コダックのニュースがアップされていた。
日本のシェアはあまり、高くないのかも知れないが、全世界的には確かイルフォードに続く第2位。アグファフォトの破綻に続く、デジタルシフトの中の一つのニュースといえるだろう。
今のところ、イルフォードはモノクロ印画紙の生産を続けるようではある。コダックは現在の印画紙の生産拠点のブラジルの人員リストラと一層のデジタルシフトを図るとのこと。
また、既に一部の芸術的写真やアマチュアをのぞけば、大多数のプロもモノクロ含めデジタルに移行しているため、大勢には影響が無いとの考え方のようだ。
印画紙がメインのメーカーならともかく、その元になるフィルムのビッグネームが印画紙生産をやめると言うことの持つ意味は大きい。この流れで行くと何れ特殊用途(レントゲン等)のものをのぞいてモノクロフィルム自体が何れ無くなるのであろうか。
あまり、日本のデジカメ情報系のHPには乗っていないが、デジカメ浸透の一つのエポックメイキングな事象として取り上げた。