2007年 09月 20日
あり得ないかもしれないが、もしオリがフルサイズに参入するとしたら、、
  これは、下の記事が翌年から2,3年の動きを勝手に考えたものであれば更にその先を勝手に考えるものだ。(ここでは引き続き中型機以上を考察する。)2,3年後他社中型機以上はフルサイズが主流。フォーサーズはフラグシップ以下フォーサーズのまま。出来ればE-3並で値段は20万円以内。APS-Cフォーマットからフルサイズへこのカテゴリーの主力が移行したとすれば、APSが中型以上では過渡的なものとして、普及型にのみ残るというのが下の記事。今はDSLRでごった煮状態が、APS、フォーサーズとフルサイズがそれぞれの特徴を伸ばして棲み分けが明確化してくる時期だ。このとき、オリンパスはフルサイズを出すか否か?



  今から、3,4年後、今年から来年にかけて出る各社のフルサイズDSLRが更にもう一度モデルチェンジし、またその次を1年後に控えている様なイメージだろうか。中型機以上の市場が順調にフルサイズに移行していると言うことは、各社でしのぎを削っていることだろう。

  私の様なフォーサーズエンスーの人間から見れば、現行のAPSがいわばメーカーの都合での現実的解決方法であるとも見え、それが少なくとも画質等一段上のレベル=中型以上では本来のフルサイズに流れていくのはあり得ると思う。ただ、そこで止まるのか?

  結論から言えば、もう一つの過渡的な問題として検討が出てくるのは、「フルサイズ同士で画質を極めるというならそもそも現行フォーマットがベストなのか」という問題である。少なくともフォーサーズの言うセオリー通りのテレセントリック性等を配慮した形(フォーマット径の2倍のマウント等)でいけば、明らかに現行のマウントは一長一短の部分があるだろう。そしてそれを恐らくあの手この手の克服する技術でしのいでいくに違いない。「だから、問題ないのだ」と、、

  しかし、私は以前にも書いたがそれであれば各社出ているコンデジ。1/1.8インチなどというとても小さな撮像素子から比較するととても「大きなレンズ」が各社付いている。撮像素子の縮尺分フルサイズに換算すれば「とても立派なレンズ」が付いている。DSLRで言うフランジバック等を考えてもこれだけフォーマット対比大きなレンズにするには相応の理由があるのだろう。常識的に考えてテレセントリック性を確保しているのではないか。
  であれば、何故各社さん普及型DSLRの更に下のフルサイズの画質云々とは極北にあるコンデジではセオリー通りのレンズ設計をしておいて、画質を最優先するフルサイズDSLRではこの辺を「力わざ」とも言える技術で乗り越えようとするのか?もしくは、画質を最優先するDSLRだからこそ、1からマウントを作り直すというのが筋だろう。

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 フルサイズを熱望する声は少なくない。また、画質を求めての理由が多いことも事実である。しかしこの画質優先は、「あくまで現行マウントを利用しての」という制約条件が暗黙の了解のようになっている。ここでもし、メーカーが将来のDSLRに対して
・新マウントより最終的な画質においては劣るがAPSよりは良い現行マウントDSLR
・我が社が理想と考えるフルサイズの為の新マウント
のどちらが良いかとユーザーに問えば意見は分かれるのでは無いか?現状では暗黙の制約条件が働く可能性が高いと思う。

 さて、もし数年後フルサイズで「画質追求するおもしろさ」にユーザーが目覚めニッチが狙えるほどのパイの大きさになったとしよう。大きさやマウント継承など良いからとことんフルサイズのセンサーの限界まで性能を追求するカメラが欲しい→そのためにはマウントにはこだわらない。例えば、APSはキヤノンのシステムを使ったが、フルサイズは別物として他社の選択肢も入れるという層が一定数現れてきた場合だ。私は、ここまで本当にフルサイズが「成熟」したなら、躊躇無くオリンパスは、「フォーサーズ版フルサイズ」を出しても良いのではないかと思う。オリがセオリー通りに作れば他社比大きな事も予想されるが(笑)「機動性はかけるが、とことん追求するなら、フルサイズZuikoDigitalに敵なし」の様なシステムを作ればよいと思うのである。

 逆に、その頃でもフルサイズ移行への「暗黙の制約条件(=既存マウントでのフルサイズ化)が前提」であれば、何もそこへ急いで飛び込むことは無いのではないかと思うのである。結局、どちらもあり得ると言うことになってしまうが、(苦笑)その辺のフルサイズの「真のニーズ」と言ったものが今のところは判然としない。AF化の時は、ミノルタやキヤノンはマウントを変えたがユーザーはついてきた。いや、逆にマウントを変えたからこそミノルタ、キヤノンの躍進があったと言える。そこまでする必要性もないし、ユーザーもそこまでしてまでフルサイズの画質にこだわるというニーズも無いのではと言う気もする。

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 そう言いながら、オリンパスは出さないのかなあと言う気もする。もし、フルサイズで現行マウントでそんなにテレセンを考慮しなくても上手くできる新技術やセンサー技術、或いは後処理のソフトが進歩したなら、フォーサーズのレンズをより小さくするだろう。EVF化すればフランジバック自体も小さくできるか、後ろ玉を突っ込んだより小さな広角を作る方に動くのではないだろうか。オリンパスのフォーサーズのテレセン確保の拘りはあくまで「現行セオリーでは必須」と考えているからであり、このセオリー自身が変わればそれにあわせて小さくすれば良いだけの話だ。
その観点から言えば、先日書いた特許記事の様にむしろ更に小さいハーフ・フォーサーズの方へ展開する可能性すらある。

 尤も、個人的には大分先だが、フォーサーズが安定してオリンパス流のZDのフルサイズフォーマットが出てくるならそれはそれで興味のそそられるところだ。ただ、欲を言えばどうせ一から作るのであれば、35ミリのフォーマットにとらわれることもないのではないか。セオリー通りに作り、より大きいフォーマットでとなれば、24ミリ×24ミリのスクエアフォーマットでも良いのでは無いかと思う。サークル径としては35ミリフォーマットほどは大きくならないので、それまでにフォーサーズで蓄えたテレセン確保した上でのレンズの小型技術と組み合わせて「良い感じ」のフルサイズキラーが出来るかもしれない。(笑)

 
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by hiro_sakae | 2007-09-20 00:01 | 雑記諸々


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