2007年 12月 08日
Dpeviewに奇想天外な噂?オリが何と新フォーマットに?
  元ネタはこれ。ここでも、フォーサーズよりも更に小さなフォーマット等いろいろ言っていたが、全く予想外の噂。多分信憑性は薄いだろう。カメラ店のオーナーがオリの販売員筋から聞いたことになっているが、、
ちなみに、元の題は「Medium Format Olympus??」。
  信憑性はともかく、こんな事が可能ならこれは良く出来た話だとは思った。与太話のネタとして、、



  利用するのはE-3用に開発した改良型Live-MOSである。これを縦横4枚つなげてフォーサーズダブル(面積4倍、フルサイズより横が少し短くて縦は長い。645フォーマットをフルサイズに対するAPSのように1.5から1.6にクロップしたイメージ)の様な撮像素子を作る。

 この撮像素子は実際には10MP×4で40MPではなく、実際に使われるのは7.5MP×4で30MP。但しダイナミックレンジは16段半、ノイズも半減。おまけにLive-MOSであるから耐熱性にも優れたスーパーな撮像素子になる。(この4枚をつなぎ合わせて一枚の撮像素子として使うと言うところがスレを見ていると技術的な肝でもあるようだ。)

 で、この新型撮像素子で新しいDSLRを作るのでなくこれを使った各社中判カメラに適合するデジタルバックを作るというのである。そして撮像素子を量産しているLive-MOSを流用するために上記性能を持った中判デジタルバックを破格の3000ドル程度で提供するというものだ。そして、このデジタルバックが目論見通り?売れた後オリンパス自身もこのデジタルバックに適合するボディを出す。但しこれはMFで来るのでは無いかと言うところだ。ボディとレンズの方はわからないが、このオリーパナ合作とも言える中判デジタルバックの方は来年にも出るのではと言う話だ。

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 個人的には、この噂が全くの作り話だとしてもアイデア賞ものだと言う気がした。

 先ず、オリンパスがフォーサーズで既存の35ミリ一眼レフのカバーする範囲を代替するとしている考え方をベースに更に上の高画質のものを提供しようと思う時にそのベースになるものを35ミリ一眼レフの延長線上でなく中判カメラに求めるというのはある程度理にかなっている。またこのクラスをオリンパスなりに攻めていこうと考えた場合、二強のように既存のレンズ資産、マウントが無い中で一からフルサイズDSLRを立ち上げるのはビジネス的にも非常にリスクが高いと思うわけだ。

 また、フォーサーズを売っていく中でこれらレンズ交換式のカメラにおいて既存ユーザーのレンズ資産等をくつがえしてシェアを拡げていくのは予想以上に難しいと言うことも嫌と言うほどあじわっているはずである。従って、オリがとにかく高画質を求める層を取り込んでいこうという場合に敢えて一からシステムを組むのを避け、既存マウントを取り込む形で食い込んでいくというのも理にはかなっている。また、現在の中判カメラのメーカー(ボディやデジタルバック)は競争相手としては二強とは比較にならない規模(小さいという意味)の企業が殆どであり、ここに本気でパナオリがこの新ビジネスでもタッグを組めば、ニッチではあるがこの頂上部分を一気にシェアを取る可能性も無くはない。

 そして、現行中判ユーザーのデジタル移行をこのデジタルバックで取り込みつつ銀塩流用では飽き足らない層にはオリンパスもデジタル専用が構築出来るこのデジタルバックに適合したボディとレンズを出すという二段構成になっているからだ。オリンパスとて、元々35ミリマウント対比明らかに大きいマウント、また長いフランジバックである中判ボディの方がオリがフォーサーズでこだわるような部分もクリアーしやすいだろう。人間おかしなもので、多分1キロを超えるボディでも35ミリDSLRなら重いとなるが、デジバック用の中判ですよとなれば許される部分があるからだ。(レンズも然り、大きい小さいの判断基準が35ミリ用でなく、中判になる。)

 加えて、このオリのフルサイズ対抗馬とも言える中判フォーサーズダブルは成り立ちがデジタルバックからスタートするために、他社の銀塩中判システムと併用も可能なほか例えばフォーサーズ側で新型撮像素子が誕生すれば、直ちに安価に「デジタルバックのみの交換」という仕組みでこの成果がフォーサーズダブルユーザーにも還元される。ボディ毎の買換は不要であるからだ。

 敢えて、このシステムを作る時にMFで来ると想定しているのは一つはサイズの問題と価格の問題、そしてニーズの割りきりかなと思った。恐らくこれのZDレンズをオリのセオリー通り且つAFを組み込むと相当でかいものになりそうな気がする。(笑)またボディにもAFシステム等を組み込まないと行けないため割高となるだろう。まあAFを必須とするようなスポーツ他そういう用途はフォーサーズ等を使ってもらって、これはMFで割り切るというのかもしれない。

 と言うところだ。まあ個人的にはこれが来るとは思わないが(笑)何れにせよ、新型レンズや、E-3以外にそろそろ出るのか出ないのかが取りざたされている二桁機の噂と言ったフォーサーズ自体の戦略、そしてオリのDSLRビジネスとして見た場合、フォーサーズとコンデジをつなぐ新たなものがこれから出るのかでないのか、、来年は来月早々にPMA2008、そして秋には前回フォーサーズファンとしては屈辱的とも言える状態に終わったフォトキナと節目のイベントを迎える。そして、何よりも来年秋はE-1からスタートしたフォーサーズ誕生5周年の記念すべき年だ。

E-3登場でとりあえず一区切りを付けたオリンパスの第二章。物語の佳境に入っていくのはこれからかもしれない。とりあえず1月終わりに開催されるPMA2008がその前哨戦で何かまた新しいリリースが期待出来る。楽しみである。
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by hiro_sakae | 2007-12-08 20:09 | E,Pen-system関係


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