2005年 07月 29日
ニコンのD200の噂から考えるフォーサーズの可能性
CCDから今後のDSLRを見るべきだ、と書き、コニミノ-ソニー提携の記事もその流れで書いたが、ニコンのD200の噂もこれと同じ流れで読むとあながち突拍子もない噂でもなさそうである。



デジカメの話題提供で有名な、デジカ○○ンに出ていた噂によると、来年いよいよ出るD200はD2Xと同じ1200万画素クラスのCMOSを搭載するとの噂である。

これから、考えられるのは以下の通りである。
・現行のニコンの手持ちはCMOSは自社製のものを除けば、600万画素、1200万画素のソニー製のみ
・従って、来年のD200に、ソニー製での新型CMOSが無理?と言うことはやはり、コニミノと提携したソニーから今までの様に、供給を受けるのが困難になったのか?
・巷間の予想通り、自社CMOSが特許他の関係で今後の開発が難航している
と考えるのが筋であろう。

はっきり言えることは、噂が本当ならニコンやペンタックスは、今後はソニー以外のメーカーに供給を依頼するか、もしくはコニミノのお古を使うという形になる。これは痛い。

DSLRにとっての撮像素子は、銀塩のフィルムの様なものであり、新しい高性能なフィルムが出ても、それがなかなか供給されないと言うことでは痛手であろう。レンズが良くてもフィルムが悪ければ仕方がない。

もう、くどいほど書いていて、耳にたこができるかも知れないが、そういう状況の中で、フォーサーズ陣営のみ、松下、コダック、富士写真、フォーブン(シグマ)と、早い話がソニーとキャノン以外のDSLRの撮像素子メーカー(松下は初参入だが)は全てフォーサーズ立ち上げメンバーに名前を連ねていると言う事実である。(いみじくも、その内の2社はフィルムの両巨頭である)

いくらカメラメーカーが頑張っても、そのカメラにあったフィルムが製造されなくなればカメラはただのオブジェになってしまう。事実、そうなった過去のカメラの例はいっぱいある。
そして、撮像素子メーカーは、出来れば小さい撮像素子を欲しているのである。まして、フォーサーズ規格を検討された以降でもコンパクトデジカメは高画素化する一方で、サイズはちいさくなっている。フォーサーズが企画された頃は2/3インチ400万画素が、高級デジカメのサイズであったが、今や1/1.8インチで画素は2倍である。

今、もしデジタルのDSLRの新企画を立ち上げるなら、「じゃあ、CCDメーカーの方も頑張って2/3インチまでは費用勿体ないけど、大きくしてあげるから、それで性能出るまでレンズの方で頑張ってよ」ぐらいでフォーサーズならぬ、ツーサーズ規格になっていると思うくらいだ。(それなら、本当に仕組みだけでなく、大きさもPenFT並のE-300がうまれていたかもしれない(苦笑))

たった、10年ほどの歴史でも、撮像素子に関して言えば、同じサイズなら高画素化、同じ画素なら、より小さくと例外なく進んでいる。そしてそれによる画質劣化を防ぐために技術が進歩していると言う連鎖だ。

特に、どんどんDSLRもフィルムの一眼レフに限りなく近い価格まで下りてきた。考えてみれば、一般の人がフィルム、デジタル関係なく、こどもの撮影に避けるカメラの価格なるものがあるとすれば、何れはフィルム一眼レフと同価格までは安くなるだろう。
コンパクトデジカメとDSLRを比較して、DSLRが安すぎる議論があるが、実際はコンパクトデジカメが同じような用途に使われていたコンパクト銀塩よりまだまだ高いだけの話である。

オリンパスは、(そして恐らく松下も)多分、低価格ゾーンはとんでもない値段で出てくると思う。
本当に秋~来任以降のフォーサーズの予想外の巻き返しがあるかもしれない。

オリンパスはE-system立ち上げの時から、シェア15%以上ぐらいで、3番手ぐらいと言っている。この3番手というのが、なかなか微妙な位置である。
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by Hiro_Sakae | 2005-07-29 00:42 | その他写真関連


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