2007年 09月 09日
二強さんの新商品発表で与太話2
  と続編書くほどの事でもないが、外野から見た話として続きを考えたくなる。今回攻めがキヤノンさんなので、キヤノンは営業上どういう攻めを考えているのだろうかというまあ本当に写真にもカメラにも関係ないどうでも良い話を考えてみた。(笑)



  今日DCMのふぉとかふぇでレビューを読みつつ、40Dのムック本の広告を見ていたらライバル機との比較をするようで、それがD80、、となっていた。なあるほど、DCMさんの言うキヤノンさん情報は間違いないと思うので(苦笑)、そうか40Dは、ニコンのD300へ行く層を狙うよりもD80クラスまでを取り込んでしまおうと考えているのかと思った。

  まず、キヤノンは40Dを宿敵ニコンのAPSラインで一番価格帯の開きが出るD80とD300の真ん中、それもD300よりもD80の顧客が手に届く価格帯に打ち込んだ。絶対的なスペックの改良に加え、D80との比較に持ち込めれば「D80より割高だけど性能の良い機種」というイメージになる。D300相手だと、「割安だけど、性能作り込みで行けばD300に負ける」と書かれる。これはぱっと受けるイメージがかなり違う。40D VS D300で行きたいニコンは微妙に肩すかしを食うかもしれない。

  一方で、このままだとキヤノン側から見れば若干価格レンジを下げた40Dと5Dのど真ん中にD300が入ったままになる。これはうまくない。しかし、想定内だ。もし本気で来るなら迷うことなくこのD300と同価格レンジに来年フルサイズを当ててくるだろう。(仮に7Dとする)そして5Dは逆にフルサイズエントリー層の役割を7Dに任せる分、質感を高め、しかし割安感を出せる価格にして出す。何に対して割安か→勿論D3である。こうすることにより、キヤノン VS ニコンは
キスデジ VS D40,D40X
40D VS D80
7D VS D300
5D VS D3
当然、金に糸目をつけない性能第一のお大尽やプロ需要にはEOS1コンビは温存だ。

  キヤノンは、今まで普及型はキスデジ、その上は二桁Dとそれぞれ乾坤一擲の1機種を投入しシェアを確保するという戦略で首位をとってきた。そこに去年ニコンがこの2機種に対してD40,40x,80,200とカテゴリーを細分化しつつローエンドを下げるという戦略で挑み上半期はついに首位を明け渡した。キヤノンの営業にすれば、「1機種同士の差しの勝負なら絶対に負けない」という自信は絶対にあるはずだ。そこにまた持ち込みたいはずである。

  もしニコンのD300の値段を見て「これなら、勝負できる価格でフルサイズが出せる」、またD3の価格を見て「5Dをてこ入れして質感アップしてもこの値段なら作れる」とキヤノンがほくそ笑んでいるとしたら、、、PMA2008前後までに新たな動きがあるはずだ。40Dはキヤノン反攻の起爆剤であって、最後の詰め、或いは真のニコンキラーは「対D300用の新型フルサイズDSLR」となるはずである。もし7Dなどという機種が出たらキヤノン優位が決定するだろう。次善の策は5Dを若干価格をD300寄りにしてこれを当てるかだ。何れにせよここにもうキヤノンがAPSを持ってくることはあり得ないはずだ。

  従って、私はカメラの出来や年末までのシェアはわからないが1年スパンで見た場合に勝手にシェア争いはキヤノン有利と見た。カメラの出来はニコンさんの方が良さそうだが、シェア争いでは防戦というか、対応が難しい。逆にニコンはどう動くのだろうか。

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  交換噂されているD3の更に上位機はこれはキヤノンで言えばEOS1系と重なるだけで、仮にこのカテゴリーを二社でシェアを按分したとしても元々パイが非常に小さい市場であるのでシェア順位にはあまり影響がない話である。従ってここでは話を割愛する。

  上の話でキヤノンには7Dと言う新しい駒を想定したわけであるから、ニコンもモデルチェンジ以外にもうひとつ駒を持ってくると想定しよう。今度は逆にキヤノンが打ち込まれると痛いところはどこらあたりか?と言うところだ。

パターンA 中型機真っ向勝負
 D80後継を40Dと同価格にランクアップし、これと、D300の援護射撃を行うべくD300の下に中型ボディを入れる。今年から来年の団塊の世代特需もにらんだ中型機カテゴリーで、普及型にD40,40x,80と並べてシェアを奪取した同じ手法を取る。ただ、この際は新キスデジとの真っ向勝負をD40後継1ラインで戦うことになる。  

パターンB 普及型に新ライン投入
  D80後継を40Dと同価格にランクアップするのは一緒だが、これでD40系と空いてしまう価格レンジに普及型の新ラインを投入する。あくまでキヤノンのキスデジには2ラインで封じ込める戦略を堅持。いくら中型機市場が旬と行ってもシェアの大勢は普及型のシェアで決まる。ここはまず手堅く普及型を固める。

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 最後に、一応こういうブログなのでオリはとなると、、

 オリは、当然フルサイズ以上がキーとなるボディ20万円以上は当面パスが賢明だ。むしろ、既存機種のパワーアップと、二強がAPS普及型からフルサイズ上級まで戦線が拡大するのと対照的に、このフォーマットの特徴を生かした作り込みとラインの充実を図るべきだろう。まあ、オリの場合はまだ宿題?がいっぱいあるので当面これを片づける順序を考えるだけだから簡単と言えば簡単だ。むしろ、そう言う意味では来年が正念場か?

1.リリースのパターンの確立化
 二強の戦略云々のレベルに比較して情けないが(苦笑)、少なくともE-300販売直後から1年に二機種ぐらいは、、と言っていたのであるから、これをきちんと出せる様にすべきである。従ってこの辺を守ってもらうというのが大前提になる。

2.となると、想定されるのは秋にE-410後継
 フォトキナにE-410をぶつける。アナウンスでなく発売。(笑)当然予想されるのは、E-3での成果のフィードバック。AFセンサーの載せ替え、LV-MOSがE-3で改良されているのならそれも載せる。後は略。

3.春にE-510のバージョンアップの前倒し
 来年は18ヶ月程度の入れ替えとなれば、キヤノンさんは今回の40Dと春に新キスデジ、ニコンさんも同じペースだと、D40系、D80系とも春に新機種に入れ替わる。春夏に二強がもし入れ替わり、ソニーもα普及型後継を投入してくる中で、今のE-410,510そのままというのはかなりきついだろう。E-410と510のリリース時期が近接しているのでモデルチェンジ時期をばらしていくとなれば、E-510をバージョンアップする手があると思う。とりあえず、E-3に搭載されたAFセンサーと、Live-MOS改良版に載せ替えるというのをE-510は先行させても良いのではないか?勿論E-410,510逆でも良い。ベストは春に両機種をバージョンアップしてしまう。

4.そして新ラインの投入
 現行キヤノンがAPS2ライン、ニコンが4ライン(D40系を2ラインでカウント)のところをオリが3ラインでどうなんだという話である。フォーサーズというフォーマットに特化しているからこそ3でなく、4ラインときめ細かく対応しないと特徴が出ない。この新ラインと、E-410,510のリリース時期を半年ずつずらして、毎年春秋入れ替えれば丁度18ヶ月で入れ替えとなる。これぐらいのパターンだろう。これに別枠でE-一桁機が加わるという勘定だ。

5.そしてくどいが、最後にレンズリリース
 既存機種のリプレースをのぞいて何本出すかが重要である。これは書き出すと止まらないので略。E-3の発表時、またPMA2008で何らかの回答が予定されていることを大いに期待している。

とまあこんな感じだ。
 

 
 
  
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by hiro_sakae | 2007-09-09 22:17 | E,Pen-system関係


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