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2005年 10月 10日
1月18日にスタートして、8月の10日にアクセス数1万突破をご報告したが、2ヶ月後の本日に2万を突破した。正にフォーサーズの盛り上がりと、アクセス数が正直にリンクしている格好である。(笑)E-500が出て、少なくとも来年春までにパナDSLR、そしてその後に(スペックの詳細は別にして)次期E-1が出ることがほぼ見えてきた。そんな中で、突破記念に私の考えるここにきての次期E-1に予想されるスペックを踏まえてのE-systemの良さを改めて書いてみたい。 話しは、単純である。今までボディが大したこと無いのに高いレンズばかり作ってと揶揄されていたがようやく、フォーサーズ立ち上げからスタンダードクラスに至るまで愚直にフォーサーズ水準を維持したZDレンズというシステムが生きてくると言うことだ。 フォーサーズのシステムはとかく4/3インチのCCDサイズに目がいきがちであるが、実はこのサイズで従来の小型一眼レフの機動性と画質を維持するための肝はZDレンズにある。理論に忠実なテレセントリック性への配慮、CCDの性能を十二分に引き出す解像力(理論上は1600万画素まで耐えられるオーバースペックとなっている)、デジタル時代の「味付けは後処理で変わる」という考えのもと極力癖を排除しニュートラルにした特性等である。 そして、私は今年の1月にオリ主催のDSLRに参加した際に社員の方がいみじくも言われた「ボディは申し訳ないが、まだまだ技術進歩があり最高の性能を得るには2年ぐらいのタームで見れば買い換えをお願いしないと行けない。しかし、レンズに関しては長い間使ってもらえるはずだ」と言う言葉を思い出した。 そんなこんなを踏まえて、フォーサーズが良いなと思えるのは以下の点である。 1.性能を求めていくなら、ある程度の買い換えは必須である。 当たり前の話しである。フィルム時代もそうであった。またこれはオリンパスに限らず各社似たようなものであろう。 2.新しいボディの性能を引き出すのにレンズの買い換えを必要としない。 オリの場合、良くも悪くもZDレンズしかないので、例えばE-1を持っている人が次期E-1の1000万画素機に買い替えたからと言って、今持っているZDレンズがいわゆるボディ性能に対して「レンズ負け」することはない。「ありもしないカメラの性能に合わせて作った高いレンズを買って」と今まで中傷を浴びる機会もあったが、ボディのみの追加投資で足りるのである。 他社であれば、1000万画素オーバーともなると、ニコンであれば性能を引き出すためにDXレンズを推奨するし、キャノンであればLレンズ(Lレンズですら現行品では一部相性が悪いものがあるようだ)を組み合わせなければ、ボディの性能をフルに引き出すわけにはいかないだろう。おまけに、APS機用にEF-Sを導入していれば同じ会社なのにその会社のフラッグシップ機に使い回しが効かないと言った事が起きる。 結局、他社は銀塩レンズを流用して安く上げられるというのが導入時の敷居の低さになっていたのだが、ボディの画素数と性能がこれだけ上がってくるとやはり(妥協せず)ボディに投資した分だけ、その性能をフルに引き出したいとなれば結局DSLRに合わせたレンズへの投資が必要になってくるのではないか。フォーサーズファンは図らずもその投資を先行で済ませているということだろう。ボディだけ買い替えれば、既往ZDレンズでその性能をフルに発揮出来るというわけだ。 3.フラッグシップ機の性能に見合ったレンズとしてZDレンズは本当に高いのか? スタンダードクラスでもZDの場合性能は担保されてはいるが、仮にE-1に付いていたズームの属するハイグレードクラスを想定して、他社のフラッグシップ機の性能に見合うシリーズ(N社のDXシリーズや、キャノンのL(正確にはこれからリニューアルされる新Lであろうが)シリーズの価格を比較すれば、ZDが高いとは言えないはずである。今までE-1の500万画素に対してはと言うことや、他社比中古で買える玉が少ないという意味では割高感があったかもしれないが、新品の実売価格で見れば(オリのディスカウント率が高いこともあり)却って割安なぐらいである。 4.ボディの大きさも各グレード対比軽量になる可能性が高い E-500では強化プラ+ステンレスシャシ+カーボンファイバーと言う強靱さを保ったまま軽量化を図ると言う正攻法で軽量化を図った。他社のようにメディアを変えたり、バッテリーを小さなものに変更せずに成し遂げたところは評価して良いと思う。オリンパスが、「フォーサーズにやはり小型軽量をOMと同じくユーザーが期待している」ことを理解した結果だ。 従って、次期E-1も大幅に性能アップするものの質量、容積に関しては現状のE-1と同じぐらいにとどめて出てくるのではと言うのが私の予想だ。今のE-1と同じ660グラム程度でもし出てきてくれば間違いなく10MPオーバーのDSLRとしては最軽量になるだろう。(ここでは、他社の数字をあれこれ書かないが、概ね1キロかそれ以上である) 5.パナ発表を控えて、改めてマウント共通の利点 これだけ、予想を超えて各社ニューモデルが出て、またベーシック機能がアップしてくると全てを満足するフラッグシップ機以下の一般モデルでは例えば、フラッグシップ機の廉価版と言うべきモデル、EVFを組み込んだモデル等、それぞれ特徴を持ったモデルで水平に展開される気がする。その辺の柔軟性もデジタルの長所であるからだ。 そうすると、様々な選択肢が発生するわけであるが、少なくともフォーサーズにおいてはオリンパス流のバリエーション+パナ流のバリエーションの双方が選べる。私がパナのDSLRを気に入ったとしてもとりあえず、ボディのみ買えば楽しめるわけだ。フィルム時代の様な比較的長いスパンであれば、マウントを二つ抱えて楽しんだとしても一つの機種の賞味期間が長かったため良かったが、DSLRの現状で2ライン抱えてそれぞれ適当にボディもレンズも買い替えていると、大変だろうと思う。そして、この異社間のDSLRでレンズを共用出来るというのが夢物語でも何でもなく、もう後数ヶ月でフォーサーズでは現実のものとなるのである。 最後に、今つらつらと書いてきたことに何も目新しいことは無くブログを立ち上げた1月頃からあれこれここに書いたり、或いは当時はわざわざ他人様の板まで出張してしこしこ書いていた。必ず、「そんな今無いこと、夢を書いてもしようがない」と言われたものだ。 それから7ヶ月たった今、E-500がリリースされ、ズイコーのHPにも十数本のレンズが並ぶようになった。そして、パナDSLRも次期E-1も次の7ヶ月後→来年の5月には形となっているだろう。少しずつであるが、振り返れば形になって実を結んでいる。 そして、それを信じてしこしこ書いている私のつたないブログをこうして読んで頂いている方には改めて感謝である。今までの7ヶ月以上にこれからのフォーサーズは大きく育っていくことだろう。それを信じて、これからも引き続きあれこれ綴っていきたいと思う。 正にフォサーズの「本当のお楽しみはこれからだ!」の心境である。 by Hiro_Sakae | 2005-10-10 15:44 | Trackback | Comments(11)
最近のオリンパスの元気さは、いったいどうしたんでしょう?E-500は画質がよく小型化され、剛性も高い(E1ユーザーとしてはここが大事!)ということで、E-2が待ちきれないかも... こんにちは、Eに限らず、ボリュームゾーンのコンパクトカメラの大きな編成替え、新シリーズ立ち上げも出来ています。予想通り、他部門が好調に推移し、上期に最後のカメラ部門の大赤字(=膿みだし)が敢行できたのではないでしょうか?どれぐらいばっさり切って(赤字を出して)すっきりしたのか、半期決算が楽しみです。(赤字を喜ぶというのも変な話しですが、、、) そうですね、確かに元気が出てきていますよね。 個人的には、このE-500がヒットして、パナ参入、今後、益々フォーサーズの底辺が広がればいいなぁと思っています。 選択肢も増えますしね! フォーサーズの利点はまったくその通りですね! フォーサーズを選択して良かったとつくづく思います。 ノイズに関してはデジタル部分の進歩である程度補えますし、小型軽量、全てのレンズで安心というのは利点です。 ボケに関しては大きなサイズにはかなわないですが、僕には必要がない要素ですから。 逆に深度が深い方がありがたいです。 uehanさん、こんばんは。 そうですね、自分がE-500を買うかどうかは別にしても次に自分が欲しい機種へつながっていくためにも是非、ここでヒットを飛ばしてもらいたいです。 arumouchi1206さん、こんばんは。 まだまだ、安心は出来ませんが、(笑)私自身はオリンパスのがんばりに負けないように、写真とこのブログを続けて仲間がふえるようにと思っています。伴にがんばりましょう! >正にフォサーズの「本当のお楽しみはこれからだ!」の心境である。 その通りですね!!! そして E-1後継か、 E-XXのその先に、 ZDレンズの深い深〜い沼が待っているんだろうな・・・。 novel-designさん、そうです。その通りです。(笑) で、オリンパスが黒字に復活すると、、(笑) 考えれば、メーカーが採算が出ないようなお値段で手に入る 今の方がユーザーにとっては幸せだったりして、、、、 まさに、そうですね。(苦笑) フォーサーズの利点に関して、まったく同感です。それに付け加えるならば、デジタル専用設計のためか、ZDレンズのオートフォーカスは、極めて信頼性が高いと思います。前ピンだ後ピンだという苦情をほとんど聞きません。マクロを多用する私の経験でも、AFは実に素晴らしい精度だと実感しています。 まあE-300に関しては、AEとAWが改善の余地有りですが、これも今後素晴らしい機種がオリとパナからどんどん出て来て、その中からよりどりみどり選べるのですから、心配していません。それよりも、ZDは長く使えるのだから、表面的な値段の安さに惑わされずに、高くても長く使える良いレンズを選ぼうと、安心して思えるようになりました。 ちなみに、学術の世界では、フォーサーズの評価は高いですよ。かくいう私もその一人です。今後パナからもボディーが発売されたら、その評価はもっと高まると思います。 すばるさん、こんばんはスペインの記事のスクープにも書いてありましたが、過去の色々な評価記事でもオリンパスのAFのスピードと、測距ポイントが少ないことはよく欠点に上げられますが、AFの精度に関してはいつも合格点が出ていたと思います。
上記のテラダ氏のインタビューでも変わったなと思うのはこのAFのスピード自体はまだアルゴリズム等の改善が足りないのだと欠点を素直に認めた上で改善すると言い切っているところでしょうね。 真面目さが本当にこれから実を結べばと思います。 |
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