2008年 07月 15日
35ミリ換算の意味について、、
まあ、これはフルサイズDSLR以外の全てのデジカメに共通する話題でもあるが、、




まあ、これと同様に出てくるのでは、私の好きなマクロレンズ等で問題になるフォーサーズにおける1/2倍は35ミリ換算の等倍マクロ相当だというのも上げられるだろう。

本来35ミリフォーマットだろうが何だろうがレンズの焦点距離というのは、文字通りそのレンズの焦点距離を指す以外の意味はなく、またマクロ時の撮影倍率とは単に被写体の大きさとそれの撮像面(フィルム面)での像を比べた時に何倍かと言うだけの話だ。等倍と言われるものは、被写体の大きさが10mmなら、像面でも10mmであると言うこと以外の意味はない。

問題は、実際に我々がこの焦点距離やマクロ倍率を話題にしたり、意識する時と言うのは
焦点距離自体を気にしているのでなく、そのレンズの画角、
倍率というよりも最終最近接での撮影範囲
をイメージしている。

つまり、実際の使用においては、これらの値は、
実焦点距離の意味でなく、それに見合った画角
倍率よりもむしろ、最近接撮影範囲
の為の値となっているとも言える。尤もマクロにおける倍率は以前は露出係数の補正の為にも必要であったがAE化以降はその必要もなくなったため、尚更その感がある。

従って、一番すっきりするのは、実焦点距離を表す焦点距離とは別に画角を表す単位として、「換算100mm」と換算を関す場合にはこれは焦点距離の意味でなく画角であるとか、
画角 100mm-Equiv.の様な改めてこれをデジタルカメラにおける画角表記法として単位としてしまえばよりすっきりすると思うのである。
従って、フルサイズの100mmレンズは「たまたま、焦点距離と、画角のmm-Equiv.の数値が同じだ」と言うだけの話になる。あるいは、焦点距離からmm-Equiv.を求める時の倍率が35ミリは1倍で、フォーサーズは2倍というだけだ。

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「何で、角度で表記出来るものをわざわざ換算焦点距離でいわなきゃならないんだ」となれば、「画角に関しては、35ミリにおける焦点距離の方がなじみがある」としか言いようがない。また、「将来35ミリフォーマットが無くなったらどうするんだ」といわれる方もいるかもしれないが「単位としてだけ残っても良いじゃあないか?」と思うのである。

実際、わざわざわかりにくい様でもそれが定着しているのはテレビのモニターや、撮像素子のインチ表示だろう。撮像管に真空管を使っていた時代などとっくに終わっているが、いまだにこれを仮想想定してまでこのインチ表示を継承している。しかし、かといって、それで不満が出るわけでもなく、モニターなどは対角線長をミリ単位でいわれるより、24インチとか、17インチとか言われた方が、大きさのイメージがわきやすい。

また、実際にその計量根拠が無くなっても単位として残っているものはいくらでもあるだろう。普段はメートル表示でもゴルフになるとヤード表示の方がしっくり来るという人もいるかもしれないし、スーパーに行けばキロ単位で買うお米も、時代小説を読む時の大名・旗本の大小をイメージするには石高でないとしっくりこない。水はリットルでも、酒は一升五合といわれたほうが、イメージしやすいのと一緒だ。

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何十年もして、35ミリフォーマットなど見たこともないという時代に仮になったとしても、あらゆるフォーマットのレンズも換算50mmのレンズは全て約47度の画角で、使う人も50mmと聞くとある見える範囲をイメージ出来るというところか?

「デジタルカメラにおける画角は、通常の角度表記でなく50mm-E.等の単位で表記される。これは、かつて21世紀初頭までフィルムカメラで最も普及した35ミリフォーマット(36mm×24mm)のレンズにおける焦点距離に由来し、、」などとWikipediaあたりに紹介される様になるかもしれない。

良くも悪くも、フィルムカメラがこれだけ普及し且つ撮影フィールドを拡張した35ミリフォーマットのカメラの歴史における影響は計り知れない。まして、フォーサーズはその一眼レフの機動性や、質量を継承しようと言うシステムであり、わざわざ端数が出ずに丁度2倍すれば換算値が出しやすいようになっているのである。この35ミリSLRの継承者としてこれを「画角を表す単位」として末永く残すぐらいの仕掛けを何か考えても良いと思うくらいだ。
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by Hiro_Sakae | 2008-07-15 23:36 | 雑記諸々


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