2006年 05月 11日
オリンパス18/3期決算等の発表 好調です。
本日、オリンパスの決算発表並びにHPで決算短信他が公表された。




詳しくは、オリンパスのHPの公開情報を参照して頂くのが良いが、結局18/3期は戦後の混乱期を除いて初の赤字決算を喫した17/3期の決算から一転、連結売り上げ9781億円、営業利益625億円、経常利益412億円、当期利益285億円と予想を上回る決算となった。

特に、連結売り上げは過去最高を更新、本業の元気度を示す営業利益においては、過去最高益に迫る勢いを見せ、今期(19/3期)の予想では、売り上げは1兆円オーバー、営業利益も730億円と売り上げ、利益とも過去最高を更新する見込みまでになっている。

復活の主因は、当然大不振にあった映像事業部門のV字回復で、売り上げこそ機種絞り込み等により、2776億円→2545億円と減収となったものの、営業利益は▲238億円から+49億円と、大幅に改善した形である。当初は通期とんとんで本格的黒字は今期からの予想であったが、一期で黒字化まで持っていった格好である。

そして、この中間決算発表と合わせて、かねてから噂されていた3年後までの経営基本計画の策定がリリースされた。

今回のリリースは概要と言った感じで、恐らく詳細は来月の株主総会辺りで投資家向け説明資料として公表される形であろう。

肝心の映像事業に関しては、かつてのブームのようにデジカメが売れた頃とは一転、現状の推移をなだらかに上げる形で、営業利益も100億円程度で推移していくと言った極めて安定的な成長路線を歩んでいる印象を受けた。

また、そのなかでも、営業事業の選択と集中の中でコア事業を3事業上げ、更にその中の筆頭事業として「デジタル一眼レフカメラ」をあげているのは嬉しい限りだ。

オリンパス自体が、オプトデジタルとしての主要3事業(医療=内視鏡、ライフサイエンス=顕微鏡、映像=デジタルカメラ)をバランスよく、安定的且つ継続的収益体質の維持に主眼をおいている点、そして当たり前であるが、会社として継続的事業と位置づける映像事業の中にデジカメ、同デジタル一眼レフを据えていることはユーザーとしては安心出来るものがある。

恐らく、映像事業の中から逆算していくと、オリンパスのフォーサーズはシェアで目標15%で市場のパイの拡大が急であれば、シェア的には10%前後(今のピークとあまり変わらないが)でもオリンパスのDSLR事業としては継続的に存続していけるような感じでは無いだろうか。ユーザーとしては、高シェアをとってもらうこと自体は悪いことではないが、逆にシェアを維持しないとビジネス的に成り立たなくなる位であれば、シェアはマイナーでも企業として継続的にコミットしてくれる方がありがたい。(尤も推論なので何とも言えない。本当にものすごく超小型で且つ安価のDSLRを企画していて単価が下がっているだけかも知れない)

何れにせよ、中期計画で映像事業は今後、顕微鏡、内視鏡と共に過去のようなぼろもうけは無い代わりに継続的収益体質の事業に作り替え、その中のコア事業にデジタル一眼レフが入るらしいことはわかったので、一安心である。早く、計画の内容を見てみたいものである。
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by Hiro_Sakae | 2006-05-11 00:26 | E,Pen-system関係


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