2006年 11月 04日
E-400→超小型→女性向け、、、そして囲い込み
 フォトキナ明けの日経の記事で、菊川CEOがE-400に触れて「ここまで、小型化してこれは是非、女性にも大いに使ってもらいたい」というような内容のコメントが紹介されていたが、、ついでに、脱線して色々と




いささか、旧聞に属するが、読売のHPに高校写真部が女子生徒に人気という記事が出ていた。

そもそもが、写真部の構成人員で女子が多数派をしめるだけでなく、レベルにおいても「全国高校写真選手権大会」では、応募者2900人(一昨年の大会)で約8割弱が女子を占め、昨年の全国高校総合文化祭の写真部門でも、入賞者33人中女子が20人と男子を圧倒しているらしい。

最近、お受験パパではないが、娘といくつかの女子校の文化祭なるものを見学する機会があり、あれこれ顔を出したがどこの学校にも必ず写真部があり結構な規模で展示をしていた。
「女子校写真部」、、、高校時代と言えばむさ苦しい男子校で過ごした私にとっては、想像の出来ない秘密のゾーンである。(笑)私の学校にも写真部はあったが、少人数で何となく暗いイメージがあった。「男子校写真部」と「女子校写真部」、、たった一字の違いであるがそこから夢想されるイメージには、隔絶されたものがある。(笑)
レベルは色々あるのだろうし、プリクラ世代云々という話もあるが展示物などをかいま見ると、別にデジカメでお気楽に撮りましたというのは少数で、モノクロできちんと焼き付けたりしている。(当たり前か)。後は、私の中、高時代の写真部の展示というと、写真もあるが、カメラがおいてあったり、或いはたむろす部員などは、一眼レフを首からかけていたりしたが、そういう雰囲気は全くなく、明るいイメージである。とにかく、時代は変わったものである。

そう言えば、最近会社関係でも、何かの拍子で趣味の話になっても総じて男性より女性の方が話に興味を示す方が多い様な気がする。男性などは写真が趣味だというと、大体カメラはどんなものを使うかとか、金がかかるのかだとかから始まり、何を撮るのかで「お散歩しながら」などというところで一気に興味がなくなってしまうのが落ちである。女性の場合の方が、往々にしてその後も話が展開するものである。尤も、正確に言うと相手が男性か女性かで私自身が会話を継続しようとする努力に差があるということもあるが、、(苦笑)

とまあ、この辺で強引に話をつなげていくと、この写真=カメラ趣味というものが男性の趣味からどちらかというと女性の趣味としても市民権を得ている現状から見てこのE-400ならE-400で女性にも広くオリを使ってもらうというのはビジネス上も非常に肝であると言うことだろう。
そして、この女性にも広く使ってもらうと言うのは、実はひいては男性陣のシェアアップ、ユーザー拡大にも大きく資するというものである。

フィルム時代の一眼レフの女性向けはまず、主婦層がターゲットだった。少しかっこ良くて、若いママさんが小さい子供やファミリーを撮るというイメージだ。しかし、この切り口が開発?されてからも早10年以上経ち、時代も変わった。カメラに写真に興味を持つメイン層に対しての女性向けのカメラを作ると言うのでなく、そもそも今後のメイン層(特にDSLRで一眼レフに飛び込む世代)の男女構成自体が女性の方が多いかもしれないと言うことである。

DSLR自体も、何か男性向けのメインがあって女性向けにも作るというのでなく、特にこれからデビューする層向けには最初から女性も使いやすいコンセプトが必須と言うことだろう。(ひょっとすると、もっと進んで女性の支持も得られない様なものはそもそもビジネス的に成功しないと言うところまでいくかもしれない。)余談であるが、上に書いた、全国高校写真選手権大会は今年で10数回を数える、高校写真部ではメジャーな大会に育っているがこれをサポートし続けているカメラメーカーがいる。キヤノンである。やはりこの辺はさすがとしか言いようがない。最初は北海道で町おこし的に始まった大会が今や「写真甲子園」として注目を浴びるところまできているが、これをサポートし、「うまいなあ」と思うのは一昨年の11回大会からは北海道での本戦は「デジタル一眼レフ」での勝負に変更されている。恐らくキヤノンが一枚かんでいて、機材サポート等をしているのだろう。

こういううまさで言うと、例えばオリは米国オリではテニスの全米オープンのサポート、欧州オリはF-1のフェラーリのサポート等頑張ってはいるが、キヤノンUSAなどは、そういう派手さはないが、恐らく(日米問わず)おじさん(=DSLRの主要購買層の一つ)が興味をもつゴルフのPGAツアーのフルサポート等抜け目なく押さえている。また、各社主催のフォトコンテストを行っているが、各社ついつい社名など冠してしまう中で、骨太のコンセプトで立ち上げた写真新世紀などは、キヤノンの枠を離れ、次代の写真家デビューの重要なコンテストに成長している。これからのユーザー、今金を落とすユーザー、そして自社の広告塔たるプロの育成と、すきなしのサポート体制である。この辺はオリンパスが大いに研究しないといけない部分であろう。

ともあれ、オリは今のところ女性一眼レフ講座を開設したり、オリなりの(で、こっそり書くが地味で、正直鈍くさいイメージもするけど(笑))女性ユーザーの拡大を考えている様である。これは私の様なおじさんユーザーにとっても嬉しいことではある。訳のわからない野郎ユーザーにぼろくそに言われても、「んな事言ったってオリが一番いいもん」とすてきな女性ユーザーに一言言って頂ければ溜飲も下がろうというものだ。(笑)私はあまり撮らないが、オリのカメラでかわいい女性を撮るのも楽しいが、オリの話題で女性と親しくなれるのならその方が良いに決まっているのである。

と言うわけで、この手の話になると脱線しまくりそうなのでこの辺で、、
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by hiro_sakae | 2006-11-04 11:49 | 雑記諸々


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