2007年 10月 14日
そして、いよいよ後3日で我々は新たな「王」を迎える
 Episodeの新しいのも一つ更改されました。発表予定日は17日、そして来月には発売。仕事の関係でまとまった文章が書けるのは土、日の私にとっては発表前の最後の日曜日になった。と言うことは今週の週末にはE-3の噂ではない本物のスペックでここで話が出来、嘘みたいであるが、来月の今頃はひょっとするともう既にE-3を手にしてフィールドに出ている仲間がいるかもしれない。てなわけで、、




 去年の秋冬の戦いは実質不戦敗状態だったオリンパス。第二章宣言と共に瀕死状態から抜け出し、10月から年度の下期入り。好調だった上期を受け年度通しでしゃんしゃんで行けるかどうか?そして、この秋から始まったDSLR第二ラウンドとも言うべきミドルクラス以上のレンジでどれぐらいの善戦を見せるのか?

 個人的な趣味としては、オリンパスが安定的にDSLRをリリースしてくれれば文句はない。実際この4年間オリンパスのデジカメ自体もどん底を見たし、他社の中にはDSLRやデジカメ自体から去って行った。そんな中で、E-systemを綿々と第二章につなげてもらい、一時はプロ仕様機撤退か?とまで揶揄された中でこうしてこの日を迎えられるのはとても嬉しいことだ。

 しかしながら、オリンパスが今年の4月から第二章に突入し、反転攻勢ののろしを上げそして勢いがついてきた過程、逆に続けては如何せん勢いを感じられなかった時期、、例えば今の勢いに盛り上がってくる過程の1年前に遡れば、やはりイメージング部門の復調の後を追うようにE-systemの勢いも増加している。

 やはり、シェアに一喜一憂せず安定的に供給してもらいたいと言う思いは変わらないが、やはり
・オリンパスが決算発表等で目標にしている数字にすら届かないのでは新機種リリース等に影響が出るようである。
・そして、やはり売れれば売れただけそれなりのユーザー側にも新機種のリリース前倒しや、新しい開発などに回してもらえる等のメリットがある
ということは言えると思う。

 私は、今年のDSLRの全体出荷予定数からオリの目標50万台、そして日本の過去からのオリ生産量のシェアから見て、国内DSLRのシェアが6~8%で行っていればやや乱暴であるが、十分目標を達成した数字で着地するだろうと予想した。

 現状はBCNの推移で見てみると4月に5%に載せてからこのレンジもしくはオーバーで走っているようである。しかし、ここにきて二強のシェアトップを賭けた攻防を受け激しい争いになりそうである。それを受けて今まで目標対比順調に推移しているかに見えたシェアにも若干の異変が起きている。

1.普及型DSLRのシェア変動

 ここにきて、40Dのシェアに目が奪われ勝ちだが、キスデジXとペンタックスの復調が顕著に出てきている。BCNのデイリーランキング(過去1週間の累積値でのシェア)で見るとキヤノンがニコンをかなりの差で抜き去っているようだ。そして、オリンパスとしてゆゆしき問題はこの目安の6%を先週は少し割ってしまい、ここ最近はペンタックスにシェアでわずかながら抜かれてしまった。E-410の立ち上がり以降BCNのメーカー別の序列でも3位が指定席となっていたが久しぶりに4位に落ちている。

 この普及型でニコンとオリンパスに対して、キヤノンとペンタックスが復調してきている原因は何か?この両方の違いとしては唯一、キャッシュバックキャンペーンの有無であると思う。キャッシュバックキャンペーンというのは、欧米ではかなり前から行われており、日本でもモデル寿命の末期の機種や、販売が思わしくない機種の掘り起こしとして行われていた。オリンパスも去年のE-330でこれを行った。

 今回中型機以上のようなめぼしい新機種がない、しかしボリュームをかせぐこのゾーンの戦い方として、キャッシュバックというまあ実弾を二社が先行して打ち込んだが見事に功を奏している格好である。そして、オリンパスも12日からこれに対して同じキャッシュバックで追随する意向のようである。ここ最近少し抜かれたとは言え、今までのおつりから考えれば年間目標はいきそうなものであるが、オリンパスも泥臭かろうが、何だろうが今回の年末に向けての戦いはこのままじりじり退くわけにはいかないというところだろうか?

 私の買ったE-410などは、価格コムを見てもボディだけなら6万を割り5万円台も出ている。これで1万円戻ってくれば、実質4万円台で伸男が手に入る勘定だ。すごいものである。

2.そして、E-3の登場

 普及型が、いわば力わざの勝負なら、このE-3の戦うフィールドは各社新機種投入しての正にガチンコ勝負である。E-1を別にすれば、オリンパスとしてはこのクラスで他社との真剣勝負は初めてとも言え、E-3の評価が今後この価格帯でオリンパスのフォーサーズの思想(小型軽量化こそが大切等)が受け入れられるかどうかの試金石になりうるからだ。細かい数字の計算は別にしても、恐らく国内DSLRシェアの1%を超えてくるような事になると思惑以上の評価と言える。2%を超えるようなことになれば、オリンパスも真剣にE-30等この10万から20万円のレンジに追加機種投入を早めてくれるかもしれない(笑)

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とまあ、下世話な話をしたが、エピソードを読んでも細かなスペック以前にチクソモールドで作り上げ(カタログスペックではない)実際に使い物になる360度防塵防滴のマグネシウム合金の外装、そして最新エピソードを見れば、シャッター、ミラーの振動が撮像素子に影響しないように分割構造にした上で、ハウジング部はカーボン樹脂製と見えないところまで手抜き無しだ。

それにシャッターの音もきちんと考えてくれているようである。とにかく、オリンパスの一桁機として作り込むべきところ、DSLRである前の「日々、撮影を共にする道具」としての手抜きのない作り込み、その思いはひしひしと伝わってきた。

今のDSLRとカタログスペックだけで勝負すれば勝負にすらならないE-1。しかし、ここの集う方の中でもE-1ユーザーを使いなじんだ方はそこに「そんなものがどうした、これがオリンパスのE-1だ」とぐいぐい来る、あるいは手放しがたい魅力を未だに放っているのは理解して頂けるのではないか。特にDSLRになって間違いなくスペックだけでは新機種が良くなりその更新速度も早い。ともすれば、買った時が一番輝いていて段々輝きを失う気持ちがでてしまう機種もなくはない。しかし、そんな中で使えば使うほど、世間的にはどんどんスペック的に見劣りしようとも手放しがたい魅力をもつ機種はそうそうない。

このスペックだけにとらわれない、そのカメラの持つ風格。使うものに手放しがたくさせる何とも言えない魅力。この目に見えないSomethingをひときわ放つのが、フラッグシップ機のフラッグシップ機たる所以であると思う。プロ仕様はそれを簡便に現すひとつの言い方に過ぎない。

そして、今回E-1から世代交代するE-3はオリンパスのフラッグシップ機あると同時に、今後何年間かのフォーサーズ連合のフラッグシップ機であり新たなる王として君臨するカメラである。我々ファンはそれを今まで待ちに待ち続けた。そしてそれがようやく現実のものになりつつあるのだ。やはり、早く実物に触れてみたい(笑)。このSomethingは触って、ファインダーをのぞき、シャッター音を聞いて或いは、重さを感じ、五感で確かめないとわからない。

オリンパスの技術者の方々が次々に出てきたPassion for Best.どんなPassionが宿っているのか、本当に楽しみである。そして、オリンパスの今年度の成否を占う11月~12月の年末の戦いはもうすぐそこだ。

 
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by hiro_sakae | 2007-10-14 22:05 | E,Pen-system関係


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