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2007年 08月 23日
まだ、E-3の正式スペックは発表されていないが、、少し安堵
 今までのE-3のリーク記事等の予想スペックとあわせてohkujiraTさんのブログで、ニコンとキヤノンの機種との簡易比較表が作られている。




下の記事に書いたコメントとも重なるし、この表ではまだ明らかにならない部分ではあるが、私の安堵した部分は以下の通り。

1.ファインダー倍率は互角
これは、結局ほぼ同じ。アイピース等がE-410等とE-3は互換がある様なのでそのまま出ればマグニファイヤーのME-1も装着可能なはず。これがもし可能なら、フルサイズ換算でも0.7倍程度の倍率になるため、フルサイズ機並のファインダーとなる。また当然一桁機でありスクリーンも交換可能である。小さいフォーマットのためにあきらめていたが、予想外にこの光学ファインダーが他社と肩を並べそうである。

2.LVの可変アングル
LVのAFも大事であるが使い勝手はこれのあるなしで全然違う。背面固定のLVはどうしても腕を伸ばす宮崎あおいさんがCMでやっている様なポーズにならざるをえない。あれがDSLRで可能なのは、E-410,510の軽いボディ&レンズだからである。ボディだけで700グラム、800グラム台でこれにレンズを付けた重量でとなれば、事実上腕を伸ばしての手持ちは無理ではないか。となると、どうしても肘を脇につけてとなると目より下、一番安定するのは胸の前に持ってきたり、ウエストレベルで固定するのが一番であり、これで撮影するにはアングル可変でないと事実上手持ちは無理である。

また、三脚に据え付けてもアイレベルでない限り、背面だと結局アイレベルで見る様にかがまなないといけない。これも可変だからこそ生きる。地面すれすれのいわゆる「地べた置き」などは可変でないと無理だし、こういう自由度が得られてこそのLVである。
まして、このクラス=光学ファインダーでMF等も問題なく出来るレベルで敢えて光学ファインダーでなくLVを使って撮影範囲を拡大すると言うシチュエーションを考えた場合可変かどうかは使い勝手で大きな違いが出ると思う。

3.小型軽量
E-1程度の質量で且つより軽量を目指してくれていれば、或いはE-1並でも両社よりもより軽量であり、オリのHPにあるような「360度全方向から水がかかっても大丈夫な防塵防滴」であれば、小型軽量で且つ一番堅牢なボディになっているはずである。


 今年の後半戦の雌雄を決する=キヤノンのシェアV5とそれを阻むニコンが送り出すボディと比較して恐らくオリンパスが未だ劣る部分はいくつかあるだろう。これはファンとしては悔しいが致し方ない部分でもある。しかし、オリが第二章で掲げているEをもって写真を撮りに「外へ出よう」という部分は互角もしくは、勝っていて欲しいと思っていた。

 最終的なE-3のスペックはわからないが、しかしフィールドに共に出るカメラとしてのベースの部分、防塵防滴の堅牢性、取り回しのよい小型軽量化、フィールドでのアングルの拡大(LV可変)そして、ベースの光学ファインダーの部分がこの予想通りであれば、私はE-3はE-3の立ち位置を主張できるし、共感する人にとっては「敢えてE-3を選ぶ意味」がきっちりと出てくるのではと思った。

by hiro_sakae | 2007-08-23 23:22 | E,Pen-system関係


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