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2006年 04月 15日
久し振りの妄想、フォーサーズのサブ、相棒
下の下の次期E-1云々の与太話でまつもとさんがレスをつけたのから、勝手にこんなん出来ないかなと思った。勝手に思っているだけだが、、




クリック頂きありがとうございます。

メイン、サブに関わりなくマウント規格が共通であれば言うこと無いと言う話しで、実はここの記事でも噂として書いたが、パナのL-1が出る前に、新型のものは、フランジバックが短いコンパクトなものが出るのではと言う話しがあった。今更ながら、この一眼レフを前提としないフォーサーズ規格の別バージョンみたいなものが出来ないかなと思ったものだ。

フォーサーズの今の規格を仮にフォーサーズAとすれば、こちらはより軽量、小型のフォーサーズB規格のようなものだ。高性能を突き詰めるのはA規格として、こちらやより小型、軽量を優先するものだ。で、出来れば安くして欲しい。そのためには、

A.一眼レフの光学ファインダーを捨てる。→ボディの小型化
 EVFも捨てる。コンデジと同じように背面液晶一本である。その代わりE-330の様な可動型にすれば、腕を伸ばしたスタイルでなく、胸の前やウエストレベルでも使える。このファインダー周りをばっさり捨ててしまうのである。普段はAFで、MFでライブビューB程度の精度と拡大機能があれば、ファインダーは要らない。これで、ファインダー関係が全く不要になるほか、フランジバックを短くできる可能性が出てくる。
 また、当然であるが、フラッシュもはずす。

B.600万画素程度に性能を割り切る。→レンズの小型化
 A規格では将来の10MPオーバーを見据えたテレセントリック性、高解像度に耐えられるようにレンズ設計をするために、どうしてもレンズを小さくするのに限界がある。性能を担保するには致し方ないであろう。B規格ではこういった部分のニーズはA規格に任せるので、600万画素程度までのニーズ等を満たせば良いと割り切ってレンズも小型化を図る。また、この割り切りで、極力フランジバックを短くする。
 
C.マウント経はフォーサーズA規格と共通。
 レンズの大きさに拘らなければ、マウントアダプター経由でA規格のレンズが全て同一焦点距離で使える。当然このアダプターは電子的にもつながるようにしてもらいたい。このアダプターと併用することにより、現在フォーサーズと様々なフィルムカメラをつなぐマウントアダプターもそのまま使える。そして、これまた私的には当然であるが、B規格のフランジバックは25ミリ程度にして、A規格でカバー出来なかった、ライカL,Mマウントや、アルパマウント等が付いて、これで真の裏オープン規格が完成する次第だ。

D.こんなサブ機がニーズがあるか?
 レンズ交換可能なコンデジだと思えば、コンデジに比べれば大きなCCDであるし、小型に出来てリーズナブルであれば、売れるのではないだろうか?特に、実売価格でE-500より少し安いくらい、ボディ5~6万円台で作れれば、レンズ沼遊びのおじさんには結構売れるのでは無いだろうか?
 ライブビューBを沼遊びから見ると、絞りを絞ってもF11位までなら、ライブビュー拡張でゲインアップしなくても使えてしまう。エプソンのレンジファインダーも良いが、普通に撮るならビューBのままでも結構ピントが合わせられるし、いざとなれば、拡大出来る。沼おじさんの中にはそろそろレンジファインダや、光学ファインダーでピント合わせが辛くなる人もでてくるだろうから、これは便利だろう。また、こういう道楽おじさん向けにはそれこそ、これのライカバージョンを作っても良い。

E.その他思いつき
 Lマウントで思い出したが、前から思っていることがある。これは別に今のフォーサーズで実現してもらっても一向に構わないのだが、単焦点レンズで沈胴式のレンズは作れないものだろうか。よく、コンデジだとにゅーっと伸びてくるレンズがあるのだから、あれを交換レンズで出来ないかというものである。やろうと思えば出来ると思うのだが、持ち運びがかなりコンパクトになると思う。何だったら手で引き出しても構わない。

 後は、もうことある毎にしつこく書いているが、フォーサーズのスクエアフォーマット機を出してもらえないかと言うことだ。で背面液晶をもう一回り大きく6×6位の大きさにしてもらいたい。カメラの上面に付けて、ウエストレベルをデフォルトにする。液晶の下側(手元側)がヒンジになっていて、ここが持ち上がる形だ。そうすれば液晶の角度はE-330と同じ程度は確保出来る。ハッセルのようにフードが付いていて、ぱたんとあける形だ。
 これぐらい大きいと、多分ビューBの液晶であれば、普通に撮る場合はそのままでOKだし、同じくハッセルのようにフードにマグニファイアーを付けておいてくれれば殆どこれでOKだ。更に拡大したい場合は、拡大すればよい。これであれば、EVFと液晶を二つ用意する必要もない。
あの、ハッセルのようなスクエアな形でなく、グリップも合った方が良い人には外付けのグリップ(兼バッテリーホルダー)を付けるとすれば、本体だけであれば、かなり小さくコンパクトになるのではと思う。

 脱線ついでに言うと、E-330を使っていて思ったのはもし、オリンパスがあのフルタイムライブビューを徹底的に煮つめるなら、E-3XX系は下手に光学ファインダーとの両立の為に力を注ぐのでなく、全力でライブビューの熟成、高度化に傾注した方が良いのではと思った。
 私が、光学ファインダーに拘るのは、ピントの併せやすさと、ホールディング時の安定、言ってみれば、ピントが確実に狙えて、ホールディングの安定=手ぶれの防止ができれば光学ファインダーに拘る必要がない。また、光学ファイダーなりの良さを求めるなら、それはそれでE-X機で徹底的に磨き上げれば良いと思う。
 実際、E-330を使い始めると当初の予想以上に現在の発展過渡期と言える状況でもライブビューを多用する。元々光学ファインダーでもAF任せのような状況(家族のスナップ等普通の用途)ではアングルファインダーとして機能すれば良いだけであるし、マクロでここ一番の時はやはり、ビューBで拡大した方が確実に狙える。
 これが、常時ビューBでAFもきちんと使えて、拡大率も自由に選べ、ホールディングに関してもボディ側で手ぶれ補正が登載されれば、敢えて光学ファインダーを使うメリットもかなり薄れてくる。

 そろそろ、フィルムがデジタルに変わったように、ファインダーも一眼レフレックス方式のファインダーが隆盛になった「レンズを通して入る光をそのまま観察し、レンズを交換してもそのままピントや、構図を正確に確認出来るファインダー」という主旨に改めて戻り、これをデジタルでしのぐ努力をすべきではないだろうか。
 それも、では、光学ファインダーをEVFに置き換えましょうと言うだけでなく、そもそもあの小さい窓から覗くという事自体ピント合わせとカメラのホールディングとして合理的なのかどうかと言う根本的なところからもう一度考え直してみても良いのではと思う。メカニカルな制約があった時代ですら、最初の磨りガラスでピントを合わせていた時から、二眼レフのスクリーン、同じく中判では45度アングルや、スクリーンのマット面等さまざまな改良や、焦点合わせもレンジファインダー等さまざまな手法が考案されては消え今の一眼レフのアイレベルファインダーに落ち着いたのだ。これをそのまま、デジタル化すればよいというのはいささか工夫が足りないし、単にEVF化しスタイルはそのまま小さな窓をのぞくアイレベルと言うのは、いかがなものかと思うからだ。

話しがだっせんしてきたので、この辺で

 

by Hiro_Sakae | 2006-04-15 22:15 | 雑記諸々


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