2006年 03月 26日
第三のフォーサーズメーカーの噂と特許他
久しぶりにdpreviewに噂が出た。例によって、自分なりの与太話を書いてみたい。




噂自体には正直言って新味はない。
・E-1後継機がフォトキナで発表。
・新しいAFメカニズムの登載
・フォーサーズのカメラはオリ、パナ-ライカだけではない。
とまあ、噂ベースでは既に出ているものだ。敢えて言えばAFセンサーだろうがこれも、誰もが基礎体力部分では改善を望んでいるところだ。
以前、ここでも書いたが既にE-500のイベントの席上でもオリンパスの営業の方が、次期E-1後継機は
・連写コマ数の改善と、10MPクラスの撮像素子
・AFの改善
・但し、撮像素子の開発が遅れている
と言うことを言っていたし、オリ、パナに続く第三のメーカー算入の噂は去年からまことしやかにネット上では流れているからだ。これらについて、私なりに思うことを書いてみたい。

1.E-1後継機の発表時期について
  これは、舞台設定から言ってもその通りなのだろう。今のオリンパスイメージングの社長が去年のインタビューでE-systemは人員を増強し、1年に2モデル出せる体制になったと言っていたが、今年度結局公約通り、E-500,E-330を投入してきた。来年度も引き続き2台出るとすればE-1後継機を出さないことはあり得ないだろう。むしろ、大方の興味はいつ出るかよりもどんな内容で出てくるかに興味は移っている状態だ。

2.AFの改善
  新しいメカニズムの登載とは何だろうか?ダストリダクションに続くフォーサーズ陣営の新しい売りになりつつあるライブビューBがE-1後継に載ってくるとしたら、現状のAFの改善と言うよりも、このライブビューBでのAF化を某かの新しい仕組みで載せてくるのかもしれない。

  また、ライブビューBのAF化では無いが、E-3xx系のポロミラー型DSLRを想定したAF関連の特許が最近公開されている。現状のAFセンサー1個登載では、AF測距点の拡大(特に画面の四隅まで)を高精度で拡張することは難しいために、ポロミラーの構造を活かして、AFセンサー自体を複数登載(実施例では、E-3xx系のボディの中に最大3個までAFセンサーを登載した図が載っていた)するというものである。

 ライブビューBがオリのDSLRに関して、モデルを問わずダストリダクションと同様の必須アイテムとなるなら、このライブビューA(文字通りのフルタイムライブビュー)の使い勝手向上がE-3XX系こそ必須であると考えるからである。構造から言ってもAは高性能なAFとの組み合わせてフレームファインダーとして高速追随性を突き詰めることで、A&B登載の強みになると思うからだ。

3.派生して、撮像素子の問題
 オリの今までの撮像素子の絡みでは、寺田氏の発言にあった、必ずしも大企業でなくても良い撮像素子メーカーはある的発言や、社長が中間決算で発表していた3年間の独占使用契約を締結したという相手先メーカーがパナの共同開発LiveMoSの事なのか、そうでないのかというところが依然もやーっとしている。
 何となく、一時このオリのパートナーはCypress社では無いかと言う噂が出たが、恐らくライブビューBを今後は各機種に載せていこうとなった時点で当面撮像素子はこのLiveMosで行く様な気が私はしてきた。意外と最近のコンデジでの採用や、その前にAPS-CのCMOSを作っていた動きを見ると、別のメーカーとCypress社は組むのかも知れない。(妄想である)

 また、E-1ではTruePic, E-300以降はTruePicTurboと改良されてきている画像処理エンジン周りがこの次期E-1撮像素子で更にメジャーバージョンアップされるかどうかを期待したい。綿々と続いているオリンパスの持ち味を損なわない形でこちらもそろそろマイナーチェンジでなく、次世代を投入してもおかしくないと思うからだ。

4.第三のカメラメーカーについて
 私は、これはライカがそうだったのかなと思っていたが、本当にもう一社来るとすればどこだろう。今までは、シグマあたりが順当な気がしていたがPMAでの社長のインタビュー内容では額面通りに受け取れば当面ボディー参入はあり得ない形だ。

 富士写真も、新型撮像素子の新聞記事のサンプルは明らかにフォーサーズのサイズであるがこれが出るのは確か2,3年後。今までのフォーサーズへの距離の置き方を見ても新たな投資をしてまで、ボディで参入するかは疑問である。(私はこの素子かどうかは別にして、シグマのレンズの様に将来もしあり得るとしたら素子の提供というのはあるかもしれないと思っている。)

 そうなると、現行フォーサーズ陣営で、DSLRを作った実績があるのはコダックだけになる。私はもし、次の一社をこの現行フォーサーズ陣営のDSLRメーカー3社から出るとするならコダックではと思う。
 先ず、オリンパスが今後のE-systemの戦略(全機種ライブビュー化等)で今後コダックのKAFセンサーを使用しないとなると、オリと共にフォーサーズを立ち上げたコダックはフォーサーズ関連の商売を全く失うことになる。
 コダックはフルサイズDSLRを撤退したがその際にも、プロ向け以外のDSLRに興味が無くなったわけでは無いと発言しているし、ソニー、パナがDSLR参入すれば、世界市場(特に主要市場の米国)のメジャープレイヤーの中で唯一DSLRを持たないメーカーになってしまう。おまけに、好調のデジカメを引っ張っているコダック本体の副社長で日本法人の社長でもある小島氏はオリの初期のデジカメ全盛時代を作り、フォーサーズを立ち上げた人だ。また、それまで一部のプロ用高級機でしか味わえなかったKodakのKAFシリーズのCCDがこのまま無くなってしまうのは残念なことでもある。

 加えて、極めてミーハー的な興味としてはやはりパナが参入してライカが参入した様に、コダックが参入すれば、今コダックのデジカメの高級ラインに付いている、ドイツのシュナイダーがフォーサーズ用レンズとして参入する可能性が出てくるのでは無いかと言うことだ。コダックのCCDとZDの組み合わせにもファンがいたが、コダックのKAFとシュナイダーの組み合わせ、或いは、ズイコーVSライカVSシュナイダーの三つ巴戦というのもレンズファンには触手の動くところだろう。

 ともあれ、私は第三のメーカーがどこかというよりも、オリンパスの次期撮像素子の行方そして、それに絡んでのコダックがどう出てくるのかを注目していきたいと思う。
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by Hiro_Sakae | 2006-03-26 00:19 | E,Pen-system関係


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