2007年 03月 03日
E-3桁機はわかった。PMAでラインナップのポリシーを示せ
結局、噂と言えども恐らく当たらずとも遠からず。3月5日に第二章新機種としてリリースされるのは、何れも入門機クラスというのは間違いない。そして、個人的には入門機=比較対象機がキスデジX,D40,K100Dと言うのなら、長所、短所織り交ぜてまあ売れるだろう。そもそも、入門機クラス比較であれば連写はraw秒3コマ連続7コマ、そんなもんだろう。ファインダーとAFの測距点数も劣るが致命傷ではない。その代わりダストリダクションと、ライブビューと、ぶれ補正がついて画像エンジン一新でまあどっこいどっこいである。しかし所詮比較する「相手」も入門機クラスだ。





従って、とりあえず喫緊の課題として「先ず年間台数25万台→50万台」へ倍増し来年度にシェア1割のせを狙うという意味では最初にこのE-500の入れ替えと、超小型を売りにするE-400の欧州限定解除をもくろむのはわかる。国内ではぱっとしないオリの営業であるが、全世界的に見ればあの(失礼)実質E-500とも言える状況で25万台(ペンタックスと3,4万台しか違わない)を売ったオリであれば、ひょっとすると「日本をあてにしなくても」倍増は多分いってしまうだろうからだ。(笑)

いや、日本は逆に国内シェアが1%台であるからE-300で戦っていた頃の3%程度のシェアでも3倍増なので伸び率では地域トップかもしれない。(ここまで書くと嫌みかなあ(苦笑))従ってまあ、入門機としては持っている技術+αで無難にまとめてとにかくスタートさせるという形出来たのであろう。私は、これに関して「ビジネス」として考えた場合何も文句を言うつもりは無い。今当面台数倍増を考えた場合に、数の捌ける入門機をしかるべく速やかに市場に投入するというのは理にかなっている。これを優先するのもわかる。

しかし、私は言いたい。わかったとりあえず第一弾は入門機で行くと、、しかし、今回のPMAはオリがいわば「仕切直しのスタート」をする位置づけであるはずだ。であるならば是非PMAの席上ではE-3のスケジュールと合わせ、第二章におけるオリボディのラインナップの構想、ロードマップを明らかにすべきである。
・ボディ構成は3桁入門機と、一桁プロ機の構成で第二章を進むのか?
・その際、噂されている一桁機は最低30万以上で10万超~30万円がすっぽり空いてしまう「中抜き」の様ないびつな構成を考えているのか?
と言うところか。要は
・一桁、3桁の2ラインにする代わりにE-3をE-1程度の価格に抑えて中抜きをなくすのか
・もう1ラインを立ち上げるのかをはっきりしてもらいたいのだ。
今回のスペック予想を見るまではもう一つの選択肢、すなわち3桁機のいくつかを中型機のゾーンまでアップし中抜きを無くすという方法も考えられたが、今回の予想ではそれは無いと判断したからだ。お値段もdpreviewを見ると、ユーロ建ての価格は消費税込で向こうは10数パーセント課税されており、それと今円安でみかけ円建てでは割高になっているのも加味すると値段も入門機価格である。(従ってこれからフォーサーズに呼び込むという意味では頃合いの良いものにはなっていると思う)

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オリンパスは、第二章で入門機をてこ入れし裾野を増やして行きたいと思うだろう。そしてそれは今回真っ先に着手されることとなった。またプロやそれに準ずる方或いはアマチュアでもプロ並みの機材をばんばん買える方、この方達にはE-3が程なく用意される様だ。オリは良くも悪くも極端且つ正直だから恐らくE-3は噂通りのお高い値段に見合った性能が用意されるかもしれない。(笑)

しかし、しかし、しかし、しかしである。敢えて言う。これからフォーサーズに参入される方、或いはプロの方、あるいは高価な機材をバンバン買える方、この方以上にオリの第二章を心待ちにしていたユーザー層がいるはずである。そう、ここの読者にも多いオリ第一章からフォーサーズに共感し使っているファン層である。フォーサーズも何だかんだ言って秋には4年。縁があってフォーサーズでDSLRを持ち、使っていくうちに更に上位機種を使いこなしてみたいという人もいるだろう。あるいは、竹レンズを導入し折角買った竹に負けないボディを欲しいという人もいるだろう。またOM来のファンなどというと、「AF時代に敢えて、OMを選んだ人達」である。

折角、みんなこれから始まると言う第二章で、入門機が発売になり、そしてプロ機はPMAで発表となったら、「オリさん、あんた、ちーと一番大事なところをわすれてはいませんか?」と言いたくなるものだ。(尤も、E-3が他社中級機並で出るならそれが一番良いのだが、、(苦笑))

従って、「実はE-3は中級機並の値段でして」というオチでも無い限り、少なくともPMAでこれをどういう形で埋めていくのかを明らかにしてもらいたいと思うのだ。この際は、固いことは言わない。何ならE-3の手ぶれ補正、ライブビューレスでうんと安くなるならそれでも良い。元々中型機は30Dにしろ、D200にしろライブビューや、手ぶれ補正はついていない。ダストリダクションがついているだけましだ。その代わり、入門機にはないものが中級機にはある。ワンランク上のAF性能と、ファインダーの見え、連写、防塵防滴等の基礎体力の部分である。だから、E-3の基礎体力は全く同じすなわち、
・見えの良いファインダー、ワンランク上の撮像素子&画像エンジン周り
・AF性能と、連写がE-3同等
・ボディ、防塵防滴、アクセサリの互換性もE-3同等
早い話が、ぶれ補正とライブビューを省いただけで安いバージョンでもそれはそれで売れると思うのである。

「まあ、そう言わなくてもE-410やE510でもきちんと写真は撮れますよ。入門機ですが大丈夫です」と言われるかもしれないが、私はそれは詭弁だと思う。オリンパスだって、口に出す出さないは別にして、今回の両機種はあくまで意識は中級機ではありえないはずだ。値段が安いから入門機と行っているわけではない。意識の問題である。

私は、これは「なるほど、オリも3桁機とは違う位置づけのモデルを出してきたな」と基準にしようと思っていることがある。それはボディの相方を務めるセットレンズである。すなわち、一言で言えば
「竹ズームがキットレンズで付く様なボディを早く出せ」とまあこれに尽きる。レンズが松、竹、梅(小梅)と3ラインあって、最初のE-1以外竹が標準で付くボディが未だ現れないのだ。オリ自身が「このボディは竹レンズがぴったり」と言うボディを出してくれとまあ単純な話しである。

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私も、ようやくデジタル移行して3年目に入ってこようかとなると段々DSLRにも慣れてくる。中型機と言うのは台数シェア争いではそんなに台数を稼ぐわけでもなければ、プロ機ほどぼろい商売でもない。また、ユーザー層としても別にプロの様に使ってもらって広告塔になったりするわけでもないし、なまじ「カメラ扱いに慣れている」ので惚れてしまうと「何となく、使いこなしてしまう」のである。正直、じゃあ中型機を手に入れたとて「何か、あんたの撮る写真がランクアップするの」と言われたらお恥ずかしながら、ぐぐっと詰まってしまうのも事実である。しかし、各社の何となくイメージとしてはこの中型機の出来が大きく影響していると思うのだ。この辺が雑誌の比較記事でも一番目が行く。性能は入門クラスより各社良いし、この辺のクラスならなんとか無理をすれば手が届くと言うところだからだろう。

とにかく、3月5日の謎の機種は両方とも3桁機で入門機であるのはわかった。逆に言うと私のPMAに対するオリの期待、回答はまだ出ていないという形だ。E-3をどういう位置づけ、価格にもってくるのか、それに呼応してミドルクラスがあるのか無いのか。何となく上と、下だけ明らかになって肝心の真ん中が無いというのだけは避けて欲しい。

オリの渡辺部長はインタビューで第二章では「捨て駒の無いラインナップになる」と明言していた。確かに上と下でもラインナップとして「捨て駒のない」のは嘘ではない。しかし、このラインナップでは捨て駒は無いかもしれないが、自分にぴったりのものを用意してもらえない「捨てられたユーザー層」が出てくるのではないか。また、E-1の様にE-3が「自分に手が届く所に値下がりするまで」待つというのも少し悲しい。(苦笑)とにかく、この辺を注目していきたい。
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by hiro_sakae | 2007-03-03 13:35 | E,Pen-system関係


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