2007年 09月 06日
敢えてあるとしたら、エピソード更改と、L10米英先行販売から考える
  普及型の新機種入れ替えは、去年夏から今年春までかけて入れ替えが行われた。第二ラウンドの中型機以上の決戦においては、二強が今年のシェアNo.1を賭ける上に、キヤノンのみ若干先行したものの同じ商戦(秋冬商戦)に4社が集中して投入するガチンコ勝負の様相を呈してきた。(ただ、ペンタも秋に投入すると言っていたのでここに加わるのかもしれない)

  ところで、オリの方は今回エピソードが更改された。順当に考えればE-410,510と同じLive-MOSで第二章ボディは統一される様だ。しかし、もしここに何かあるとしたら私は、E-410のLive-MOS(正確に言えばLive-MOSもしくはTruePic3或いはその両方)にスペシャルチューンか改良がされている可能性は無いとは言えないと思うのだ。何故か?私の「もし何かがあるとしたら?」の推理を書いてみた。いかがだろうか?




1.エピソードの更改順序の乱れ

 エピソードの更改の本来の手順では、この画像センサーの章の3つが出た後にフラグシップクオリティである。私が考えたのはこの手のものが時間を追ってオープンになるからと言ってまさか、今月エピソードを公開してからやおら来月のものを作り始めるというものでも無かろうということだ。少なくとも、最初から章立て各エピソードの割り振り等筋書きを決めた上で公開をされているものだと思うのだ。そして、思い出して欲しい。このフラグシップクオリティが繰り上げて公開された時は、我々は結局これは近々E-3の公開がされるためにその前に公開するためにこうしたのではと考えた。しかし、結果として10月にリリースとなり、今後ろに回したセンサーの章も公開されるのであれば、このリリース時期に間に合わせるために前倒しにしたという理由は無かったと言うことになる。

 次に、スペックが流出したあのリーク記事(内部資料PDF)だ。あれが作られたのは春頃。しかも、あの資料でもE-3のスケジュールとしては最初からこれくらいの時期となっていた。加えてオリの公式リリース(社長談等)でもどうもオリは最初からE-3の発表、発売はこれくらいの時期を想定いた様に思える。整理すれば、エピソードの章立てやあらすじはそもそも、あのHPを立ち上げた段階だから内容も含めてかなり作り込まれていて、その章立てと呼応する機種発表スピードも元々オリが想定していたスケジュールとそんなに変わっていないということだ。では、何故あのように唐突に差し替えざるを得なかったのか?

 単純に考えれば、当初作っておいて順次機種リリースに合わせて公開すれば良い形になっていたあの記事の画像センサーのエピソードのどこかが「書き直さざるを得ない」事情が生まれたと言うことだろう。当初から作られていたのではと思うのは、今回公開されたエピソードである。E-410,510ではと言う書きぶりから見ても、あれはこの繰り下げられた間に書かれたものでなく、本来の順番で公開すべく以前に作られていたものが示唆されていると思う。

 従って、私は理由は定かではないが、画像センサーの章の後半二つのカテゴリーのどこかが当初作られていたものから差し替える必要性が出てきたのではと思うのである。うがった言い方をすると、オリの目論見としては発売は11月ながら、E-1の様にスペック公表だけは3ヶ月ほど前倒しで発表したかったがここの差し替えにかかる部分で発表が遅れたのかもしれない。過去秋に出された普及型のE-300,500ですら、11月発売に対し9月にはリリースしている。発売の11月はずらせないので、リリースから発売までオリにしては極めてタイトなスケジュールを組むことになったかもしれないと思うのだ。

2.L10の不思議

 L10はパナにすれば久しぶりの新型機。あの値段じゃ日本ではなんていうのはパナにとっては大きなお世話で(苦笑)、何故に限定先行販売となるのかという不思議である。そして、dpreviewで散発的ながら出てくる、「L10の絵が良さそうだし、パナの広告ではどう考えてもL1(オリのE-330と同等)のLive-MOSより性能がかなり良さそうである→E-410の10MPの改良版疑惑」である。もし、これが真実ならこういう推論が成り立つ。

 何らかの理由により、E-410、E-510の10MPLive-MOSの改良版が存在する。そして、今回からLive-MOSはオリ-パナ共同開発でなく、パナ製となっている。更に、このLive-MOS改はE-3にも搭載される予定になっていた。しかし、何らかの都合でこの開発が遅れた。理由はわからない。

 その結果、本来は秋冬にL10及び、E-3に十分供給するだけのLive-MOS改が用意できないことが濃厚になった。E-3に対する撮像素子供給不足。去年のE-400の再来だ。まさかE-3を欧米限定販売で先行するなどと言うことは決して出来ない。かといって、久しぶりの新型機のL10のリリースを先延ばしするのはパナも嫌だ。従って苦肉の策として、欧米限定という形でL10の先行販売をし、E-3をリリース。そして量産が整うのにあわせてL10の販売地域を拡大していくと言う戦法だ。こう考えると、エピソードのリリース順序の乱れと、L10限定販売の意味が「画像センサー」と言う共通のファクターで結びついてくる。

3.では何を改良したのだろう。

 単純に考えられるのは、ハード面の改良。ハードのスペック上は7.5MPと同等かそれ以上のダイナミックレンジが拡大できているはずである。実際この前紹介したDCMの記事でもダイナミックレンジに関する限りはL1のダイナミックレンジの評価は良かった。KAFの8MPと同等は掛け値なしにたたき出しているのだろう。この辺がもし10MP版はまだフルにポテンシャルを引き出せていなくてこの辺のセンサー周りの改良を行っている可能性はある。

 そして、当然これとあわせて、TruePic3のチューンも行われるはずだろう。特にもし、L10のセンサーがLive-MOS改でそれにあわせてビーナスがチューンしてくるとしたら、オリも負けるわけにはいかないからだ。

 最後は、あり得ないがあるとサプライズになるのは、そもそも10MPのLive-MOSを作る上で最初から、E-410,510用のベース版と、L10,E-3用のスペシャル版が同時並行的に進めれていて、このスペシャル版の開発が遅れたという話だ。この場合は、撮像素子自体でなく周辺回路、ダストリダクションを含むセンサーユニットとして考える。つまり、
ベースユニット(E-410)、ぶれ補正付きベースユニット(E-510),ベースユニット改(L10)、ベースユニット改+ぶれ補正(E-3)だ。ペースユニット改が何らかの理由で遅れるがこれは作れたのでL10の先行分を確保。これにぶれ補正を付加するE-3は更にその後という形である。
そして、この改のついているボディと、それ以外は画質以外に差異があるとしたら何だろう。

 もし、L10のコントラストAFが非常に優秀だとしたら、このコントラストAF対応がセンサーユニットとして見た場合に何か「改」が必要なのかもしれない。

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 とまあ、妄想をふくらませてもこの辺が限界か?何れにせよベースはE-410,510のLive-MOSと同等であるのか変わりないと思う。
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by hiro_sakae | 2007-09-06 23:33 | E,Pen-system関係


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