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2008年 11月 23日
【御礼】おかげさまで、記事アップ2000本達成
と言う節目を迎えた。まあ撮り書きなどは写真アップのため大したことは書いていないがそれにしても、書く方も書く方だが、これに毎度毎度おつき合い頂いている読者の皆様には改めて御礼申し上げたい。ありがとうございます。m(_ _)m

また、今日は我が家にE-3が来て丁度1周年にあたる。と言うわけで次期E-3の妄想などを少し、、





先日の記事ではE-30をもう少し機能をシンプルにしてでも小型にと思ったが、むしろ次期E-3の方こそ幾分シンプルにしても小型軽量化をと思い直したのだ。

去年E-3が出た時は、E-30の様なミドルクラスのDSLRがオリンパスには無かった。従って、E-3はフォーサーズのフラッグシップ機でありながら、E-510以上のユーザー層という広い範囲をカバーしなければいけなかった。従って、フラグシップ機としての大型ファインダー、新型AFセンサーの搭載や、防塵防滴ボディだけでなく、E-1になかったフラッシュ内蔵や、フリーアングル液晶なども搭載された。これは、ラインナップ上当時としては当然とも言える。

しかし、今回ミドルレンジとしてE-30が登場する。これらE-3の機能の多くを踏襲しながらE-3にはない、色々な便利機能も搭載しての登場である。従って今までE-3が一気に引き受けていたE-5xx以上のニーズをE-xx機と分散出来る形になったわけである。

と考えると、次期E-3は色々な人が使いやすい機能が満載された万能機というのはE-30に任せて、むしろ多少機能はシンプルにしてでもE-1対比明らかにビハインドとなった小型軽量化をもう一度突き詰めた方が良いと思う。フォーサーズのE-xxxや、マイクロフォーサーズを使っている人の中で仮にE-xラインに興味を持つ人が出たとしても、元々フォーサーズ、マイクロフォーサーズを使うユーザー層は小型軽量化をメリットと考える人が多いことを考えれば現在のボディ重量はやはりきつい部分もあると思うからだ。

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というわけで、勝手な妄想はこんな感じだ。


1.更なる小型軽量化
  E-30との写真の比較では、ファインダーのプリズムだけでなく、両肩の高さの盛り上がり等もE-30の方がだいぶすっきりと小さくなっている。オリンパスの説明ではファインダーを小さくしてどうこうとなっているが、恐らくそれ以外にもE-3と同じフリーアングル液晶、AFセンサー、そして同じ大きさのバッテリーを搭載しながらも小型実装出来る改良がこの1年で進んだのではないかと思える。

  そして、これを更に次期E-3では究極まで詰めて欲しいと思う。場合によってはフラッシュは取り除いても良いんじゃないかとさえ思っている。重量に関しては防塵防滴仕様と外装部材の違いでE-30ほどにはならないかもしれない。しかし、これらの外装材等含めあらゆる部分で、究極の軽量化のために、それなりのコストをかけて、こだわりを追求するとすれば、そういう贅沢を許されるのは、E-x機をおいて他にない。レンズにおけるSHGの様な突き抜けたボディを期待したいものだ。

2.小物としてのME-1のハイグレード版
  元々は、E-500登場時にファインダーの倍率が先代のE-1,300対比後退してしまったのを補うために作られたものである。また、倍率1.2倍もE-3等に併用することを考えれば、倍率が高すぎる(蹴られが発生する)嫌いがある。元々の成り立ちから言ってもフラッグシップやミドルクラスで使うことを想定した作りとは言い難い。

  従って、私はE-3,E-30での利用を想定し、倍率は1.1倍程度に押さえた上でもっと性能の良いハイグレード版マグニがあれば良いかなと思う。E-3は好みに応じて付け替えが効くし、E-30であれば、これをつければ倍率はほぼE-3と同等になる。そもそもの倍率を上げてしまうと言う事も考えられるが、蹴られるぎりぎりか多少蹴られるぐらいまでファインダーが大きいという人もいれば、やはり四隅はきっちり見えた方が良いという人までここは好みもわかれるところであるので、オプションで選べる方が良いのではと思ったからだ。また、これであれば上述のようにE-30使用においても更に快適に利用出来る。

3.下の記事に関連して
  昨今は高感度撮影時の画質というのが話題になる。高感度時の改善は引き続きやってもらうとしても、どうせならISO50,ISO25のモードをE-一桁機ぐらいは設定しても良いのではないだろうか。同じ被写界深度であれば、絞りを2段開けられるというのをシャッター速度を稼げるほうだけでなく、ISO50,25の低感度モードにすれば、画質の更なる向上に振り向けるといった案配だ。小さい撮像素子のハンディを乗り越え、オリのTruePicや、パナのビーナスがリリース毎に高ISO側を改善してきている上に、低ISOの更なる高画質モードを設定出来れば売りになると思う。そもそもE-1誕生時にはなかった、強力な手ぶれ補正機構や元々DSLRの中ではミラーが一番小さくミラーのショックも小さいことを考えると低ISO利用に一番適しているのもフォーサーズだと思うからだ。

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余談であるが、

E-30の価格を微妙?にしている理由は他社のミドルクラスDSLRとの価格比較の他に現状のE-3との価格比較があるだろう。価格コムなどを見てもボディだけの価格ならE-3の方が安いぐらいだ。しかも方や発売後1年経過し、色々な不具合等も出て良い具合に「枯れてきている」し、それらに対する対処法や使い方もネットを少しぐぐれば、得やすい。E-30も良いとは思うが、それよりE-3の方が安いなら、そっちの方が良いかなと悩む方がいるのも尤もな話である。

そして、今後は例えば仮にE-xとE-xxを隔年でリリースしたとしてらこの様な事態がまま起こる可能性があるかもしれない。それを考えるならば、地味かもしれないがやはりデジタルな性能では計り知れない=新機種のミドルクラスが出ても色あせない、作り込みの圧倒的な良さ、強靱堅固にもかかわらず小型軽量なボディと言った贅を尽くす一方で、中上級者には不要と思われる部分の機能の思い切った割り切り(による軽量化や、操作系をよりシンプルにした改善等)メリハリの利いたミドルクラスとの差別化をしてもらいたいものだ。

by Hiro_Sakae | 2008-11-23 21:07


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