2008年 02月 17日
様々な事を考えさせられるBCNの記事
 BCNから「2007年末~2008年1月のデジタル一眼レフカメラ販売動向」が発表された。ここでの引用はデジカメwatchから。去年春第2章の幕開けと共に新機種を投入し戦ったオリンパス。残念ながら3強入りはまだまだお預けのようであるが去年の善戦ぶりと今年以降につながるものを感じた。今年もきちんと新機種がリリースされていくのであれば少しずつでも前進していく気がした。私なりの雑感をあれこれ、、




 先ず、グラフの内デジカメの台数に占めるDSLRの比率を見て私が想定していた全体の8%程度ではと言うのは実は11月の瞬間風速でここでプロットされている期間では8%どころか7%程度しか占めていない。カメラ雑誌等ではDSLR全体が新たなステージに入ったような沢ぎっぷりであったが、デジカメ全体から見ればDSLRと言うのは依然マイナーなカテゴリーであるようだ。一方金額的に見ればこれが約25%程度まで拡大する。金額=利益ではないがキットレンズの普及型ですらコンデジよりは妙味のある商売であることには変わりない。問題はデジカメ全体の中に占めるシェアが増加していないことだ。

 そんな中で、今回はBCNの調査ではDSLRをボディ単体での売上げと、レンズキットでの売上げに切り分けている。それぞれ、普及型を単体で買うこともあれば、中型機をレンズキットで買うこともあるので一概に言えないが、「その会社のDSLRを初めて買う場合はレンズも一緒に買うケースが多い」という仮説に立てば、レンズキットの売上げがそのシステムの初購入者層の動向を見る上で一番相関性が高いともいえよう。

 と言うわけで、オリンパスを見てみる。オリンパスはボディ単体での売上げではペンッタクスの後塵を拝しこのグラフではでていない。ところがキットレンズでは3位に浮上している。二強が強いのは相変わらずだが(苦笑)二強以外のチャレンジャーの中でのオリの位置を確認してみた。
まず、8月以降の各月のキットレンズのシェアの内二強の分を差し引き、二強以外のシェアを出してみた。
二強以外の8月以降のDSLRのレンズキット販売シェア(かっこ内はオリンパス)
08月→20.4%(10.9%)
09月→14.7%(7.3%)
10月→13.3%(6%)
11月→15.8%(6.3%)
12月→13.5%(6.5%)
01月→12.3%(6.1%)

上の数字から、二強以外のシェアの中でオリがどれくらい占有しているかを出してみると、この直近半年間で平均48%を占めている。言ってみれば、8月以降ニコン、キヤノン以外の会社でレンズキットを購入した人のほぼ半分はオリンパスを選んだという結果になる。

元々、このグラフにあるようにDSLR全体では5割から、倍近くボディ単体よりもレンズキットの売上げ台数の方が多い。加えてオリンパスの場合はE-3はボディ単体しかないため、この数=E-410,510をレンズキットで購入してくれた人に等しいはずだ。従って二強以外の他社対比圧倒的にレンズキットを購入した人が数においても、またオリンパスの売上げの中でも多いと思われる。過去のレンズ資産、AF一眼ユーザー層を持たないオリンパスとしては第二章で着実にオリンパスの新規ユーザー層が増えている、それもその構成比は二強以外の他社よりも抜け出ていると思った。

逆にここで、これだけ稼ぎながらも、台数ではペンタックスに抜かれ、BCNの年間シェアでもわずか0.1%差ながら3位に入れないというところに、まだまだ隠然としてこの既存ユーザー層を持たぬマウントのハンディはかなり厚いとも言えよう。何れにせよ、新たな仲間がどんどん増えていると言うのは嬉しいことだ。

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脱線ついでに、BCNのランキングを今年に入ってからも折に触れ見ているが1月もペンタックスと3位を出っこみひっこみで、2月に入り各社新機種の予約分がオンされてきているが、第二章突入前のような惨状にならず(苦笑)相変わらず日によりペンタックスとでっこみひっこみを続けている。

となれば、二強が普及型の入替をする時期に真っ向からぶつけるよりも、夏~秋に時間差をおいて(出来ればその分他社にない何かをのせるなり、より煮つめて、、)E-4xxなり、E-5xxなりの後継機を出し、秋~冬の丁度「中型機の裏年」にE-XX機を出すというのは今のオリがあざとく戦うためには悪くないのかなとも思う。今のシェア動向や他社が意外に保守的な?機種入替であったために、この間多少シェアを落とすことはあっても、所詮はペンタ、オリ、ソニーの団子の中でのでっこみひっこみていどで、ここから更に脱落して1%を切るような落ち込みはもうあるまいとおもうのである。

去年は1%以下のシェアで1/4を過ごした。このころペンタックスは大体10%程度はシェアを取っていたので、累積で30%近いシェアのビハインドがあった。しかしこれをわずか0.1%差まで年間では追い上げた。現状の団子状態の端っこでも残っていて本当にE-3桁後継機は欠点をつぶした上で魅力を高め、そして二桁機かどうかはわからないがここで妄想している位相差AFライブビュー機で新たなラインを投入出来れば、私はようやく3強はまだほど遠いが、団子集団のトップには年間でもたてるような気がしたのである。

何れにせよ、去年来何とか頑張ってきているフォーサーズを支えているのは既存ユーザーのみならず、新たなユーザーの存在が大きく、その割合もが少なくとも二強以外の他社よりは絶対数で、また構成比からいけば他社全体と比較しても大きいところか?

となると、やはり単独方式のようなサプライズが欲しいところだ。期待したい。
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by hiro_sakae | 2008-02-17 23:13 | E,Pen-system関係


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