2006年 05月 27日
見逃していた!ありました、オリンパスのシフト補正方式+
下記に上げた、オリンパス独自のローリングも補正するという特許の前に、ソニーや、ペンタックスのような、いわゆるピッチ、ヨー(縦横)をシフト補正する特許が出ていた。旧ミノルタとも、また最近出たペンタックスとも違う方式で、撮像素子をシフト補正する形である。






そして、この撮像素子のシフト補正の特許があり、実は(何れアップするが)この撮像素子をシフト補正するだけ(現在のボディ補正は、ソニーも、ペンタックスも同じ)では、軸に対して回転するローリング補正が全くされない点をつぶせない。

これの理論的特許が実は先日紹介した特許の前に出ている(別途アップする予定)

そして、オリンパスの方式を書く前に、興味深い特許の事実を書いておこう。実はオリンパスのこの独自シフト補正方式と、回転軸補正の二つ及び、これを組み合わせる特許が出願された2004年秋頃に、オリンパス以外にも、この撮像素子補正方式の特許が出願されていて最近、それらも公開されている。

ひとつは、ペンタックスの方式であるコイルを使った方式、(これは結局今回発表になったのと同じものである。)そして、もうひとつ、この頃オリンパスや、ペンタックス同様にミノルタと別の形式のシフト補正を精力的に出願し、最近公開されている会社がある。ニコンである。ニコンの方式はミノルタと同じようにガイドレールを使うという意味ではミノルタと似ているが、駆動の仕組みが違う。さて、オリンパスの方式とは、、
と言うと、

【発行国】 日本国特許庁(JP)
【公報種別】 公開特許公報(A)
【公開番号】 特許公開2006-5542
【公開日】 平成18年1月5日(2006.1.5)
【発明の名称】 カメラのブレ補正機構

と言うことで、上がっているが、申し訳ない。文系の私には理解を超えるレベルである。ものすごく乱暴に言えば、ガイドレールを必要とするミノルタ方式をコイルという磁気を使って駆動及び、解消したのがペンタックス方式だとすれば、これを電気式にしたのが、オリンパスである。
電圧の変化を使うようで、2枚のシート上のようなものから構成され、片方のシートには永久磁石の電気版のようなようなものが作られている。省電力且つ、低コスト、小型化が図られていると言う形だ。

結局、こうしてみてくると、このDSLR級の撮像素子のシフト補正に関しては、ミノルタ以外のニコン、ペンタックス、オリンパスもミノルタとの対抗上開発は進んでおり、既に各社とも抵触しない形で奇しくも各社とも2004年夏から、秋の時期に集中して出願されている形だ。(キャノンさんのは見つけられなかったので、不明)

従って、意外にも、戦略上実際に載せてくるかどうかは別にして、各社とも載せようと思えば載せられる程度の準備は出来ている、少なくとも巷間言われた「ミノルタの特許の壁が厚く、作れない」と言うことは各社無さそうである。

尤も、これに加えてローリング補正の仕組みを特許公開しているのはオリンパスしかない。これがまた、大好きな世界初の、、となるのだろうか?
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by Hiro_Sakae | 2006-05-27 08:51 | E,Pen-system関係


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