2007年 10月 13日
そして、これは私が夢想していた妄想にもつながる。
  と言うわけで、ここから先は私がパナとオリンパスが協働を始めそして実際の製品を見た時から、ふと思いついた妄想につながっていく。したではガセに合わせた形に最終形をもっていったが、一言で言えば、「オリンパスを中心とした、フォーサーズ賛同企業によるフォーサーズ事業の合弁OEM会社構想」である。





  例えば、下の三洋デジカメ社がオリンパス過半出資した会社になった後の変更である。更に言えばこの場合は、三洋からデジカメ事業を分割する場合に、三洋の子会社にする必要もなく、三洋と同じ株主構成で物的分割でも良い。実際にはこの方がこの段階で、三洋から見ればこの事業は連結からはずれるので良いくらいだ。また現在出資している連合の人がこの三洋デジカメ社の株主に入れるので、うまくいけばおいしい利得にありつける可能性すらある。

  ただ、ここを書き出すと終わらなくなるので端折る。ここでこの手のスキームの検討をするのは趣旨でないからだ。何れにせよ、一旦は三洋デジカメ社は三洋のデジカメ事業+オリのDSLR事業を行う会社となるが、これを最終的にオリのDSLR事業の製造部隊に編成替えする。

  そして、この編成替えの過程において増資、或いは既存株の譲渡(売買)を組み合わせ、オリだけでなく、パナ(場合によっては、三洋が少し残しても良いが、、)にも強力を仰ぎ、オリが過半数を握った上で、オリ、パナ、三洋出資の会社が出来る。

  私は三洋のデジカメ事業の肝は、その製品自体よりも注文に応じて、様々な会社の製品のOEMに対応できるところにあると思う。

  現在のオリンパスとパナソニックの製品を見ても、光学ファインダーユニット周り、或いはダストリダクションのユニット、或いはLive-MOSの撮像ユニット等、ベースになる部分は共通のものが使われている感じだし、今はどうかはわからないが、例えば同じフォーマットであるのだから、ボディのマウント部の輪っかなんて言うのは別に同じ会社でオリもパナもまとめて作った方が安上がりのような気がするのだ。

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  従って、(株)フォーサーズでは、こういうベース部分のユニットの製造を行ったり、或いはパーツの製作や、オーダー次第ではこれの組み立て実装等のOEMを受ける会社を作る。勿論各社はそれぞれこの会社への発注者でもあれば、パーツによっては供給者でもある。そして、出資からは配当が入り、パテントを許諾したり、金型を貸与すればその分はその会社の収入となる。そうすると以下の効果が見込める。

1.量産効果のメリットを受けられる。
 数が売れるだけ単価が下げられると仮定すれば、オリがパナがでなくフォーサーズ全体としての量産効果が効いていくる。これは一社単独では得られないメリットを享受できる。

2.(株)フォーサーズとしての品質のアップ。

3.安定的且つ、情報管理上も普通にOEMに出すより安心

そして、

4.フォーサーズ規格での新規参入の障壁をうんと下げられる。
例え、フォーサーズがオープン規格であるからと言って、じゃあこれでDSLRに参入してみようかと思っても作るのはこれまた大変である。しかし、例えばここに自社の優れた撮像素子(どことは言わないが、、)を使ってDSLRを作ってみたいと言う会社が現れた場合も、極端に言えば、自社の撮像素子を持ち込んで(株)フォーサーズと共同で製造をOEMしてDSLRを作ることも可能である。この辺のOEM技術は三洋のノウハウが活かせるかもしれない。

5.そして、WinWinの関係
結局、フォーサーズ賛同企業は、それぞれライバルとして魅力的なDSLRを開発し、オールフォーサーズとしての魅力を高めれば結果的に(株)フォーサーズが潤い、その出資者足る賛同企業もみなそれぞれなにがしかの恩恵を受けるということになる。

等を考えれば、研究開発や、商品企画は各社がそれぞれ行うとしても、フォーサーズ専用のOEM工場を造るというのは結構面白いのではと思うのである。

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企画会社ならともかくOEM工場新設=立ち上げには巨額の設備投資と人が必要と考えれば、デジカメ各社のOEMを受けていた三洋のデジカメ部門をフォーサーズのそれに衣替えさせるというのは悪い話では無いなと思ったのだ。

そして、オリンパスが或いは、パナソニックが本気でシェアを目標通りに狙っていくなら何れ、DSLR生産のために新たな設備投資が必要になるのも見えている話である。先手を売っておくのも悪くないからだ。

何れにせよ、オリンパスは関係ないにせよ三洋電機のデジカメ部門を分割売却するのは再建計画上の既定路線である。オリンパスに転がり込んでこなければあの生産拠点群が無くなってしまうわけでなく、オリンパス以外の「誰か」が手中に収める話だ。生産キャパから行ってもフォーサーズがどうのこうのという話以前に「誰が」手中に収めるかは、今後のデジカメ勢力図にひょっとすると影響があるかもしれない。(例えば、サムスンあたりが持っていかれると、デジカメシェアではオリの世界4位の地位が危ないかもしれない。)


一部、オリがDSLR売却~などと言う失笑してしまうような話も出ているが、これが蓋を開けてみたら、実はフォーサーズ連合の二強追撃への秘密兵器ということになれば痛快であるのだが、、、、

  
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by hiro_sakae | 2007-10-13 08:20 | E,Pen-system関係


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