2007年 01月 16日
オリらしさが現れた記事かな?
以前に、オリンパスE-systemに絡む隠れた魅力と言うことでオリンパスの環境に関する取り組みの記事を書いた。オリンパスは光学メーカーの中でもリコーさんと並んで環境関係には特に力を入れている。環境関係で事業所毎にISO14001を取得することはあるが、オリンパスも国内で13カ所の事業所が取得しているだけでなく、全社を統括する環境マネジメントシステム自体でISO14001を取得している数少ないメーカーでもある。そして、コンシュマー向け製品の中でも特にこのE-systemをカメラのフラッグシステムとしてだけでなくCSR上もトップ水準を掲げているのも以前の記事で紹介したところだ。そんなオリらしい記事が、、




お、オリンパスの記事が出ているぞと目についたのは、本日の日経産業新聞。気づいた方はいるだろうか。オリンパスは全社上げての環境へ配慮する取り組みの一環として製品輸送の手段を環境負荷の低い輸送手段へ移行するモーダルシフトに取り組んでいるらしい。(知らなかった)

これは、オリの製品物流子会社であるオリンパスロジスティックスが行っているもので、早い話が当社の製品が集約される東京センターから配送されるうち、
・内視鏡や、顕微鏡をまとめて一カ所の顧客に配送するケース
・東京センターから西の拠点の大阪・八尾のセンターへ配送するケース
に関して、従来のトラック輸送から、環境負荷の低い鉄道輸送に切り替えるというもの。従来のトラック輸送時のリードタイムと比較して問題ないと言う条件を付けながら(まあ、ここは顧客に迷惑をかけないためにも当然だと思うが)、2002年度から徐々に増やし、ノウハウを蓄えた結果、2007年度は、今年度比一気に3割増の年間40件まで増加するとのこと。梱包を工夫したり、日通、JRさん仕様のコンテナをそのまま使う等の工夫で物流費も削減できたほか、同量の輸送量をトラック輸送するのに比べCO2排出量は85%も削減されるとのことである。

梱包方法や、パッケージの利用等も工夫することによりCO2削減と、物流費削減の一石二鳥効果があるとのことである。

前に書いた記事と一部繰り返しになるかもしれないが、オリはE-systemを立ち上げるにあたり、新時代のデジタルシステムにふさわしく、はんだの鉛フリー化、レンズの硝材からの有害物質フリー化等欧州等の基準を先取りする形で立ち上げた。特にCSRに基づく環境基準に関しては、自社の工場の壁を越え資材調達や下請け会社にまで及んでいる。

勿論、せこい話しを言えばこれらのシステム構築並びに、これのために新たに開発している硝材、製造方法等も特許に公開されておりこれらのいくばくかはZDレンズの割高要因になっているかもしれない。(苦笑)しかし、確かE-systemやカメラをデジタルへシフトした理由に過去のインタビュー記事で主要理由として、「環境への配慮を考えた場合の銀塩カメラに対するデジカメの優位性」を上げていたオリの感覚からすれば、その頂点に立つE-systemこそ環境問題等においても自社デジカメ製品の中でトップクラスに位置づけるのはむしろ当然かもしれない。

オリの宣伝下手?も重なり、この辺は実際の売り上げ増加に正直あまり役だっているとは思えないが、写りや性能等はまた違った、オリE-systemユーザーのささやかな誇りにしても良いのではないかと常々思っている次第だ。
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by hiro_sakae | 2007-01-16 00:19 | E,Pen-system関係


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