2007年 05月 03日
GRDを使わなくなった理由 と脱線与太話
  年初にGRDを導入したが、結局使わなくなってしまった。軽量なものが欲しいと言うことと、珍しく人の意見を素直に聞いてふらーっと言ってしまった。結局メモ代わりとなればもっと安いオリのμ40→FE230ラインで十分だし、小さいし。GRDにはもっとどちらかというとそういう実用性でなく趣味よりのものを求めていたが私には合わなかった様である。携帯性ではE-410とは言え負けてしまうわけであるが、、後はまた少し脱線して。



  画質だ、単焦点だというのは言ってみても始まらない。そんなものはDSLRの方が良くて当たり前の話しであるし、それと引き替えの小型で軽快なことや、レンズの優秀さ、或いは雰囲気等相殺しておつりがくるものがGRDにもある。私が結局、使ってみてうーむとなったのはそういう本質的な部分からはずれる。いわゆるRaw撮りの使い勝手である。別にrawの方がいじれる、作り込みが出来る云々の話しでもない。単純にrawと言うファイル形式の問題である。

  普及型でなく、コンデジでrawが撮れるカメラというのを私はGRDとLX2で初めて体験した。と言うか、rawも撮れる機種というのもこれらを導入するきっかけになっていたからだ。で、DSLR程では無いよと言うのはわかっていたが、試してみてわかった。これらの機種のRawと言うのは「rawも撮れる」と言うことで、jpegでぱしぱし撮るスピード感や、そういう軽快なイメージがraw撮影になった途端に書き込み等に結構時間がかかり大きくスポイルされてしまうと言うことだ。オリンパスの(私の使った、もしくは使っている)コンデジはそもそもjpegしか無かったし、フォーサーズでは撮影の使い勝手がrawとjpegではあまり違いを感じなかったからだ。

 尤も、私自身が去年の秋まではフォーサーズでも基本的にjpegで撮っていた。実際、私の様なものの楽しみにおいては、jpegで不自由は感じていなかった。rawできっちり後処理もされるならともかく、別にrawに今変えたからと言って写真が見違える様になったともいえない。むしろリハビリと称してフォトコンにまめに出していたjpegで撮った画像の方が出来が良いくらいである。(苦笑)最初は、そう言うわけで私自身rawに主体を変えた時も何となくraw位使わないとなあという乗りであったのだが、乗り替える時にあれこれネットで調べて自分なりに考えてこれはメモやどうでも良い写真は別にして、趣味の写真や家族の写真(=残しておきたいもの)はrawで撮るべきであるなと考えを変えたわけである。

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 お恥ずかしい話しであるが、私はデジカメ移行が奥手であったために(苦笑)デジカメのファイル形式というのはJpeg,TIFF,rawというものしか知らず、raw現像なるものを意識して画像ファイルの事をあれこれ興味を持つまではJpegやTIFFでも種類があることはむろんのこと、過去にはこれらのファイル形式以外の固有形式があること自体も知らなかった。そうか、画像ファイル形式というものは、ここに至るまでに色々変遷をたどっていて私が一括りに思っていたものにも種類がある。と言うことは恐らく今後もまたずーっと今のJpegが永遠に続くわけでもないなと考えられるからだ。また、そう思って調べてみると私はあまり深く考えず一般のモニタや通常使用ではs-RGBが一般的と言うことなのでjpegはすべてS-RGBで撮影していたが、これだって、ひょっとするとアドビのRGBの方がメジャーになったり、或いは新種のものが出るかもしれんなと思った。

 要は、これは普通のデータと一緒なんだと思い至った時に過去に会社でオフコンの専用ワープロ、表計算ソフトから、一太郎&ロータスへ、はたまた今のワード&エクセルへとソフトとファイル形式が変わるたびに金をかけてきちんとコンバートしたつもりでも微妙にうまくいかず手間がかかった経験を思い出した。会社の資料であれば多少コンバートがヘンテコでも使ったり修正したりでごまかせるが、自分の画像はやはり困る。将来もっと良い画像保存形式が出来たらそれで保存したいしとかつまらないことをあれこれ考え始めたのである。言ってみればjpegオンリーで残すのは、ネガをすてて焼いた写真でしか保存していない様な危うさを感じてしまったのである。

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 と言うわけで、私は甚だネガティブというか保険的な意味合いでrawを使っていて、rawでストレス無く撮れるという意味では今のところDSLRが良いとこう思っているわけだ。特に今回のE-410程度まで小型化してくれるとシステムの拡張性も併せ考えればこれで十分かなと言う気もしてくる。敢えて、検討するとすればシグマさんがいましこしこ開発しているコンデジか?あれはraw保存がストレス無く出来る様に書いてあるし、コンパクトなのでこのへんも従来のコンデジと一線を画すと言う意味では検討に値するのかもしれない。

 余談であるが、私はフォーサーズにも何れ3CCDの撮像素子が乗ればいいなとか、フォビオンのフォーサーズ版が出れば良いと考えているが、では今のシグマのSD-14に載っているレベルのフォビオンでフォーサーズなりに出てきて果たしてフォビオンだと言うだけでシグマのSD以上にばんばん売れるかと言うところは甚だ疑問である。低ISOでの画質は素人目で見本を見てもやはりベイヤーとは違うという感じであるが、高ISOでの画質の荒れ等を見ているとシグマの撮像素子より更に幾分小さいフォーサーズで短所を消しつつ長所を際だたせるにはセンサーに見合ったもう一段の画像エンジンの作り込みが必要ではと思うのである。

 一部、未だに次期E-1のセンサーの噂として、フォビオン他非Live-MOSの噂が絶えない。しかし、私は今回のLive-MOS自体の改良(前回のLive-MOSはオリとの共同開発であったが、今回の新型は全面的にパナがやったようである。)と併せて一新されたTruePic3の作り込みを見ているとこれはこれで良いじゃないかと思うのである。ただ、もし仮に次期E-1にフォビオンが乗り、画像エンジンがTruePic3のフォビオン版とでもいうべきものがきちんと用意されているのなら、一度KAF,Live-MOSと料理してきたオリがフォビオンをどうてなづけるのかを見てみたい気もする。

 とまあ、またセンサーの話しになると話しが脱線しまくるのでこのへんでやめておくことにするが。
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by hiro_sakae | 2007-05-03 22:11 | 雑記諸々


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