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2005年 02月 23日
E-system に対する批判について 改めて考える
どうも、私自身が気に入って使っていている反面、今までずーっと最新のカメラ談義から取り残されていたオリンパスが注目を浴びたものの、周りからあれやこれやと言われて見失っているのはオリンパスでなく、自分かなとも思ったのである。

色々聞いていてオリンパス、フォーサーズ批判の典型的な例をまとめてみると、
・あんな小さなCCDで画質を極めても意味がない。
・類似で、無理しているので高感度ISOになるとノイジーである
と言う、そもそもフォーサーズCCDのサイズに関する批判。

次に期待はずれ派というか、
・思ったより、大きい重い。
・本体はいいが、レンズはとにかく高いし、これまた重い。
と言う類。

とまあ、この辺だろうか。
今書きながら、余計なお世話だなあと苦笑してしまった。例えば、私がオリンパスでなく他のカメラのファンでこれらの点が不満でオリンパスを選ばず、ああよかった~と思っていたとしてわざわざこれらの批判を例えばネットにアップするだろうか?とふと思ったのである。

後、今更ながら思うのは例えばノイジーであるのなんのというのはよくカメラ雑誌にもでているが、あの等倍ピクセルに拡大してどうたらこうたらというのに何の意味があるのだろうと思うのである。
(等倍ピクセルと同じdpiでばかでかいプリントをすることもなければ、PCの画面に全体が写せるわけでもない。)

こういうのも技術的には意味があるのかもしれないが、私が若い頃はやったオーディオの爛熟期の頃を思い出す。
大阪の日本橋に行くと壁に何台もスピーカーがおいてありそれが視聴できる様になっていたのだが、マニアのおじさん(当時は私は少年)は色々なスピーカーを同じLPのワンフレーズで聞き比べを延々と行っているのだ。

当然、私には違いがよくわからないが、そのワンフレーズだけ延々と聞いてなんだか滑稽な気がしたものだ。

写真は、カメラという機械に頼らないといけないという部分においてこれの性能をないがしろに出来ないことはわかる。上の批判にも機会と気力が有ればおいおい書いてみようかと思う。
しかし、だからと出来てくる写真は自ずと違う様な気がする。

前に書いた知人には結局、わたしは、「まあね」としか、曖昧にしか答えられなかった。
すっきりしているわけでもない。

でも、はっきり言えることはそんなこんなの不器用なところから含めてやはり、
オリンパス フォーサーズはいいなと思うのである。

やはり最後は理屈でなくて好みが入る。

by Hiro_sakae | 2005-02-23 23:45 | four thirdsの思想


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