2008年 04月 27日
与太です。フォーサーズユーザーとしてキヤノン、ニコン
を併用する場合といった与太話だ。別に今はじまった話ではないが、長くズイコーとE-systemばっかり書いていると、Hiroさんは他社のDSLRを使わないのかとか、併用しないとE-systemの良さも悪さもわからないのではないかといった類のメールを頂戴することがある。




 全く使ったことのない人や、ちょこっと触っただけの人に「フォーサーズなんて、、」とか「E-systemはやっぱり、、」とか言われると、おいおいと言いたいことや、少し的はずれな言い分だなと思うことがある。その裏返しとして、私がキヤノン、ニコンに持っているイメージも恐らく所詮ユーザーではない人間から見た印象の域を出るものではない。従って、私がここで他社マウントとの比較や一般的な事は書けても他社のことで細かい突っ込みをしないのは配慮しているとかそういうものでなく、「あれこれ書くほどつかっているわけではない」と言う一点のみだ。

 正直、キヤノンやニコンのカメラが気にならないかと言えばそれは大いに気になる。目の前で誰かがあげるよと言われれば、そそくさと試してみるだろう。(笑)私は写真を撮るのも好きだが、カメラやレンズ自体もそれ同様に好きなのだ。尤も、良いショットを撮るために早起きするのを「辛いな」と思ったことは少なからずあるが、カメラ話で夜更かしするのを「辛いな」と思ったことは一度もないので、そう言う意味では単にカメラ好きのオヤジである方が強いかもしれない。(苦笑)自分としては、写真があり、そしてそれを撮る道具があるなら、どっちかより両方楽しめる方が2倍楽しいわけだから良かろうと勝手に納得している(=正当化)。

 そう言う意味では、殊カメラに関しては決して禁欲的な性格とは言えない私が他社からも次々とカメラやレンズが出る中で、殊更我慢している気持ちを持つわけでもなくフォーサーズとしてこうして飽きもせず続けていられるし、今後も期待いっぱいでいられるのは何だかんだ言って、これが私に合ったのだろうと思う。それは、カメラやレンズと言ったハード面だけでなく、成り立ちや特許等で見える先の行方といった思想、ソフト的な面もふくめての話だ。そして、そういう真っ当な部分に加えて、アダプター利用等の懐の深さがより離れがたいものにしているのも事実だ。

 何となく、価格やでかさでグレードが決まるみたいな感じとは一線を画し、それぞれのグレードがそれぞれの特徴と存在意義を持つ、多様性のある中での一種クラスレスを思わせる各グレードの展開、デジタルだからデジタルにあったものがあるんじゃないか?と言うストレートな思想、姿勢、しかしながら、清廉実直なだけでなく、オールドレンズも蘇生し飲み込んでしまうちょい悪な感じとまあスマートなんだか、鈍くさいのか、よくわからないところも含めてフォーサーズ、オリンパスの魅力と言えるだろう。

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 さて、もしそういうフォーサーズをメインに使っていながら敢えて第二のボディとして二強を入れるとしたらどういうアプローチがあるだろう。単純に1+1=2だけでなく、フォーサーズメインであるから、レンズの使い回し等の観点を中心に考えてみたい。勿論、私があれこれ考えるのであるから、メインシステムとしてはE-systemが前提だ。

 先ずは、キヤノン。ZDがキヤノンで使えないのと同様、キヤノンのレンズもZDでは使えない。従ってもし双方使うメリットがあるとすると、アダプター利用のレンズを相互乗り入れすると言うのが考えられる。Zuikoファンとすれば、OMマウントのレンズがキヤノンでも使えるという形だ。同じマウント利用で敢えてキヤノンの併用となればそのメリットは画角の変化である。そう言う意味では、一番メリット感を感じるのはキヤノンの場合はフルサイズかもしれない。

 殊、Zuikoレンズのうち、OMレンズだけに限れば難しいことは抜きにしてこれを本来の画角で使いたいという気持ちはある。それに細かいことまで言う時にはE-systemを使えば良いからである。キヤノンのフルサイズボディを買って、それに見合ったLレンズをとなると大変だろうがアダプター利用で流用出来るレンズが複数あるなら、これはこれでフルサイズボディの値段次第ではありかなと思うものだ。使えるレンズの本数分、(フォーサーズを基準にすれば)1/2相当の焦点距離のレンズを新しく買う値段よりも、ボディの値段が安いのであれば投資効果は天秤にかけられる世界になってくるからだ。

 一方、アダプター利用をしていない人にとっては、キヤノンとの併用はお互いレンズの使い回しは出来ないのでこのメリットはない。従って敢えてキヤノンを入れるというのは何かキヤノンで使いたいレンズがある、キヤノンの持っている何かの機能(AF性能等)で補完したいという場合以外にあまりメリットはないかもしれない。

 次にニコンの場合はどうか。うまい具合にニコンの場合はこの使い回しに関してはキヤノンとメリット、デメリットが反転する。

 まず、アダプター利用においてはOM等の流用は不可である。一方でニコンの場合はニコンFマウントのレンズはフォーサーズで装着可能だ。(一部最近の絞り環の無いレンズ等はのぞく)
従って、マウント利用でOM等の非ZDマウントのレンズを有効利用しようと言う点ではニコンは不向きである。しかし、逆にニコン用に買ったレンズはそのままフォーサーズで使える可能性が高い。また、ニコンFマウントはニコン純正に限らず、シグマ、タムロン、トキナー、コシナフォクトレンダー、ZF、ロシアZENIT(笑)他、様々なメーカーからFマウント用レンズが供給されている。従って、仮にこれからアダプター利用を考える人であれば、私のようにOM他だらしなく?あれこれ手を広げるよりも、ニコンFマウントアダプターで試してみるというのも手かもしれない。

 実際、非純正のタムロンやトキナーあるいは下で書いたVivitar等のMFレンズを探すのであればOMマウントに固執せず、ニコンマウントで探した方がタマ数も多く値段もこなれていることがままあるからだ。

 と書けば、どっちもどっちでそれなりかなあという感じだ。二強の枠をはずしてレンズ互換の親和性という点だけをとれば、ペンタックスがアダプター利用としては乗り入れしやすい。M42マウントがどちらも使えるほか、現行Kマウントのレンズも絞り環があるタイプはフォーサーズでもKアダプターが使えるからだ。ただ難点はフォーマットを二つ使いこなすメリットとしてはペンタックスだとAPS-Cしか選択肢は無いということだ。尤も画角を違えて使い倒すという意味ではそれでも良いかもしれない。

 ソニーは、そう言う意味ではアダプター利用の点でもソニーマウントがフォーサーズで使えない点でも一番メリットがない。単に二つのシステムを併用するというだけになってしまう。

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 全く余談として、ならお前はどっちだと言われると、

 アダプター利用と言うだけではキヤノンであるが、敢えて入れるとなるとニコンかなあと言う気がしている。私の場合はアダプター利用と言ってもフォーサーズ利用を前提に画角とタイプ(マクロ中心)を揃えているのでそれがキヤノンになったからと言ってもOMが元の画角で使えるだけだ。それにフルサイズはやはり高いし、重い。結局、OMと同じ画角を得られてもOMに付けていた時のように軽快に使えるわけでもない。後は、ボディを導入してまでキヤノンさんで使いたいマクロレンズがいまないと言うことかもしれない。

 逆にニコンは相当あぶない。(苦笑)多分、ダストとぶれ補正がボディにあったら迷わずニコンのボディも入れているだろう。APSだ、フルサイズだというのもあまりない。ZFのマクロも私は不覚にものぞいてしまった。意外だったのは標準のマイクロニッコールの古いタイプをちょっと使わせてもらう機会があったのだが、ニコンのこのマイクロニッコールは硬いだけだと聞いていたがこれはそんなことはないぞと言う思いを持ってしまったからだ。米谷さんとのタッグでOMのズイコーレンズ群を開発した早水氏も凄いが、やはりニコンの天才設計者脇本氏が生み出したマイクロニッコールというのはやはり凄いものだと思ったからだ。

 これが、Leicaやコンタックスなら迷うことなくアダプター利用するところなのだが、これでFマウントが増殖するような事態になると、敬して遠ざけておこうかとりあえず、、と思っているところだ。と言いつつ、一度ここで勝負させてみたいという気持ちもふらふらとあり、、この辺でやめておこう。(笑)
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by Hiro_Sakae | 2008-04-27 21:42 | 雑記諸々


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