2006年 11月 19日
E-1,E-300,E-330
下の下のアップを調子を変えて、、+おまけ話

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(データは下の下と同じ)




 正解は無いと思うが、デフォルトはこれと下の濃いのとの中間より、やや濃い方に近い。(下のもの程彩度が濃くない。)従って、どれだけいじったかという意味では今回のアップの方が、彩度、コントラスト等いじっている量は明らかに大きい。しかし、朝のさわやかな感じはこっちの方かなと言う気もする。しかし、「晩秋の朝焼けが残る神社の片隅で妖しく咲いているのを見つけた」時の雰囲気とはかなり違う。(笑)まあ、それを言ったら下ももう少し花の色も暗い感じが正解なのだろうが、んな事を言い出したらきりがないし、ここで冷静に自分の腕のなさに行き着いても所詮、気分が暗くなるだけだ。(笑)

 下の記事のpennyさんのコメントではないが、機種による絵作りの違いというのが良く話題になる。特にEの場合は、Kodak製とパナ製という異なった撮像素子もあるからだ。

 まず、何よりも画素数の違いがある。E-1は5MPでありやはり被写体は選ぶのでは無かろうか。例えば5MPを適切な処理で8MPに補完してE-300なりと比べてみると当たり前であるが少しソフトな感じにはなる。(粗くなったりするわけではない)レオンさんが書いておられる様に風景等フィルムでも中判を使う様な解像度を要求される被写体を典型例に解像度が欲しい場合はE-330等の方が良いだろう。ただ私の様にマクロだとむしろ、プラスの場合もあるし、プリントを考慮しないのであればそれほどの差はないものと思う。

 次にわかりやすいのはノイズだろうか。私の場合は、E-1、300、330全てISO400までを使って、CaptureOne +NeatImageと言うパターンで処理をしている。(ソフト間のやりとりは16BitTIFF)このノイズ処理で大概はOKなのだが、拡大してうーんと悩む時がある。見くらべて、これなら多少のノイズが残ってもそのままの方が良いとか、或いはNeatImageのオート処理を少しいじる場合などだ。

 順番で行くと、少ない順からE-1→E-300&E-330だろうか。一番古いがE-1が一番少ない。このE-1とその他二機種の差に比べてE-300&E-330の差はあまり無い。E-330はjpeg使用においてはE-300との差が歴然とあるがrawでは個人的に結構ノイズはあると思う。従って家族のスナップ等でjpegで行く時はE-330を多用する。ISO400でJpeg撮りのイメージでは少ない順からE-330→E-1&E-300に逆転するイメージだ。

 rawでのE-300とE-330は微妙で、特にE-300の場合ISO200と400の差が大きい。E-330は1/3段刻みで200から400に直線的にノイズが増えるイメージだとすると、E-300は200と400に差がある。従って、個人的にはISO200まで限定(一番はISO100限定であるが)であればE-300はE-330に負けていない様に思う。と言うことで、結局E-300はISO200までで使うことが多い。ただ、最近雑誌等を見ていても撮る側もこの「DSLR特有のノイズ」とのつき合い、使い方もこなれてきて一時の様に全てノイズをきれいに消して「きれいきれい」で撮ることばかりが良いのでなく、ノイズ特有のざらつき感や、敢えて高ISOでノイズを出し臨場感、リアル感の様なものを表現しているのも見受けられる。(銀塩で言うフィルムの粒状感を表現の深みにつなげていくのと同じだろうか)そう言う意味では、敢えてノイズを出した形でもE-1,300はノイズの中でディテイルはきれいに残っているのでこれはこれでどうつき合い、使いこなすかの問題だろう。

 3番目としては、直接撮像素子には関係ないが、E-1&E-300とE-330の絵作りの違いとしては、アイポイント限定となるか、フリーアングルかによる構図の違いが上げられる。上に書いた、拡大したりしないとわからないものより実際にはこちらの方が大きいかもしれない。特にマクロの場合は、このアングルで絵が全然違ってしまう。勿論、E-1でもアングルファインダーを使えばかなり解消される場合もある。しかし、そうは言っても地面すれすれから狙いたい時など朝露や、昨日の雨などで草がじっとり濡れていたりするとそこに腹這いになるのは躊躇されることもある。(笑)やはりカメラを地面すれすれにおいて、カメラから顔を話して撮れると楽だ。
 逆に、頭上であるとかライブビューよりもファインダーで撮った方が安定する場合はE-1,E-300の方が良い。これはやはり、E-330の光学ファインダーがあまり使い良くは無いと言うことに起因するだろう。光学ファインダーの見やすさはE-1→E-300→E-330である。オリはファインダーが見にくいと言うことを言われるが、絶対的なものもさることながら、この「機種が新しくなるほど光学ファインダーが見にくくなる」という逆行的な部分が更にそういう評判を助長しているのではと思う。欲張りかもしれないが、せめて光学ファインダーもE-1並にした上でライブビューも付いているとなれば、アングルで使い分けるなどと言う手間は無くなるだろう。

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とここまで書いて、「おいおい、んなもんじゃなくて、こくとか色合いとかそういう肝心のものはどないなっとるんや」と言う意見もあるだろう。
ここんところは、確かにある。イメージであるが素直なのはE-330,少しこってりかなあというのはE-1、これに予想外のワールドが開けるのがE-300と言った感じだ。特にE-300の最大の特徴でもある「AEとホワイトバランスの合わせ技で時々見せるミラクルワールド」は隠れた魅力でもある。またこいつが、「再現性があまりない気まぐれ」であるところが悩ましい。
ただ、それとは別に実際に後処理をした上での出来上がりの絵という意味ではデジタルでは大差が無くなってしまっている。PC上で拡大もせず見ている分にはわからない事が多い。
「じゃあ、結局一緒か」というとそうでもない。いくら後処理が出来るとなっても、まず撮ってきた画像をだだーっとビュアーで見た際の印象というものがある。これに引きずられずに自分のイメージを構築し、どのような画像でもそのイメージに作り込めると言う方は良いかもしれない。しかし、私などは、まずこの現像前のビュアーで見た時のイメージで引きずられるし、それを元にもう少しこうしてみようと処理していく。従って、「理論上は可能でも、実際には撮りたてのイメージによって出来上がりも差が生じる」というところだろう。

また、修行中の身としてはE-300のこけた画像や、明らかに本物と違うぞと言うE-1のこってりブルーを見て、なるほどこういう方がでもええなあと勉強させられることもあるからだ。これをそのまま出すか、或いはいじるかはその人の好みだろう。従って絵に差があるのも事実だが、ではそれぞれの機種で色合い等の絵作りが規制を受けるかと言えば、そんなこともないと言う結論になる。

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最後に、極めて私的になるために汎用性は全くないが(笑)「じゃあ、お前は散歩に持ち出す時にどう言う理由でこの3台を持ち出すのを決めているのか」という部分である。

まず、撮るものが決まっていない場合や、MFの90ミリ以上のマクロを多用する場合はE-330となる。MFマクロでのライブビューBはやはり楽ちんさでは一番である。お散歩マクロ以外もE-330だ。

E-1は逆に、50ミリ系のマクロを使う場合や撮るものが決まっている場合に応じて使う場合が多い。慣れの問題で、アイポイントで問題ない場合はE-1の形の方がホールディングが安定するのと、シャッターによるぶれもE-1の方が良く押さえられている気がする。

E-300は、かつてはこれだけだったのであるが、最近は「よおし、今日はこの辺を撮ってみるか」(E-1,E-330)と言う希望や、「さて、一丁、新しいものを探しに歩き回ってみるぞ」(E-330)と言う夢もどちらも萎え萎え気味の時に持ち出す。何だかんだ言っても、一番操作になじんでいる機種であるし、こいつの意外性に賭けたいと言うせこい思惑もあるからだ。ちなみに、私のE-300はロゴ画像にもあるように、無理無理米谷氏にサインを頂いたスペシャルE-300であり本来はあまり持ち出して傷を付けたくないのだが、最近この私の心持ちの反映か、E-300の出番が増えている。ゆゆしき事態ではある。(苦笑、、しかし米谷氏のサイン付きOM,Penはかなりあるだろうが、E-300はかなり稀少であると思う。永久保存版だ)

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と書いてみて、結局他人には殆ど役に立たない内容になってしまった。実際のところ上のシチュエーション別ボディ選別もさることながら、レンズの選別の方が(気分転換的意味合いも含めて)私の場合はあれこれ悩むことが多い。人それぞれと言うところだろう。
 
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by hiro_sakae | 2006-11-19 10:10 | その他写真関連


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