2008年 08月 30日
久しぶりに持ち出してみたが、、
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E-1, ZD14-54/2.8-3.5
ISO 200
CaptureOne 4




以前は、E-3に慣れてしまうと、E-1って結構軽かったんだなあと思ってしまう。うちに来た時はE-300,330との比較であったので、金属製というイメージもありずっしりという感じがした。ただ、そうは言っても大きさもE-3よりは小さいために、ぺらぺら軽いというわけではない。中身がみっちり詰まっている感はある。

また、改めて思ったのはファインダーの違いである。拡大倍率で言えばE-3よりもE-420,520に近いが、ピントのやまの見やすさは全然違う。むしろE-3に近い。勿論E-3の方が大きくてディテイルの部分まで見やすいが、ピントの前後のぼけがはっきりとしているのでヤマが非常につかみやすいのである。(まあ、E-1を使っていた人にとって見れば当たり前だい!ということなのであろう。)

やはり、倍率もさることながら小さくても、きちんと金をかけてプリズムで作れば見えが全然違う。勿論スクリーンとの整合性もあってのことだろう。噂ではE-二桁機はプリズムで且つ視野率100%とのこと。気付いている人もいるかもしれないが、もしこのE-1時代のプリズムを「復活」してくれたとしたら、E-1のファインダー倍率は0.96倍であるから、これにME-1の1.2倍のマグニを付けると合成倍率は1.152倍となり、E-3のファインダー倍率1.15倍とほぼ同じになる。

もし、E-3,E-XXコンビであれば、ME-1を利用することにより、同じファインダー倍率に揃えることも可能になるかも知れない。そしてただ倍率が高いだけでなく、両機とも噂通りであれば、ペンタプリズムで且つ視野率100%で揃うことになる。マイクロが出てきた後DSLRを使う意義というものを考えた時、フォーサーズではE-二桁機のミドルラインまで、視野率100%のペンタプリズムのファインダーを奢るというのは一つの「マイクロでなくフォーサーズを使う」売りになると思うからだ。

一つ欲を言えば、今までのME-1はそもそもE-500登場時に発売されたもの。E-3桁機との併用がそもそものスタートである。その後の機種は全て装着可能にはなっているが、折角ここでE-二桁機が出るのであれば、マグニファイヤーの方も光学系をもう少しグレードアップしたME-2などがあっても良いのでは無いかと思った。勿論これをE-420,520等に使ってME-1対比全般的に使い勝手がよくなるというのもありだろう。

また、改めてみるとE-420は論外にしても、ペンタ横に記してある撮像素子面の位置マークから後ろの厚みを見てみると、LVのついたE-3の方がE-1より薄い感じである。小型化技術の進化だろうか?逆に言えば、E-xx機はLV機能をのせてもE-1程度には小型化はできそうな感じである。

KAFセンサーの根強い人気と共に比較的中古品が入手しやすいE-300が最近また見直されているようである。その延長線上としてE-1をと言うのもあるが、E-1に関しては出れば非常なリーズナブルな価格であるが、とにかくよい出物の絶対数がE-300対比圧倒的に少ない。元々の数の違いもさることながら、E-3導入後も手放さず置いている人も多いのではとおもう。



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で、またまた脱線。
今回久しぶりにまた、E-1のムック本を出してみた。E-1のムック本は最近の機種のインプレス社のものでなく双葉社というところが「極上カメラ倶楽部」というシリーズの中で出したものだ。

オリンパスOM使いとしては有名な「使うオリンパスOM」もだしていた会社だけあって、なかなか豪勢な布陣で、巻頭のZDレンズを使った作例には、岩合光昭、海野和男、宮島康彦、横木安良夫各紙が提供し、それぞれに赤木耕一氏がインタビューをしている。これにZD各レンズの説明は赤城耕一氏の作例と文章がつく。総評も同じく赤木氏が書いて、オリンパスの主要開発者へのインタビューも2,3人まとめてと言ったものでなく、朝倉統括以下一人ずつ、赤木氏自身がインタビューしたものがある。(その他はいわゆるハウツーページ)等。

「E-1ユーザーはまず、このレンズを徹底的に知りつくし、使いこなすことを最初の目標とした無ければならない」と始まる、ZD14-54。あるいは、「伝統の名玉の系譜を受け継ぐ性能を持ったレンズ」であるZD50マクロ。一歩間違えば、ズイコー礼賛で終わってしまいそうなところが、この評と対になった赤城氏の作例と合わせて読んでしまうといけない。(笑)使うオリンパスOMで名玉をずらりと並べて、読んだ後みんな欲しくなってしまう「赤城節」炸裂と言ったところである。これにA4はおろか、見開きA3でもどーんとくる巻頭4氏のギャラリーを見て、私はすっかり当時参ってしまったのである。(笑)

インプレス社さん等、新機種が出るたびにわかりやすいマニュアルや購入ガイドを兼ねたムック本もその有用性はある。事実私もついつい買ってしまう。双葉社さんのE-1本はどちらかというと当社が出していたClassicCameraシリーズにも通じる立て付けだ。具体的な使い方の部分以外は、レンズ評にしてもMTF曲線や、ヒストグラムや、ダイナミックレンジ測定などと言うものは一切出てこない。しかし、「ええやないかとびんびんくる度合い」はこっちの方があるような気がする。

と言うことで、当時とは比べものにならないくらいレンズ群はじめ充実してきたオリンパスのE-systemでもある。E-xx機がでてようやく一桁から3桁までそろい踏みしたことでもあるし、5周年記念でも良いから、フォーサーズ総体としてのムック本などをどこかやってくれないかなあなんて思ったりもした。あるいは、OM時代の「This is the OM System」を彷彿とさせるようなフォーサーズ版のようなものとか、。
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by Hiro_Sakae | 2008-08-30 20:55 | ZD14-54 & II


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