2006年 11月 18日
格安E-1もいよいよ玉切れが近いか
 以前、フォトキナの直前次期E-1のリリースが先に伸びるかと言う時に格安E-1の購入手法をアップした。その際に、米国オリの認定ディーラーで世界へのE-1格安供給基地とも言えるCametaCameraをご紹介した。(程なく、私が入手したE-1もここから手に入れたもの。)そして、Dpreviewの関連記事で久しぶりにCametaCameraにアクセスすると異変が起きていた。
いつまで、手にはいるかわからないが、改めてE-1,E-300の現在での持つ意味について



以前の記事を書いたのは9月の10日頃。購入方法は前の記事を参照して頂くとしてそのころは、各種のレンズや付属品とセットになっているものが10近く(これは固定価格)と入札で決まる単体が3,4個はコンスタントに毎日アップされていると言う状態だった。

久しぶりにCametaのE-bayでの品揃えを見るとこの単体出品は0.その他のセットものもわずかに2セットのみである。(恐らく落札されればまた出ると言うことだとは思うが)ちなみに現在のセットは、
E-1+4GBのトランセンド120倍速4GB+純正予備バッテリー他バッグ等のおまけで789.95ドル、これのセットで2GBになったものが744.95ドルである。(これも他のCFや予備バッテリーも欲しいという人であればかなり格安だとは思う。当たり前であるがE-1本体は付属品完備の正真正銘箱入り新品である。米国版のため困るのはマニュアルが英語ぐらいか。しかしどうしても日本語マニュアルが欲しければオリのオンラインショップで付属マニュアルだけ1500円で今も売っている)

ちなみに、Cameta以外にも北米限定でCametaと同じようにE-1単体の新品を2,3台出しているところがあるが、落札価格はCametaから供給されていた頃は450ドル460ドルでらくさつされていたものが、100ドル以上は上がってきている。そろそろE-1の新品在庫も払底してきているのかもしれない。ちなみにオリの会員限定価格も一時のバカ安キャンペーンは終了しており、通常の価格.comにあるような価格に戻っている形だ。

また、Cametaで以前から1~2台と細々と続いているE-300のデッドストック放出も少し価格が上がった。一番安いセットとなる14-45のレンズキットに1GBのLexarの133倍速付きで459ドル。以前のE-1単体落札とほぼ同価格と言ったところだ。E-300はディスコン商品なのでもう新品の玉が少ないのは予想されるが、中古を入れてもe-bayでは一時の底値から若干上げ気味の線で安定している。不思議なものである。

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思うに、オリに限らないと思うがDSLRも2,3年前の各社が出そろった頃以降のものであればそれなりに使いこなせばフィルム一眼と同様、世代落ち或いは中古品を狙うというのがカメラ導入の選択肢として現実的なものになってきたのだろうか。

例えば、E-300などもkodakのKAFセンサー付きで、画素数も8MPある。そしてオリの場合は今年注目を浴びたゴミ取り機能もついている。光学ファインダー、AE,AF等に関してはそれぞれ、慣れ(苦笑)、中央重点測光で測光の勉強、中央一点AFと使う方の使いこなしも必要ではある。
しかし、E-300(これはかなりの部分E-1にも言える)が歳月が経ち大きく値落ちしているのと反比例して発売当時欠点と言われていたものが、逆に克服されていることにも気づく。

1.交換レンズ群の充実
  まだまだ、不十分な点もあるがE-300が出た頃は松2,竹4,梅2の8本にシグマのEXでないDCズームが3本が出てようやく10本を超えた頃だろうか、今E-300をこれから使う方なら
フォーサーズのHPに乗っているものだけでも26本もある。ちなみに私の好きなマクロでは当時はZD50が一本だけ。それが今は4本で来年にはZDやライカから追加投入が期待できる。隔世の感がある。少なくともE-300登場当時より格段に交換レンズ群は充実した。

2.ファームウェアのバージョンアップ
 E-300に関しては、既にE-330登場時にディスコンになっているにもかかわらず6月にファームウェアのバージョンアップ1.4が出てE-300ユーザーをあっと言わせたが、過去4度にわたるファームウェアアップでシェーディング補正や、S-AF等のレリーズ優先オンオフ等いくつかの新しい機能が追加され、2度にわたり(限界はあるものの)測光の安定性が改良されている。オリの場合は、基本的に出荷は全てバージョン1.0のままずーっと出荷する様で、新しく買っても買ってこれをダウンロードしないと恩恵に預かれないのは要注意である。もし買ったままで、しておられない方がいれば、早速実行して頂きたい。

3.高ISO対策等々
 登場時より、高ISOに弱いと言われているE-300であるが、これも時代の進歩というかそれを補うソフトの方も、元々相性の良いと言われているNoiseNinjaや、私も使っているNeatImage果てはその他のraw現像ソフト等もバージョンアップ等で進歩しておりISO400までなら拡大しても問題なく、800でもスナップや家族用途なら躊躇無く使える様になってきた。オリのISOでのノイズは目立つが一方で、ディテイルに関してはKAFの描写は非常に細かなところまで描いており、逆に言うとこの辺のノイズ処理をボディでやられずに自分でコントロールできる(ノイズと、ディテイルのトレードオフの加減)という意味ではこれもまた一つの手法だと思える。

4.そして、何よりも実績
 これは、他社製品でも言えることだがディスコン、型落ちになるとネット等では「もう時代遅れのもの」という扱いになるが、そんなことはない。(当たり前か)
 別に、ここでオリのプロフォトギャラリーに並ぶ写真家の例を出さずとも、各雑誌のフォトコンやブログ上においてもE-300で「普通のアマ」がすばらしい写真を撮れることが実例として実証されている。また、色々なノウハウ、くせへの対処法等が蓄積されているのも強みであろう。あたりまえだが、これらブログですばらしい例をみせてくれる方達が使いこなしにおいて他社カメラ以上に想像を絶する様な技術を要求されているわけでも無かろう(笑)。

5.アフターも当面は大丈夫
 E-1はまだディスコンでないので当たり前であるが、E-300もディスコン時にオリに確認したところ、向こう7年間(2013年まで)は各部品を確保しその後も対応可能なものはOHを受け付けるとの事である。E-1は恐らくプロ向けなのでこれが恐らくディスコン後は10年は確保という形だろうか。DSLRの進歩を考えれば、向こう7年間部品確保してもらえると言うことは修理に関しては心配がいらないだろう。(断っておくが、この売った後の面倒見の良さは旧来からのカメラメーカーに共通のものであり、この辺がパナ等電機メーカー等の新規参入で業界環境が今後変化して変わらないことを祈る。DSLRはあくまでカメラであり、電化製品では無いからだ。)

E-1は、プロ向けと言うことでボディ等の作り込みについては改めて言うまでもないがE-300においても元々はボディだけで10万円近くで売られていたものである。今、E-300,E-500はかなりの型落ちでうまくすれば5万円台で新品が手に入る。(E-300ならレンズ付)

フォーサーズに興味があって、とりあえず導入してみたい方であればこの辺は値段さえ折り合いが付けば今が一番格安時では無いかと思う。第二章が始まってサブボディにするのも良いかもしれない。 E-300はかなり前から新品、デッドストックは入手困難(出れば格安)になってきたが、そろそろE-1もそう言う時期にはいってきたのかもしれない。もし、興味があるならタイミングを見極める時期だろう。
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by hiro_sakae | 2006-11-18 21:04 | E,Pen-system関係


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