2006年 10月 18日
第二章へ行く前に、フォーサーズのソフト周りの考察
これまでの、オリンパスのE-systemの進展がオリにおける第一章だとすれば、2002年フォトキナでの構想発表から今年の2006年フォトキナまでもフォーサーズにおける「第一章」と言えるのでは無いだろうか。
影も形も無いところから、わずか(敢えて私はわずかと言いたい)4年で、3社のボディ、3社の2十本を超えるレンズ群等を揃え、理念だけであったフォーサーズのHPにこれらの製品が「手に触れられるもの」としてアップされている、、、




 これに、今後更にハード面ではオリのアナウンスが真実であれば、順調に第二章に進むようである。これ自体は非常にうれしいかぎりである。一方で、こうして実際に複数の会社をまたぐボディ、レンズなりが出てくると、それに合わせて、第二章ではオリ、いやフォーサーズ企業で実現してもらいたいことがあるのだ。それは、オリスタ等のPCソフトに関するものである。

 まず、オリが言うE-systemでのデジタルワークフローという中にオリスタが含まれている。ここでは、話をわかりやすくするためにオリスタを敢えて使用する標準的な流れ→raw現像を伴う画像処理を考える。(raw現像時の設定以外の補正は省略)
そうすると、流れとしては非常に単純で
1、レンズは外光を取り込み、ボディに送る役目
2.ボディはこの光をデジタルデータに変換する役目(raw)
3.PC(ここではオリスタ)はこのデータを再び画像として閲覧できるものにする役目
となる。アナログの光を、通常閲覧できる画像データに切り替えるまでのプロセスをレンズ、ボディ、PCで分業しているという形だ。

 従って、DSLRシステムにおけるraw現像での使用を考えた場合、このレンズ(光)→ボディ(デジタルへ変換)→ソフト(最終データO/P)の流れをトータルで考える必要ある。

 さて、ここでフォーサーズシステムを考えた場合、結局フォーサーズ規格は上の流れのボディとレンズのつなぎ目を標準化したに過ぎない。フォーサーズがDSLRの為に作られたシステムとすれば、もう一つのつなぎ目ボディとPCソフトの部分も何らかの考慮が必要であるだろう。フォーサーズ同士での相互乗り入れ使用の使い勝手という面から、今後改良してもらいたいと言う部分を下記に書いてみたい。

1.オリスタでの他社フォーサーズボディのRawフォーマットのサポート
 例えば、ワークフローをオリスタで慣れ親しんでいる人が、パナのボディを買ったからと言って、パナのソフトを開くというのは面倒だろう。現行パナのソフトはSilkypixの系統であるようであるし、ライカの添付はCaptureOne LE系統の様である。これに、もしシグマがボディ参入するとすれば、またシグマのものが添付されるのであろう。
 オリスタをE-systemのデジタルワークフローの一つととらえるなら、他社フォーサーズボディのrawファイルに関してもサポートし、フォーサーズボディなら全てオリスタで処理可能とすべきだと思う。

2.他社のファームウェア・アップデートのサポート
 例えば、私が仮にライカのレンズを導入してライカのレンズのファームウェア・アップデートを受けようとする場合等どうするのかという問題である。(シグマに関してはHPを見たが、レンズのファームウェア・アップデートは無い様である)オリスタのファームウェアアップデート機能で他社ボディ、他社レンズのアップデートも出来る様な工夫をして欲しい。

 物理的に可能とした上で更に、私は以下の改善を望みたい。
 今は、ボディとレンズを接続していればファームウェアの更新の有無を確認できるが面倒である。自分でHPを見に行けばそれでよいが、これが複数のメーカーも見るというのもまた面倒くさい話である。ソフトウェアの自動更新機能でないが、例えばオリスタの中に手持ちのボディやレンズをインプットしておける様にしておいて、オリスタを起動した時に自動(もしくは設定で手動)的に手持ちハードのファームウェアアップデート等を検索し、各社のアップデートの有無が確認つなげば、アップデート開始というわけにはいかないだろうか。

 要は、書いてしまえば大したことはない。しかし苦言を呈すればDSLRシステムでレンズとボディのハードが繰り回しできれば、相互乗り入れで互換性が完結するというのはまだ、DSLRの前のフィルムSLR時代の感覚を引きずっていると思うのである。ここには発想の転換と、フォーサーズのオープンマウントの解釈がある。(続きは上の記事へ)
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by hiro_sakae | 2006-10-18 10:54 | E,Pen-system関係


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