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2009年 02月 28日
オリンパス、ライフサイエンス事業の一部門売却
がオリンパスより、リリースされている。これとあわせて、5月頃でると思われるオリンパスの新しい3カ年計画などを思いつつあれこれと、





詳細は、リリース記事を見て頂くとして要は顕微鏡や広義の医療関連と言える医療事業、映像事業に次ぐライフサイエンス事業の内、臨床・検査システムを製造販売している分析機事業部門をこの分野では大手のベックマン社に売却すると言う内容。この部門自体は黒字を出しているが恐らくライフサイエンス事業内の整理、ノンコアの分離の一環かと思われる。

ちなみに、売却額は約800億円で、売却計上されるのは7月だから来期。金額不明だがキャッシュインだけでなく、相応の売却益が出るようである。これに先立ち、最終損益の赤字にも少なからず影響を与えたITXの事業整理等、一連の処理を全て進めた形。

一連の形、すなわち3年前の春にオリンパスは最終赤字を喫し3カ年計画をたてた。先ずは元凶のイメージングで大きなリストラと合わせノンコアとされたMO事業等の整理、続いては、強みである医療事業ではジャイラス社を筆頭にいくつかのM&Aによる更なる補強、そしてイメージング部門が黒字化した後懸案として残っていたITXの立て直しと今回ライフサイエンスの一層の収益体質強化とコアへの集中と言ったものだ。

私が、ITX絡みのリリースがあった後、今回のこのリリース記事を見て思ったのはこれで3カ年計画の最後の〆を決めたのかなあと言うことだ。

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2006年春にスタートした3カ年計画は、E-systemで言えば多少スタートがずれるが、2006年秋のフォトキナの宣言以来今日までのE-system第二章とマイクロフォーサーズの誕生に完全にだぶる。ここで何度か紹介させて頂いた当時の中期3カ年計画においてもE-systemは映像事業のコア事業の一つと位置づけられ、また当時は否定された新型システムの開発も結局はマイクロフォーサーズという形で出てきた。つまるところ、3カ年計画のパワーポイントのスライドと同じ事業展開となったわけだ。

従って、個人的には間もなく始まるPMAで公式リリース、或いはインタビュー等の記事による動向を重ねつつ、次に気になるのは恐らく5月の決算発表と合わせてリリースされるだろう新3カ年計画がとても気になっている。ここでの映像事業におけるE-systemの位置づけや、方向性というのが今後の行方を占う意味でも非常に重要な示唆が含まれると思うからだ。

そして、仮にこれをE-system(含むマイクロ)第三章とするなら、今は第二章の終わり→第三章の準備期間とも言えなくもない。実際、前回の計画が出る前に出た機種(E-330等)の中にも後の第二章でコアとなった、Live-MOS,ライブビュー、液晶のフリーアングル化などが先行して出ていたからだ。


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まずは、フォーサーズは結局E-x,xx,xxxと言う3つのカテゴリーとして第三章に引き継がれる。そして大方の予想通り恐らくE-xxxの第三章でのコアはE-6xxであり、何れこれに一本化されるかせいぜいあったとしても、E-6xxを軸にした廉価バージョン、バリエーションものが追加される、、程度のことだろう。

こうして考えると、次章に引き継がれるにあたりE-x,並びにE-xxxがそれぞれの立ち位置と個性にふさわしい専用のベースボディを有したのに比べて、E-xxのみがE-xタイプ用のボディのモディファイに止まっているということだろう。従って、E-xxラインに関して更にボディから見直した練り込みがされる必要性があると考える。

私はE-xx系は限りなく、E-xxx系に近いボディにした方が良いような気がする。既にコメントでも出ているが、E-620のファインダー倍率はE-1と一緒になったのであるから、これをプリズム化して視野率100%のクリアーなファインダーとしたうえで、防塵防滴ボディにしてE-x対比のディチューンの度合いを緩めてE-xx系で出した方が良いような気がした。

勝手な話であるが、今年の秋のオリンパス90周年の限定モデルとして、現行のE-620を単に上記のペンタプリズムに換装したモデルでも本当に掛け値なしにE-1と同じ見えなら多分私は記念に買うだろう。これに限定金属ボディなら多分即ポチでいくと思うからだ。

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方やマイクロフォーサーズである。E-systemもハードウェアのコア部分は恐らく来年と目されている次期E-3までは(バージョンアップ品は出ても)サプライズは無いと思われる。E-620以降はマイクロフォーサーズを今年中にどこまで拡充するかと言うところだろう。

ただ、先日書いたようにE-620を見ると、いわゆるG1タイプのポストDSLR的な部分を出す気配はさらさら感じられない。恐らくモックアップ通りの高級コンデジの代替、もしくはああいう本当にポケットに入るコンデジタイプでの初のレンズ交換式カメラというのを狙ってくると思われる。問題はここが、G1の様なブレークの仕方をするかというところだ。

多分、G1の様な「DSLRを代替をする新世代の一眼システム」としてオリのマイクロを期待すると少々肩すかしを食う可能性があると思う。「今までDSLRを持ち込む事が、雰囲気的にも、空気を考えてもなかなか持ち込めなかったシーンへも撮影領域を拡大するレンズ交換式カメラ」、言ってみればスペック云々以前に、TPOを考えればDSLRを使いがたいシーン(=DSLRを持っていてもコンデジを使うシーン)にも持ち込めるカメラシステムと言うところだろう。

先ほどのブレーク度合いという意味では、全くはずす可能性もG1よりあるが、当たれば入れ食いに化ける可能性もある。はずすのも確かに痛いが、もしそこに入れ食いの市場があったとすれば他社に入られて食われてしまう方がもっと痛いはずだ。何と言っても同じマイクロの盟友であるパナソニックさえ先ずは「避けた」ところでもある。もし、パナとの分業と言うことであればその分業で「ばばを引いたのか」あるいはラッキーしたのかがもうじき白黒がつくことになるわけだ。

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脈絡が無くなってきたので勝手に脱線するとしよう。

そう考えると、オリンパスにとって見れば登場時私がここでうだうだ書いていた、、
・フォーサーズかもしくはマイクロか?
・マイクロでスタートした人はステップアップした時にマイクロのレンズが使えない?
とかはそもそもナンセンスな話だと言うことだろう。

オリンパスにしてみれば、DSLRが使える様な場面や、現行のDSLRが担っているような部分ははなからここにマイクロを絡ませる気はさらさら無く、従ってエントリーからフォーサーズでええやんということだろう。もしEVFが主流になれば、恐らくオリはフォーサーズのEVF機もバリエーションとして入れるだろう。ファインダーが光学かEVFかはフォーサーズマウントでは単にファインダーの相違でしかないからだ。(やろうと思えばどちらでも出来るという意味)

そして、マイクロはマイクロでこれを導入する人は、そもそもフォーサーズにステップアップすると言う前提はあまり考えていない。
・はなからDSLRなんて持ち歩く気になれない。
・入れるとしてもDSLRは別の価値基準で選ぶ。(フォーサーズに固執しない)
・もう既にDSLRは持っている。違うものが欲しい
と言うところにフィットするのではないかと思う。

恐らくマイクロが順調に立ち上がっていけば、双方使う人もいる一方でフォーサーズのファンとマイクロフォーサーズファンはオリンパスの同じフォーマットのレンズ交換式カメラでありながらコアなファン気質は微妙に違ってくる様な気がしている。メーカーとしては、むしろそれぞれ毛色?の違うユーザー層をかぶらずに押さえられれば裾野が広がるわけで悪い話ではない。(笑)

何れにせよ、PMAでオリは噂では何らかのマイクロ絡みの情報が出そうな感じだが読めないのがパナソニックである。本来今までの流れでいけばむしろ、マイクロに関してはパナソニックの方がPre PMAの段階から某かのリリースがあると思ったが、結局先週までではコンデジのリリースのみに止まった。不気味ではある。

by Hiro_Sakae | 2009-02-28 22:26 | その他オリ絡み


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