2009年 09月 06日
フォトアート道場改め、、「瑞光道場」について
  7月からここでしょこしょこ書いているオリンパスデジタルカレッジのフォトアート道場に参加していたが、早いもので次回19日土曜日はいよいよプリントで終わったら軽く打ち上げとのことだ。そして、秋からオリのデジタルカレッジはコースが色々編成替えの上整理拡充される。リリース記事はこれだ。今回は、これの概要とあわせてイマイチよくわかりにくいフォトアート道場改め瑞光道場に関してあれこれと書いてみたい。興味のある方は是非参加してみてはいかがだろうか?

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  先ずは、本題に入る前にデジタルカレッジは、1日講座の様な初級者向け講座があり、その上に今回はフォトフォレストというのと、フォトルージュ、そしてフォトアーティストというのに集約された。

  フォトルージュというのは、女性限定で、フォトフォレストは、被写体別にマクロとかスナップとかポートレートとかに分かれている。そして今回はそれぞれエピソード1,2と習熟度?に応じてクラス分けされステップアップ出来る様になった。そして、この上位にフォトアーティストというのがあり、クリエイター志向向けの講座として2回ほどのロケをはさみながら最終的には作品を作り、展示すると言う形になっている。また、これらとは別枠にもう2講座水中写真と、家族向けに口座が開かれるようである。

  従って、通常初心者から、各被写体別のテクニックを2ランクに分けて習得し、最終的に自分の作品を作り上げていくというステップでは1日講座→フォトルージュorフォトフォレスト→フォトアーティストと完結している。特に今回の整理拡充で、関連性もはっきりした。これに追加設定される水中写真とか家族向けの彩りを添えれば講座のラインナップとしてはきれいなラインが出来たとも言えよう。しかし、ここに少し特異な?雰囲気を放ちながら特別講座から講師陣毎常設講座化されたのが、私がたまたま参加したフォトアート道場である。

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  今回、常設化に伴い名前も「瑞光道場」となった。講師陣はフォトアート道場の講師である小川先生、根本先生、伊藤先生がそのまま師範として就任する形だ。今回は10月から3月までに幡ヶ谷のスタジオ利用とどこか(未定)の屋外撮影1回を含む12回。(ポートレートのクラスはどっちもスタジオ)オリのリリース記事によると、
「より高度な写真知識・撮影技術を求める方向けの写真教室です。オリンパスデジタルカレッジ最上級クラスのプログラムとして、プロの撮影テクニックや画像処理方法などを伝授します。なお、今秋より、瑞光道場専任講師を3名に拡充します」と書いてあり、何かものすごいクラスのようになっている。

  確かに、他のコースとは明らかに異質(特に私が参加している小川先生のクラス)であることに異論はないが、「オリンパスデジタルカレッジ最上級クラス」=ものすごくテクニック的にレベルが高いと捉えると違うような気がする。(念のために、ここの違和感に関して、この道場?を裏で仕切っているオリのSさんに聞いたところ、「その通り」と同意を得られた。)

  実際、私の参加している小川先生の紹介文などは初心者~と今回も書いてある。個人的には、他のコースの範疇に入らない少し毛色の変わったコースというのがこの道場の特徴だろう。とは言え私は他の2クラスは参加しているわけではないのであくまで小川クラスからの印象ではある。

  と言うことで、今までの小川クラスでの体験上特徴的だなと思うことを書いてみる。

1.何かテーマが与えられるわけではない。
  テーマらしきものは、最初に写真を撮る心得とか考え方をやる。ただ、テクニックがどうこうという話はほとんどない。正確に言えば2回目からいきなり撮ってきたものを持ち寄ってそれをみんなで見ながらこう言う時はこうしようとその場その場で技巧?の話が出るだけだ。

  持ち寄る写真もばらばらで始まってみないとどういう展開になるかはわからないところもある一方で自分自身が普段撮らない様なものを他の人が撮ってきてそれに先生がコメントしたり、脱線したりしながらあれこれ指導してくれるので結構おもしろい。

2.テーマと、何がやりたいかは自分で見つける
  何か、これをやりたい(けどうまくいかない)とか、好きな被写体とかがあってこうしてみたいとかそういうのがあれば非常に楽しいと思う。逆に何かテーマがないと撮るものが、、と言う人はきついかもしれない。求めれば、授業中でもそれ以外でも本当に「出し惜しみ一切なしに」色々教えてもらえる。そして、話は興味深いものが多い。

3.撮影→デジタル処理→写真までをトータルに考える
 先生はプロはJpeg、アマチュアはrawと言うか、Jpeg派だ。露出含めその場で出来ることは全て撮影前(撮影時)にベストにしておく。それに加えてデジタル処理(ドレスアップと言う)も含めて最終の出来上がりを自分がその現場で見たイメージに近づけていくあるいは再現する。

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瑞光道場の肝がこの3。フォトアート道場のキーワードの一つに心象と言う言葉があるのでここは私の理解も含めて少し詳しく書いておこう。写真に関する考え方は人それぞれであるのでここの考えが合うか合わないかでこのコースがフィットするかしないかが決まると思うからだ。

先ず、写真を撮る際の目で見て自分自身としてどういう風に見えたのか?どういうところに感じるものがあったのか?そして結果としてどういうイメージを持ったのか?と言うのがとても大切になる。つまるところここが曖昧か、きちんとイメージ出来ているかがスタートになる。

次に、そのイメージで撮影を行う際には当然その場で出来る限り良い写真を撮らねばいけないがカメラという機械で撮る以上はどうしても自分のイメージ通り撮れないことがままあるというところだ。それは人間の目ほどラティチュードが無いと言うスペックとしての限界から、そもそもフレーム付で瞬間を切り取るなどなどである。従って、この自分のイメージと物理的な露光で得られる画像との相違はあるわけでこれを撮影後の処理でより近づけると言うことだ。(尤も、今はデジタルでアナログ時代よりも格段にたやすく出来る様になっただけの話)

従って、ものによればストレートのままで面白いね、いいねとなることもあるが先生とのやりとりで手も入ると言った感じだ。また、こういう風に書くとデジタルでこてこてに手を入れる様に思えるが実際にはそんなに入れるわけでもない。ただ、ぱっと見は普通なのにこてこて入っていると言うことはある。
うーむと、思ったのはこのドレスアップは決して失敗写真の救済を行うものでなく、撮る時からこれを念頭にベストを考えるというところか?単純な例で行けば、輝度差が大きい時に各部の適正露出のものを何枚か撮っておく、ステッチング、あるいはぼけの違うものを撮るとかそういう感じか?rawで撮るとしたらオーバー、アンダーを2枚作って処理するのりしろも撮りたいとなるとそれを想定したセッティングはまた違うという感じだろう。

尤も、この辺はこうこうですよ~と教えてくれるわけでもなく、自分や誰かが聞いた時とか、先生がご自身の写真を解説しながら見せてくれる時や、あるいはいじっていく時にそれに合わせてノウハウが出てくるという感じでもある。

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何となく、雰囲気は伝わったであろうか?他のクラスに関してはまた違った雰囲気なのかもしれない。
ハウツーを順序立てて教えて欲しい人や、こう先生がいて生徒がいてびしっとした感じで覚えていきたいという人には不向きかもしれない。道場となっているけど、プロの先生とまったり有意義な時間を過ごすという意味では良いなと思う。私も、こういうのは初めてであったし、Raw現像以外はこの手のレタッチは全く知らなかったがとりあえず楽しく通えている。

と言うわけで、私も引き続き腕が上がるかどうかは別にして瑞光道場に通うつもりだ。はまれば面白いと思うので興味のある方は参加してもいいんじゃないかと思う。
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by Hiro_Sakae | 2009-09-06 23:55 | その他写真関連


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