2009年 05月 09日
と言うことで、たまにはD-LUX4で
与太話を、、お題は派生して、操作性についての話である。

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D-LUX 4
ISO100,F2
CaptureOne 4.8 Pro



ここではあまりコンデジは登場しないが、普段の持ち歩き用としてフィルムから移行後コンデジも結構入れ替わった。オリのμが3台、FEが1台に、LX-2,GRDやポラロイドの安いデジカメまであったが、結局このD-LUX4を入れてから出入りは落ち着いてしまった。

落ち着いてしまった理由としては、これの前に入れていたLX-2で
・あらかた、普段持ち歩きはこれで十分じゃないか?
・LXの操作が割と気に入ったこと(GRDもよく練られていて良かったと思う)
と言う外堀が埋まっていた事に加え、唯一DSLR対比気に入らなかった
・Raw撮影の操作性が格段に向上した上に、
・普段使っているCaptureOneで統一出来ること
が決め手になったというところだ。

恐らく私の常用ソフトがSilkeyPixやACR利用であれば、あっさりLX-3にしたんじゃあないかなと思う。ちなみに、CaptureOneで現行販売されているコンデジのRawとなると、CanonのG10とこれぐらいで馬鹿な私はこれだけの理由でもしD-LUX4が気に入らなければG10に手を出してみようかと思ったぐらいだ。

また、LX-3+SilkyPixの組み合わせ同様に、D-LUX4+CaptureOneのRaw現像環境でもパナお得意の歪曲補正等の補正効果はばっちり効く。プロファイルによりD-LUX、M8等のLeicaのテイスト?は統一されているようで、コンデジながらD-LUX4の実力を出すにはRaw現像が良いと言われるているものだ。実際Raw撮影においても以前のような待たされ感がなく使える。まあ、この辺のハード周りはLX-3と基本一緒だから当然と言えば当然だろう。

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さて、D-LUX4と言うよりも、このLX系の使いやすいところは操作系にコンデジではあるがスイッチが多用されていることである。AF-AFマクロ-MFの切り替えスイッチと、フォーマットの切り替え(16:9,3:2,4:3)スイッチが鏡胴の左と上面に配置されている。瞬時に切り替えられるだけでなく、ボタン+ダイヤルに対するスイッチの良さは、それ自体がインジケーターになることと、スイッチがどの位置に入っているかでどのポジションに入っているかがわかるので、いちいち液晶を見ずともわかると言うことである。

ぶらぶら歩いていて、AFマクロで、3:2で行こうかなあと考えた時にボタン+ダイヤルであれば少なくとも電源ONで液晶が視認出来ないと困るが、これは歩きながら近づいている段階で手元を見ずに左手で盲牌状態でセットが出来る。特に、AF-MF切り替えと、ジョグダイヤルをうまく使うとAFで迷ったら、すぐMFに切り替えてジョグダイヤルを動かしMFに瞬時に切り替えて、、と非常に使いやすい。またFOCUSボタンがあるので、親指フォーカスならぬ人差し指フォーカスも出来る。また、LX系の操作とG1には共通するところもあり、G1メインの人ならにサブにLX-3は良い選択肢かなとも思った。

翻って、E-systemの操作系を考えた時にE-systemはE-1で1ボタン1機能で覚えれば早いが覚えないと面倒だった為にE-3で幾分整理し、普及機を中心にオリの特徴であるOKボタン一発でコンパネで選ぶスーパーコンパネを入れた。

スーパーコンパネは確かに楽であるが、一方でE-3,30系などはもう一度ボタンでなく、こういうスイッチの採用を検討しても良いのではないかと思う。ボタン+選択ダイヤルと、スイッチそれぞれ、特定の場所を覚えれば早いが覚えないと面倒という一面はあるが、、覚えやすさ、あるいは覚えた時のメリットという意味では前者と、後者ではかなり違うと言うのが私の考えだ。

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よく、かつてのカメラ等のようにスイッチにインディケーターの役目が付与され散逸しているよりは現状のような情報パネルで集約されている方が視認しやすいと言う考えもあるが、私はケースバイケースであると思う。スイッチには情報パネルには無い利点がある。と言うか、今なら両方載せれば良いだけの話だ。私が思いつくのは、、

1.見なくてもわかる
  選択肢が3つ程度であれば視認せずとも、どれが選択されているか判別可能に出来る部分がある。上に書いたような点である。また、例えばOMのシャッターダイヤルなどは見ずとも回す出っ張りを水平になるようにすれば、シャッター速度も丁度中心地の1/30に来るように設定されている。従って迷えばくるっと水平にすれば1/30それぞれそこから上下5段で下は1,上は1/1000まで切ってある。

  また、簡単な例として、例えばAF-MF切り替えと、単写-連写切り替えを左に二つ並べたとする。その場所を手が覚えたとしても、ボタン+ダイヤルであれば、使い始めや咄嗟に切り替えたい場合には情報パネルを見ないとどっちになっているかわからない事もある。が、スイッチであれば覚えた部分に指を置いた段階でどちらに入っているかでわかるという部分である。視覚だけでなく触覚にも訴えられるという点がスイッチにはある。

2.一覧性の良さ
  視認においても、ぱっと見すぐわかる工夫がしやすいという点だ。一つは情報パネルと違って色による判別がしやすい。上のOMのシャッターダイヤルも上から見れば手ぶれの可能性のある60以下はブルー、それ以上は白で数字が刻印してある。またペンタ部をはさんで、露出切り替えスイッチと、ISO,補正ダイヤルがあるが、それぞれ長く引かれた白一線が、水平に一直線に並んでいると、露出はオート、補正無しの状態になるので補正や、オート以外にスイッチが入っていると即座に視認出来るし、特にブラックボディにすっと並んだ白一線のアクセントはデザイン的にも美しい(まあ、これは趣味の問題だけど、、)

  以前使っていた、R-D1sのアナログ表示盤も使う前はカメラおじの趣味の極致のように感じたが使ってみると、針の傾きで情報が一覧、視認出来これは機能的にも面白いと思ったものだ。

と言ったところか?

何れにせよ、これら長所を生かしていく前提はそのカメラを使い込むというのが大前提である。であるからこそ、特にE-3,30クラスは今一度、その辺を考慮してもらえないかなと思うし、その辺の練り込みはD700との比較においても改良すべき点はあると思った。

オリファンとして、悔しいのは元々、フィルム時代に戻ればこの辺はオリのカメラも良い感じだったと言うことだ。敢えて上で例を出したようにこの辺のデザインと機能の両立という点ではOMやPenなどにも随所に見られるし、(詳しい説明は避けるが)、それ以前の35ミリ機におけるフリーLVのダイヤルなどもよく考えられたアイデアや、オリンパスフレックスにおいて、ユニークな位置にシャッターボタンを配した工夫などいくつでもあるということだ。

機種交替が激しいデジカメで、習熟を前提とした機能配置というのはひょっとすると時代にそぐわないのかもしれないし、商売上はそういうのはあまり評価されないことなのかもしれない。ただ、そんななかでも趣味性の高いDSLRなどはそういうのが商売になる分野では無いかと思ったりした。
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by Hiro_Sakae | 2009-05-09 21:55 | フィルム、コンデジ


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