2009年 08月 31日
フォトアート道場でのあれこれ、、2
  今回は、土曜日に私の参加する小川先生のクラスと、根本先生のクラス合同でバスに乗り当初予定を変更して昇仙峡他に写真展用の撮影に出かけたわけであるが、、



  バスは、うしろの座席がラウンジ風になりそこに、オリの方、そして小川勝久先生、根本タケシ先生に、ポートレートクラスのため生徒参加はないが、伊藤 洋介先生も加わって行きのバスから全開モードという感じであった。

  皆さん、親しい間柄の様で普段のクラスの時も後ろに根本、伊藤両先生が見学しに来て合間や始まる前に話をしているのだが、それに輪をかけたと言う感じである。話の内容は非常に濃くまた、ここで書くことははばかれるような事が多数含まれるために差し控えるが、そんな中で思ったことをまたあれこれ書いてみたい。


  先ずは、たくさんあった話の中からやはりお仕事でやっておられる方とアマチュアではレベルが違うな~というところだ。特に、今回の方々は本業はスタジオの人でご自身がスタジオで下積みからやってこられた方ばかりだ。従って、皆さんお仕事でオリも含め(35ミリ以下の)デジタル一眼レフを使うというプロではない。お仕事で使われるのは、フイルムのもっと大きなフォーマットであったり、デジタルでももっと大きなものを使われるようだ。小川先生の作品などをHPで見ていると、デジタルの先駆者的な先生だけあって、先生がお仕事で好んで使われているカメラの一つはBetterLightと言うスキャナ式の4×5のカメラでこれを屋外に持ち出して撮っておられたりする。すごく良さそうなカメラだが、はっきり言って私には一生縁のないカメラだろう(笑)

  何となくというか、察するに画質を極めるなどという話になればこれはもう35ミリだろうが、フォーサーズだろうが「機動性のために画質を妥協している」という意味では50歩100歩なのかなあという気もしてきた。画質優先のカメラを持ち出せない状況(報道や、ネイチャーや、屋外で使いがたい等その他機動性を有するもの)においての業務用カメラとしてのプロ用一眼レフということだろう。従って、こういうDSLRを実際に自分の生業に使っているプロとはまた視点が違うのかもしれない。で、そういう方々が仕事を離れた自分の写真(例えば根本先生の「深川散歩シリーズ」とか、)をとる相棒としてE-systemは良いようでもある。

  これにも、関連するが話が色々なところへ拡散している中でもやはり自分自身反省しないといけないなと思ったのは、写真はカメラと人とで撮る以上、レベルを上げるには両方上げるのが必要でちょっとカメラにもたれかかってしまっていないか?あるいは、もう少しカメラに歩み寄っても良いんじゃないか?というところだ。

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  例えば、Mixi支店でもDxOなどの測定データを元に話が出たことがあったがISO感度。同じISO100相当でもメーカーによってISO100の感度が微妙に違う。200,400もまた同じである。厳密に言えばカメラによっても違う。
  また、ホワイトバランスもそうだ。これなどは雑誌でもでていることがあるが、同じ昼光でもメーカーによって違う。また、厳密に言えばカメラによっても違う。(上位機種と、下位機種なども、、)まあ、これにもカメラであるから出来上がる絵に影響を与える誤差、ばらつきはあると言えるだろう

  この実際のISOと本来のISOのぶれとなった場合にあてはめてみるとしよう。誤差のパターンには二通り考えられる。一つはEV換算でプラスマイナス1/6EVにおさまっているけどISOにより、+1/6になるけど、-1/6EVになるという狂い方と、-1/3EV狂っているけど、どのISO感度でも-1/3EV狂い方だ。本来のISOに対するずれの少なさという意味では、前者の方が優秀だが、先生方の話を総合すると圧倒的に後者の方が使いやすいとなる。なぜなら、本来のISOとの差=このカメラのくせを自分が把握し使いこなせば、(これで言えば+1/3EV常時補正すれば)いつもどんぴしゃのカメラになるというところだろう。逆に前者のカメラは、(そのぶれも許さずシビアに使うという意味では)使いにくいカメラになると言えるだろう。ちなみに、オリンパスのカメラは後者のタイプらしい。(癖はあるけど、安定している)

  尤も、実際に自分に置き換えてみるとそもそもの軸がないとこれは無理だなというところか?ISOというか露出なら露出でも露出計を見ずに露出を決められる絶対軸があってこそ、これに対する「違和感」としてぶれが認知出来るのだろう。ホワイトバランスとか色合いの癖を把握して自分の方で調子を変えるのもフイルム時代ならエマルジョン、現像所、気候等の違いを把握して対処するのは当たり前であったそうだ。

  そして、プロ=カメラは職業道具というイメージからカメラに対してはクールなイメージがあった。道具としての割り切りと言ったところだろうか?ところが、上記の事に関連するのだろうがやはりカメラをもっとかわいがらねばならない、愛機という呼び方がぽんぽんと出てくるのは少々びっくりした。勿論、自分の要求を満たすものかどうかというのは大前提なのだろうが、こちらの方もカメラのことをよく知りそれを使いこなすという気持ちがもっと必要なのだろう。このカメラじゃだめだとか思ったら、本当に駄目な写真しかとれないと、そんなもんだと言う感じの話も出ていた。

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  実際に撮影地に着いてから、先生は本当に言ったように大体のペースを指示したり、基本的な事を言った後はみんなにつかず離れずでファインダーをのぞきに来たりしながらも、ご自身はご自身で好きに写真を撮ったりしていた。そして、時折「Hiro(実際はリアル名)さん、ちょっと」とか言いながらほれと指をさしたりして、これはどうだとポイントを教えてくれたりすると言った感じだ。絞りがどうこうとかはあまりなく、非常に観念的な話が多いが、おっしゃりたいことはよくわかる。ファインダーを見に来ても、いいということもあれば、ただのぞいていく時もある。

  面白いのは、先生がこれ好きなんじゃないかなあとか良いながら呼ぶ時に全員を呼ぶのでなく個別で呼ばれることが多いことだ。恐らく(今までの講評等で)生徒の好みを把握していて、呼んでいるのだと思うのだが、同じ様な場所をふらふらしていたかと思うと、私には全然気づかなかった場所があったりする。で、たまに誰も呼ばずにご自分だけ撮ってそのままとかそういうのもあるので、これがなかなか気になったりと言うところか。総じて、先生の方が色んなところをよく見つけてくるのは言わずもがなだが、自由にしてもらえる分先生+生徒で同じ場所で撮っていても結構気になるポイントが微妙にばらけるのがとても勉強になった。

  自分としては、絞りやシャッター速度などのテクニック的なものから構図やアングルなどのとりまとめ方の説明など何にもなく、先生も写真の講義をやってんだか、人生訓話をやってんだか何だかわからない変わった講座だが先生の雰囲気も相俟って妙に参加していて居心地の良い講座になりつつある。問題は、今日は一日かけて昨日撮った写真の現像なり、セレクトをした結果あまり来週行きたいと思わせるものがないところだ。(笑)



  
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by Hiro_Sakae | 2009-08-31 00:52 | その他写真関連


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