2008年 02月 10日
デジタル画像保存の気になる記事
  これは、朝日新聞の新聞紙面にも大きくとりあげられていた記事であるので読まれた方も多いかもしれない。DVD-R等でのデジタルデータの保存に関してメディアによって大きく保存期限に差が出ているという記事。ウェブ上の記事はこちらである。



  DVD-R,DVD-RW,DVD-RAMと言う代表的なメディアでのデータの保存期限が表になって出ている。各社の名前は伏せてあるが、実際にこのデータが信憑性があるというのであれば、消費者ベースとしては教えて欲しいところではある。(影響を考えれば致し方ないのであろう)

  私自身は、DVD-Rの国産を使っているしデジタルデータで保存しているのは2004年頃から。それまではCD-Rで今回一応気になって読み出し可能か調べてみたがとりあえず大丈夫だった。何れにせよ焼いて保存していても寿命があるらしい。対処するには何年かに一度焼き直すということだろう。ただ、実際には10年スパンで考えれば、フロッピーディスクやMOあるいはZIPディスク(だったけ)等々、そのメディアを再生する機器自体を探すのが困難になったりする可能性もある。私もCD-R保存分に関しては、DVD-Rを導入した際に全てこれに焼き直してしまった。で、実のところこのDVDへの焼き焼きもこの記事に先立つ前に去年このメディアも結局一定の期間で焼き直しをしなければいけないと聞いてやめてしまった。(笑)正確に言うとどうしても残して置きたいものだけ半年に一度バッファーのバッファー的に使う形になった。

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  私の場合は、PCのHDD内に過去1年くらいの画像データが入っている。そして外付けのHDDに過去の画像データが全て保存してあり(と言っても100GB位だ)、更にもうひとつの外付けHDDにこれのコピーをしている。RAIDとかそういうのでなく、単純にコピーしているだけだ(笑)

  最初は120GBの外付一台で、これが250GBの外付けHDDが1万円ちょっとで安く買えた時に増設したのが始まりである。今回最初の一台が満杯に近づいてきたのでこれまた一万円ちょっとで安売りに出ていた500GBの外付けHDDを最近買って、120GBの方をお蔵入りにした。何となく感覚的には、今度この250GBが要領一杯になることはまた1TBの外付けHDDが安くなっていて買い換えれば今度は500GBまでまた使えると言うことになるかなあと言う計算だ。考えてみればこれでも直近1年間は本体と合わせれば3台。以前のものも2台にコピーしてある。どれか1台がクラッシュした際に1台補充すれば良く、私の使用頻度では毎年買い換えるほどはどうやっても溜まらない。とすると、GB当たりの単価も安いし、手間暇等を考えればこれが一番安直ではあるが良いかなと言うところだ。この辺は人それぞれなのだろう。

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  尤も、私が気になっているのはデータ自体の保存よりもそのデータが再生出来るかという方だ。特にE-300を買ってメインがデジタルになって以降画像の殆どはフィルムがない。(当たり前か)昔会社のソフトが一太郎からMSのOfficeに移行した際、あるいはオフコンから一太郎に代わった苦い経験がよみがえる。(苦笑)段々溜まっていく画像を前に、結局一昨年の秋からそれまで安直にJpegで撮っていたのをrawが使える機種は面倒でもraw主体に切り替えた。

  とりあえず、rawファイルにしておけば現像ソフトが対応してくれている限り今後Jpegに代わる新しい標準が出来てもそれに焼き直しが可能であるし、今はsRGBで現像しているが、この辺もadobeRGBで焼き直し出来るし今後新しいものがでてきてもまた現像し直しすれば良いというところだ。raw現像ソフトがなくなったらと言う不安はあるが、こういう変化はさすがに今日発表になって明日から使えないと言うものでもない。手元のものでとりあえず対応は可能であるし、その時に考えるという選択肢がある。ただ、jpegの様な形で保存してしまうと、これが今後ウェブ投稿や、DPEでの受付がNewJpegになるとして、それの移行期間があったとしても、これに変換出来ない。いや正確に言えば変換は出来るが画質は最初からNewJpegで撮ったものよりは確実に画質は劣るだろう。

 これの回避方法としてはTIFFなども選択肢に入るのだろうがファイルサイズ等を考えれば現像の手間はかかるもののrawが今のところ安全かなと言う気もする。ただ、はっきり言えることはフィルムに関しては、数十年以上の歴史があり保存方法等も確立しているがデジタルデータ(特に我々のような一般コンシューマー用途)に関してはまだそういう長い歴史が無いと言うことだ。QV-10で事実上の一般向けのデジカメの普及が始まったとしてまだたかだか10年とちょっと、そういう保存性を考慮するようなDSLR等が普及してからでは数年。言ってみれば我々自身がそういう保存に関しての草分け、人柱世代となるのかもしれない(笑)

 だからといって、やはりフィルムがよいのだとか、紙に焼いて(プリントして)しまうのが一番というものでも無いと思う。何れにせよ、この問題とはずっとつきあっていかなければならないのは確かなようだ。
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by hiro_sakae | 2008-02-10 21:33 | 雑記諸々


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