2008年 08月 08日
番外編のおまけ、フォーサーズの拡張は小型化だけか?
 フォーサーズのHPのマイクロの説明を見るとフォーサーズの思想を支える三本柱が書いてある。
1.高画質デジタル専用設計
2.高機動性小型システム
3.共通レンズマウント
だ。今回フォーサーズ誕生5年を前に、2を拡張すべくマイクロが誕生した。3はこれに賛同してくれるメーカーの輪が拡がるのを待つしかない。(笑)となると、1が残る。1の拡張性は無いのか?



マイクロすごいポテンシャルありそうやなあ。でもこれを突き詰めると書いたようにレガシーな光学積んだシステムの否定やで~、つーことはE-systemも光学積んでるヤン→不安、、、
とマイクロのピュアさにしびれつつ、既存投資の行く末の板挟みというのが今の私だ。

ただ、現実的に言って、光学ファインダーと位相差AFの優位さが早晩崩れるわけでもない。しかし、早晩なだけだ。これだけがフォーサーズのマイクロに対する存在意義というのもなぁというのも正直な気持ちでもある。何か見落としていないかというのがこの表題の意味するところだ。

つまり、特にE-3や松、竹レンズを駆使されておられる方はフォーサーズの小型機動性にも惚れたが、ただ、小型で機動性があるからフォーサーズを選んだ訳ではないはずである。やはりこのデジタル設計が故の従来の35ミリ一眼レフの機動性を確保しつつこの小さな撮像素子で「画質も35ミリ一眼レフかそれ以上」を継承してくれているところに意味を見いだしているはずだ。

下に引いた20%シェア取り宣言の菊川CEOの談話でも何かの仕掛けのベースにコンベンショナルなDSLRの開発の継続もあった。

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そしてである。そういう人たちにとって、満足すべき小型機動性というのは、あくまで一眼レフとしての小型機動性でありレンズ+ボディが従来のAF化の際に肥大化をたどったボディやや昨今のフルサイズDSLR+対応レンズの様な膨張をせずに従来の一眼レフの許容範囲に収まるのであれば、それで良いという人もいるはずだ。

例えてみればZDレンズの松竹梅のそれぞれの特徴の内、梅についてマイクロで拡張するのであれば、松、竹部分の拡張もありではないかと言うことだ。

今回の件で、E-systemの撮像素子は従来の一眼レフのサイズよりもっと小さくできる方へ拡張した。そっちの方へパワーを振り向けたわけである。結果、4/3インチ撮像素子は20mmのフランジバックと、今より6mm小さい外径でも画質が維持出来るところまで詰めたわけだ。

で、あればである。逆の発想。すなわち、現在のフォーサーズマウントすなわち、倍の40mmのフランジバックと、現行の42mmのマウント径をフルに使って今の撮像素子で許容出来る入射角等で計算し直した時に、フォーサーズ水準を満たす最大撮像素子の大きさはフォーサーズより大きいのではないか?と言うところだ。

「Hiroさん、何言うてんの。そんなことになったら、マイクロどころや無くて、Hiroさんの持っているレンズ全部あうとになりまっせ~」と言われそうだ。確かにその通りだ。しかし、あの劇的なフランジバックの短縮を見ていると何となくそう思うし、、E-3の大きいペンタを見ていると、確かにスクリーン面は大きくなるけど、拡大倍率は逆に落とせるしなあと思ってしまう。また、ここで以前実際のZDとかのイメージサークルどうなんだ的話をしたが、ある種のレンズは現行で既にかなりののりしろを持っているのは確かだからだ。

まあ、急にマイクロなんてとんでもない拡張がでてちょっと妄想もたががはずれ状態であるが、何もそこまで小さくするんやったら今のサイズのままで画質の方へ振るのもありじゃないのとか思ったのも事実だったりするのである。つまるところ、強力なマイクロと両輪になるのが秀逸な光学ファインダーと、俊敏なAF以外にもう一つサプライズが欲しいですね。
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by Hiro_Sakae | 2008-08-08 00:54 | E,Pen-system関係


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