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2007年 03月 03日
続いて赤紫 E-3xx後継に期待したい訳
 午後から写真を撮りながら思ったのは、結局何だかんだいいながらもフォーサーズも私が普段使うのには現状でも(自分の腕以外は)不自由なく使える環境になってきたから、ついつい文句も増えるのかなと思ってしまった。E-330は特にまだ後継機が出ないので、そう言う意味では安心。ライブビューが各機種勢揃いするが分厚いとか何とかいわれようが、ライブビューはこのE-330タイプのアングル可変でこそ真価を発揮すると思うからだ。

 どだい、最初はE-3xx系後継までボディは待ちのはずだったのが、悩ましいティーザーでふらついてしまい(苦笑)。何れまた書くが、当面困っていない方で且つE-3xx系フリークの方は待つ甲斐があると思う。(ポロかどうかは微妙だがライブビューA&B搭載機、意味深長で恐縮だが、、)写真の後に与太話を、、

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E-330, Sigma 105/2.8 Macro
ISO250
CaptureOne LE



 改めて、E-410とE-510のスペックを見てみると先ず第二章のスタートとして入門機から先陣を切る形は先ほど書いた様に理にかなっている。自分が使う使わないは別にしてある程度「数を捌いてもらわない」とビジネス上まずいからだ。

 次に、それぞれのスペックも良くも悪くも大方の予想通りでサプライズ無しだったということだ。E-410がE-400にライブビューがついて大きさ故にぶれ補正は載ってこないだろうというのもそうだし、ここの改良にとどまる(他はE-400と同じ)というのも予想通りだ。そして、これのぶれ補正搭載版がE-500の後継機として出てきたわけである。リークの写真をよおく見て欲しい。遠目に見るとE-510からグリップ部分をとると意外にこの2機種の骨格は似ていることに気づくだろう。多分実物はカタログのサイズほどの大きさの差異は感じない気がする。ころころ小型なら他社にもあるが、小型にして薄くしたところが今回の特徴だ。

 従って、第二章の入門機のスタートは課題であった
・フォーサーズ&オリから来る小型&軽快なイメージの復活
・3桁機としての「雰囲気」の統一
・第一章のコア技術である、ダストリダクション+ライブビューの標準搭載
・新画像エンジンの搭載
・一部、第二章からの新機能搭載(E-510のぶれ補正)
をクリアーした。言ってみればオリのベーシックな共通機能の上に小型&軽快さを付加したものと言えよう。そう考えると極めて真っ当な作りと言えないこともない。
光学ファインダーは恐らくE-400と全て同一。先々月のDCMのインプレッションではME-1との併用でキヤノンの30Dと同等程度の見えは確保されるとのこと。30Dの先月号のDCMでのファインダーのランキングでは中の上ぐらいなのでこれが本当ならファインダーが「売り」になることはないが、少なくとも水準並みにはなっているようではある。

E-1時代もAF周り、連写周り(秒3コマ)はE-1と基本的におなじものを使い回した。そう言う意味ではここがランクアップするのは恐らく、E-3登場以降の機種からであろう。また、今回の機種が良くも悪くも「予想を裏切らなかった様に」E-3も既に流れている噂でもAFは11点以上、連写も秒5コマ以上は間違いない様なので恐らく新型センサー等はここからが実質上のスタートとも言えよう。この新型AFセンサーが千鳥センサーなら特許の段階でこのセンサーは同じ土台で9点程度の測距(普及型)から最高点まで使い倒しが出来るとなっていたからだ。

従って、うがった言い方をすれば本来このE-3の開発が順調に進んでいてフォトキナ辺りに発表し、PMA頃に一緒に販売できていれば多分E-3桁機のAFセンサー周りも新型に切り替わっていたのだろう。それが間に合わなかった。E-3は実機お披露目は予定では5~6月である。これを待って(デチューン版新型AFセンサー等)普及機を入れ替えていては真面目に致命傷になる。従ってこれを待たずに第二章をLV搭載と、ぶれ補正、それに間に合った画像エンジンを載せて発進したというところではないだろうか。

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オリは、結局機種により相違が出てしまう光学ファインダー周と技術進歩上やむを得ない撮像素子を例外に、基本的に画像エンジン、AFセンサー、連写部分等ベーシックな部分は全て共通というか使い回しで来ている。従って、この辺の基礎部分はよくもわるくもE-3で一新されるのなら(AFセンサー等はディチューンがあるかもしれないが、、)その後の機種は順次リニューアルされると考えるのが筋だろう。オリの生産台数であればわざわざ複数種類を作る方が却ってコスト高の様な気もするからだ。

と言うわけで、私はE-3xx系を愛用している方で特にアングルフリーのライブビューや、ライブビューBに加えてライブビューAの持つ可能性に魅力を感じている方は待った方が良いかもとおもうのである。以前にも書いたが、今後はリリースを遅れない様にすると言っているからだ。一桁機のE-1を別格にすれば、E-300は約1年2ヶ月、E-500は1年6ヶ月で機種入れ替えがされた。(E-400に至っては6ヶ月もない(苦笑))

E-330は丁度1年を経過したところ。オリは去年の秋は欧州限定という変則対応になったが本来は毎年秋~冬に新機種をリリースしている。従ってE-3の次に来るのはE-3xx後継機。そして、E-3で噂通りAF周り等が一新されるなら今回の新搭載分も含めて恐らくE-3xx後継は、
・新型画像エンジン
・AF周りと連写一新
・ぶれ補正搭載
・最低E-410と同等のLive-MOSとその他機能
となるはずである。
敢えてE-3xx後継を待つ=ライブビューでのフリーアングルを評価する人特に使っている人ならわかると思うが、フリーアングルでライブビューを多用するからこそ、
・ライブビューA使用時のAFの多点測距
・ライブビューB使用時のぶれ補正(ライブビューならボディ補正でもリアルタイム補正可能だろう)
のありがたさ、強力な改善となることは想像が付くと思うからだ。そして、これなら私は多分萌えるだろう。(笑)
特に、恐らくライブビューA&Bは地味だが細かな改良がされてくるはずだ。と言ってもE-3で噂される様なライブビューBでフルタイムAFが出来る様なものではないだろう。恐らくライブビューAの高画素化、フレームレートアップ等の様な気がする。

E-3xx絡みの悩ましい特許等はまた書くことにしたい。

by hiro_sakae | 2007-03-03 17:33 | シグマ系


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