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2005年 09月 30日
それで、でも、E-300の使ってわかる私的良さ
と、かなり今回のE-500の出来の良さにオリファンとしては嬉しく、スペック的には心揺れるのだが、1年近く使っていると、極めて泥くさ~いところでE-300の形から来る良さがあるのだ。



その1.一眼レフに見えない。
 私の様に、近所をふらふらしながら写真を撮っている身としては、どうだ、すごい一眼レフだぞーと目立ってくれないことが良いのだ。構えてしまうと遠目には普通のハイエンドデジカメとあまり変わらなく、偉そうに見えない所がよい。

その2.鼻が当たらない
 ポロプリズムのお陰で、ファインダーがレンジファインダーカメラの様にカメラに向かって左側の端にある。普通の一眼レフだと真ん中にあるのでファインダーをのぞくと、ボディに鼻が当たるが、E-300は当たらないのである。銀塩の時はどうでも良かったがDSLRは液晶があるので、鼻が当たって汚れないに越したことはない。

その2.写していても顔が隠れない。
 上の理屈でカメラを構えても顔の半分は写している人から見える形になる。子供に「笑ってー」とか声をかけてこちらがにっこりしても、普通の一眼レフは顔が隠れるが、E-300だとこちらの表情も伝わるのである。

その3.右手操作がしやすい
 使い慣れて配置を覚えてくると、AEL,AF移動、ISO切り替え、露出補正辺りはファインダーのぞいたままの状態でブラインドでおこなうようになるが、これまた顔の位置が左に寄っているために右手に鑑賞しないので使いやすい。

従って、雰囲気的には一眼レフ的威圧感が無くなり、レンジファインダーに近い感じになるのだ。私の理想としては、このE-300の筐体を今回E-500を小型化したような技術で横幅はあってもいいから、スリムでスマートな形にして、E-500並の性能に上げてくれればよいのにと思う。(デザイン的には、今のE-300は妙にグラマラスな曲線にしてあったりして、改善の余地がある)

併売される様であるし、E-300が良いという人は本当に性能比捨て値価格なので今でも買って悪くないと思う。露出が暴れる云々の話もあるが、程度の問題だ。別に私も含めてどうしても使いようが無いというレベルでは無い。シビアな部分の話だ。

by Hiro_Sakae | 2005-09-30 00:57 | E,Pen-system関係


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