現行ユーザーはダウンロードしてバージョンアップ可能。そして、問題のあれだが、、




 勿論、マイクロフォーサーズ特有の歪曲収差の補正であるがこれに関しては、CaptureOneのRaw現像は非対応。私の使っているのはPro版だがレンズ補正項目での「ゆがみ補正」で画像を見ながらマニュアルで補正しないといけない。MZDのズームに関しては下の記事で紹介したDpreviewの記事にも補正前、補正後の例が出ているが、丁度25mmの辺が補正前と補正後が同じ値(素のままでもOK)であり、テレ端、ワイド端はかなり歪曲が出ている。

 とは言え、私が撮るようなまっすぐなところが無い様な画像では、それだけを見るとどれぐらい補正して良いかわからない(=あまり気にならない)ところもある。ただ、Raw+Jpegで撮っている画像を並べて見れば一目瞭然だろう。要は歪曲が大きいんだけど、その程度が中途半端なので水平やそういうわかりやすいものがないと、歪曲していると言うよりも何かスカッとしないと言う感じに認識される。勿論、補正出来るものは補正した方がすっきりする。

 と言うことで、オリマイクロに関しては、現行Raw現像で自動的に補正が効くのはオリスタ、オリマスのみというところだ。D-LUXもCaptureOneが、あるいはG1,GH1もSilkyPixが添付ソフトであるから、結局添付ソフトでないとうまく補正が効かないと言うところだろうか?(G1とかのアドビのACR環境ではどうなんだろうか?)

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 ちなみに、CaptureOneのPro版でもこの歪曲収差補正以外の色収差と、パープルフリンジはオート一発で効く。周辺光量低下の補正は手動である。

 オリスタはと言うと、歪み補正は以前からありこれはフォーサーズのレンズであればレンズ情報から自動補正が一発で効く。普通タブを開くとデフォルトで「自動」が選択されているが、明示的に「適用」をチェックしないと適用されない。(デフォルトは適用せず)フォーサーズの場合はズームのワイド端等わかりやすいものでないと適用のチェックを入れても「ほとんど違いがわからない」のが難点である。普通使わない。ただ、ZD12-60のワイド端などがどうしても気になる人は一度使ってみても良いかもしれない。(効きはそれでもマイルドである。)マイクロの場合は当然適用しておいた方が良い。

 ちなみに、オリスタの場合は色収差は自動設定無し、手動はあり。偽色抑制はデフォルトが自動適用だ。

尤も、フォーサーズの場合は特に歪曲収差に関しては総じて(特に竹以上や、梅のZD9-18など)は他社のレンズに比べても図抜けて優秀であるので殊更適用する必要が無いというところがある。

GANREFの歪曲収差の性能テストで主だったところを見ると、

AF-S DX NIKKOR 16-85mm F3.5-5.6G ED VR
EF24-70mm F2.8L USM
と言う感じ。NikonをフルサイズのF2.8ズームにしなかったのは引用したズームの方が歪曲収差に関しては結果がよいからだ。

対して、例えばZDの松ズームは、
ZUIKO DIGITAL ED 14-35mm F2.0 SWD
だし、歪曲収差に関しては評判通りzd14-54IIは優秀で、
ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II
で正直他を全く寄せ付けない「まっすぐキング」の様な感じではある。

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NikonのFXに関しても、現在裏ではCaptureNX2を練習していてわかったのはMZDはオリスタ、FXもNX2とレンズ補正も視野に入れれば純正に頼らざるを得ないかなと言うところだ。ZDに関してはその辺はやはりレンズの素性が素直というか非純正(私であればCaptureOne)で何ら問題ない。尤もFXでもMZDでも歪曲収差のマニュアル補正を適宜施すことを厭わなければ何ら問題はない。

また、マイクロにおけるアダプター利用におけるレンズや、FXにおけるG,Dレンズ以外のレンズでは自動補正は限定されるのでこの問題は良くも悪くも発生しないことになる。更に、ややこしいのは作画あるいは印象という意味では、自動補正のかかっているJpegと補正がかかっていない(CaptureOneで開いた)Rawを自分でこれがよいと調整し現像したJpegを比較すると必ずしも、同じにはならないということだ。場合によってはわずかにディストーションが残っている方が「ワイドぽかったり」して自然に思えたりしてしまうことがあるからである。尤も、デフォルトで適正値になっていて好みによって調整出来る(ZDが一番それに近い)のが一番良いに越したことは無い。

従って、色収差やパープルフリンジはCaptureOneのPro版ではオートでやってくれるので、純正との使い勝手の相違が際だつのは歪曲収差(歪み補正)でこれがマイクロでは仕組みとして、FXも2.2にバージョンアップ以降はNX2でオートで行えるようになった。メーカーの「raw現像や、レンズまでも」純正で囲い込む一環とも言えなくもない。結局、基本はCaptureOneで、マイクロとFXは気になる時は純正を併用という形に落ち着きそうである。(まあ、メインのフォーサーズが手間いらずなので助かる)

色々、細かいところまで詰めると面倒なものである。
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by Hiro_Sakae | 2009-08-01 20:03 | E-Px,Gx関係


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