2006年 08月 09日
絶対出ないが出て欲しい おじさんの夢のフォーサーズDSLR
  下のフルサイズは越渓さんに触発されたものであるが、実は私なりに考えている気が狂ったような事が出来るオリンパスだからこそ、将来(ここ3年間は地道にフォーサーズを発展させるようなので)次の計画にあるかもしれない新DSLRとやらに、一発限定でも良いから出して欲しい夢のDSLRがある。

  写真、カメラは長い歴史を持っている。そういう遺産の上に私はあれこれ今楽しめている。そんな中で、過去の遺産では無く今正に自分がいる時代に新たに生まれ育っていくものを同時代的に楽しみたい。フォーサーズに感じる思いはそこだ。新しいデジタルという仕組み、新しいシステム、新しいレンズ。湿板→乾板→フィルム、、、と記録する媒体が変わり、つれてカメラのシステム自体が変わる。カメラの長い歴史を振り返ってそういういわば「大きな節目」に同時代的に立ち会えるというのはそうそう無いことである。

  一方で、個人とカメラの関わりという視点に戻った時に、そこにはそういう理想、ベストのシステムを、、と言う思いとは別に、過去のカメラ、レンズへの愛着、若い頃の憧れ等から過去の資産を末永く使いたいという欲望があるのも事実だ。或いは、更にさかのぼって自分の中では既に「伝説」となっている時代のレンズに触れてみたいという気持ちもある。

  さて、今は、中古で安く買えるマニュアル一眼レフやレンズが現役の頃はそれらは、親も理解があるか、はたまた決死の思いでないとなかなか一般的には買えない時代があった。一眼レフが急速に大衆化したのは、恐らく1980年に入る手前、一眼レフもAE時代に入り、連写一眼のAE-1や、ミノルタの宮崎美子等、一気に電子化により自動露出の小型一眼レフがでたころからだろう。(値段も当時としては劇的に下がったような気がする。)

  この一眼レフが一気に大衆化した時代に、これに憧れようやく手の届いた一眼レフに夢を託した当時の中学生から大学生あたりの世代が、今30代半ばから40代のおじさんとなっている。この辺はもう少し上の層と並んで、DSLRの主要購買層であり、これからどんどん暇と金に余裕が出てくる層である。

  前置きが長くなったが、フォーサーズがデジタルを生かしたシステムであれば、デジタルとしての正常進化とあわせて、これらおじさんのかつての夢、憧れを満たしてくれるデジタルならではのシステムも一つ加えて欲しいというのが私のつたない夢である。このままだらだらと書くとブログが字で埋まってしまうので、、、、、お盆の大妄想としてご容赦頂きたい



 時は、今のフォーサーズ充実期の3年が終わって新たな3年計画がスタートしたど真ん中あたり、次の次4年後2010年のフォトキナだ。2年後の2012年は、フォーサーズ構想が発表された2002年フォトキナから数えて10年、そして、オリンパスの本格的一眼レフであるOMシステム(発表時はMシステム)が発表された1972年のフォトキナから数えても40年と節目の年となる。

これに先立つ、2008年には当初からアナウンスされていた新型の超小型燃料電池の実用化に成功、また盟友フジのフォビオン素子にも似た究極のオーガニック撮像素子も当初予定に1年遅れ2009年に同社のコンデジに搭載され、いよいよフォーサーズに搭載される感じだ。そして、正常進化のE-x系の新型機種と同時に新型DSLRがリリースされる。

それは、一見ただの小型DSLRの様だがペンタ部の出っ張りが小さい。のぞいてみると、フォーサーズに似つかわしくない、大きなサイズのファインダーいや、よく見ると何とEVFである。そして背面LCDがマルチアングルで且つ双方今で言うライブビューB状態である。
そして、マウントをあけるとミラーがある位置に何もなく、変わりにあやしげなレンズのようなものがある。いや正確に言うとレンズと一体化して少々埋め込まれたようなアダプターが装着されていると言った感じだ。そして、ボディの周りに並べられているのは何とZDレンズではなく、往年のOMレンズがおいてある。おもむろに、OMレンズを装着してファインダーをのぞいてみる。む、何かいつものフォーサーズと感じが違う、おお、ひょっとしてこれは画角がフルサイズじゃあないか、、とまぁこんな感じである。(笑)

まず、この新型DSLRはもはや光学ファインダーはなく従ってミラーもいらないEVF専用機であるが、そのおかげで
・光学系では無理だった高倍率ファインダーによりフルサイズ並みの見やすさ
・加えて、マルチアングルLCDファインダーによりフリーアングル
・現行のビューB同様、EVF故の実絞りしても暗くならない使い勝手の良さ
と言った工夫がなされている。
そして、肝は、OMレンズをつけた場合にハウジング内の特殊レンズによりフルサイズ用のサークルに拡散する光路をフォーサーズのサークルに合わせる工夫がなされている。これにより、
・画角が、結局フルサイズと同じになり使い勝手はフルサイズと同じ。
・拡散する光路を狭める事により、周辺部にも角度を立てて光を当てられる。
等、フォーサーズ利用で問題のない配慮がなされている。
・また、フォーマットをフォーサーズのままでフランジバックを短くしており、ここのユニット毎他社アダプター(純正別売)へ切り替えることにより、各社のマウント対応が可能
となっている。

驚愕すべきは、このボディは全くの「過去の銀塩レンズ利用限定」で徹底的に煮詰められているために、AEは絞り優先とマニュアルのみ、実際には絞りは実絞りのみで対応するためにボディ側はシャッター制御しか不要のため、単純にシャッターダイヤルがつけられている。その他AFに関する回路、部品等も一切省略されている形だ。フォルムは違うが、OM4と同じ機能のみ具現されている。(おっと、書き忘れたが、当然高性能手ぶれ補正と、ダストリダクションは健在である。)

尤も、先ほど言った特殊レンズ等を入れてギミックなものにして奥行きが深くなるのなら、いっそのこと私の好きなウエストレベルの奥行きのあるハッセル型にしてもよい。何ならオリが別の趣旨で特許に出しているように、このレンズ込み込みでフランジが合うように撮像素子が連動して前後動しても良いではないか。それだけがちゃがちゃ動かしても、レンズにもAFにも電気は使わないのであるし、何より燃料電池で電源自体がパワーアップしているから可能だろう。と言うかフランジバックの調整が撮像素子の前後動で出来ればアダプターはマウントさえ出来れば良くなるので極めて安価に作れるはずである。

フォーサーズのオープンマウント規格の思想に則り、この際過去のマウントのレンズを全てそのレンズのフォーマット本来の画角で楽しめるようにしましょうというただそれだけのカメラである。
また、これを実現するために、フォーサーズの正常進化の為に蓄えられたあらゆるデジタル技術を駆使しましたというところがミソである。そして、これをオリの「そこまでこだわるか」のノリで徹底的に作り込んで欲しい。

多分、と言うか100%出ないだろう(笑)しかし、本当にこんなもんが出たらそこそこのニーズはあると思う。
[PR]

by hiro_sakae | 2006-08-09 00:43 | E,Pen-system関係


<< フォトキナ2006で、E-1後...      越渓さんの英断! フォーサーズ... >>