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2009年 04月 11日
と言うことで、D700を使ってみて、、
あれこれと、ついでに12MP機で高感度が強いだけでなく何故にNikonにしたのかなども織り交ぜつつ、、

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D700, Nikkor 35/1.4S




ひょんなことから若い頃の映画のDVDを見て以降、最近10代後半から20代に見た映画を見るというのが私の中でちょっとしたマイブームになっている。中にはネットでブラウジングして初めて「おー、そう言えばこれってこんなに前の事だったけ」と思ったり、内容を覚えているようでディテイルを忘れてしまっていたりその当時の印象的な記憶の断片でまた新たなイメージが出来てしまい、改めてみると違和感を覚えることもある。不思議なものだ。

そんな中で、最近見たものの中に「ニュー・シネマ・パラダイス」がある。どちらがよいかの賛否はあるがロングバージョンの方だ。一言でこの映画を語るとすれば、映画と重ね合わせたノスタルジーと言えるものだ。当時の私は、あそこで振り返られるトトの少年時代は自分にとっても過去のものでありそして現在の主人公は私がまだ知らぬ世代の人であったとも言える。ただ、トルナトーレの作り出す世界で私は「疑似体験」し、ラストシーンも含めとても印象深く覚えているわけだ。

デジタル・リマスターされたそのDVDを見た時にそれはそれで深く引き込まれた。正確に言うと当時よりも一層感慨が深かった。当時から年を重ねたために色々思慮が深くなったというものではない。この映画そのものの良さに加えて、「若い時にこの映画を見ていた私、そしてその頃の思い」が重なり、甘いノスタルジーの波状攻撃的な感に襲われたからだ。(笑)

さて、私が、D700に合わせたいレンズとして今日の2本を真っ先に選んだそもそもの理由は現行フォーサーズではラインナップされていないレンズ、すなわち換算50mm未満の単焦点レンズそして、MFレンズという点から選んだものだ。しかし、使っていてそのヘリコイドを回し、かつて見慣れていた画角(感覚?)で焦点を合わせ、それがスクリーン表示から、測光に至るまで早い話が全く普通に使えてしまえる点にとても心地よさを感じてしまった。そして、この「ええやないか?」の気持ちの中に、先に書いたようなノスタルジー的、情緒的な気持ちが混じってしまったことをここで吐露しておきたい。

もしこのレンズのヘリコイドの回転が逆で、、、いや、ぶっちゃけもしOMがそのままの使い心地で使えるフルサイズDSLRがあれば私は多分万難を排して買っただろうなということである。Nikkorで思い出を重ねてきた人が、当初のDXシフトで一時はあきらめかけていたフルサイズが復活し、D3の値段を見てまたあきらめかけていたところへこのD700が出ればそれは「いってしまうだろう」と思うのである。文字通り自分の予算さえ手が届いてしまえば、そこには値段の高低はないPricelessの世界が待っていると思うからだ。

従って、かつてのOMユーザーとして多少未練がましい書き方をすれば、そういう思いがかなえられた銀園時代からのNikonユーザーの方をやはり羨ましく思ってしまった。35ミリフィルム一眼自体は過去のものになりつつあるが、さりとて何十年も昔の話でなくたかだか10年程前までは当たり前のカメラであったからだ。加えてD700がDSLRとして見ても良いカメラであるのだからなおさらだ。

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双方、光学メーカーとして古い歴史を持ちながら方や全く新しくフォーマットまで変えてしまったオリンパス、方や複雑な系?になりながらもマウントの互換性とフォーマットを維持しているニコンというのはDSLRメーカーの中でもある意味両極端に位置していると思える。

ニコンも下位機種になればタイプによる露出やAF等の制限が加わり同じマウントのレンズ?と言う部分もあるが、DXの上位機及び、FX機に関しては殆どのレンズで露出、AFが問題なく動くし、MFも焦点距離と開放F値を入れることで、これらが使えるだけでなくファインダー情報にも反映されEXIFにも記録される。使い勝手上は問題ないレベルと言える。

実用的な部分がE-systemで担保されている上で付加となるとやはり実際に使うかどうかは別にして様々な種類のレンズが揃っているというのがニコンにしようかなと思った理由でもある。通常の広角~望遠に加えマクロレンズ、PCレンズに、ユニークなDCレンズ、そして今回使ったようなMFレンズ等を純正で未だにラインナップしている。

唯一気がかりであったのが、例えばデジタルで真面目に使うなら最新のナノクリレンズでないと実際ダメだとか、フルサイズのフォーマットに対してレンズ負けが甚だしく結局使えるレンズが制限されまくるということであった。が、D3Xはともかく、D700であればあまり神経質になる必要が無い様に思った。勿論、例えばここで紹介した28/2.8と35/1.4も特に35/1.4の開放は独特の描写と相俟って周辺がかなり落ちるが、一段から二段絞ってしまえば(今回はF2~F2.8)撮ったままでも特に問題なく使えた。

とまあ、あまり中身の無い話になってしまったがとりあえずの書き書きとしてはこの辺にしたい。フォーサーズとの比較と言うか、比べて思ったことはまた改めて書くことにする。

by Hiro_Sakae | 2009-04-11 20:07 | FX関係あれこれ


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