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2009年 09月 22日
と言うわけで、、
  鎌倉とは、直接関係ないがE-P1の事それにフォーサーズのことなどを先日のフォトアート道場他での雑談も頭の片隅におきつつ与太与太と、、

と言うわけで、、_c0036985_20353135.jpg

E-P1, MZD14-42/3.5-5.6
ISO640, F6.3
CaptureOne 4.8 Pro



  E-P1と言えば、フォトアート道場でも持っている方が多く、先生方もそうだし、中でも伊藤先生はかっこいいスペシャルバージョンだ。先日の打ち上げではDCMの方も昇仙峡ロケの取材はD700だったが、今回はE-P1を持ってこられていた。BCNなどを見ると今月に入って、じりじりとソニーさんがシェアを上げてきているものの機種別ではE-P1安泰と言ったところだ。パナさんのGF1の立ち上がりで勢いが落ちるかもしれないが、まあオールマイクロで見れば増えることには変わりないと言ったところだ。

  先日の打ち上げでは、いつものフォトアート道場のご担当2名に加わって、デジカメwatch,DCM他フォーサーズ絡みで登場される小川副本部長も来ておられた。詳細は省くとして、E-P1で立ち上がったマイクロフォーサーズの好調を益々伸ばしていくことはとうぜんの事として、打ち上げ会場にオリのスペースプロジェクトの写真が展示されていたことからE-3、フォーサーズのことにも話が少し及んだ。

  すなわち、(マイクロフォーサーズを中心に)フォーサーズのユーザー層拡大に注力する一方で、E-3の様なハイエンドの存在、追求も(ユーザー層拡大とは)別の次元でこれからも進んでいかねばならない、とても大切だということである。

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  APS-Cが売れているから、フルサイズハイエンドはやめるといかないのと同じ道理。いや、同じフォーマットであるからこそ、常にそのフォーマットにおいて極限のハイエンドを追い求めておかなければただのレンズ交換式カメラのサブシステムというところに安住してしまうことになってしまうし、そこのみにフォーカスするのとハイエンドまでラインを伸ばすのでは、2,3年タームで到達すべきターゲットを見据える場合にその到達点自体が自ずと変わってくると思うからである。

  勿論、フォーサーズフォーマット、オールフォーサーズにどこまでの性能を求めるか?というのは市場自体のニーズを無視するわけにはいかない反面、ハード周りの要素技術の開発まで含めれば長期に亘る開発期間が必要であるのは明らかである。従って、システム設計としてE-一桁機クラスまでカバーしうるシステムを念頭においているのか、これを無くしてしまうかでは最終の到達点はかなり違ってくるはずだ。オリンパスは、以前にも書いたがフォトフェスタの会場等で色々聞いている感じでも、例えば、マイクロの需要拡大には他社DSLRをメインに使うユーザー層のセカンド需要を取り込むという目論見があるにせよ、オールフォーサーズとして、サブシステムの為のシステムにする気などはさらさら無いのは確かだ。

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 また、オリンパスは今年に入りフォーサーズ(含むマイクロ)の画質向上に関しては、画素数アップでなくその他のダイナミックレンジや、高感度特性等の向上にシフトする旨の発言をした。私は、ここでもこれ以上の画素数アップで得られるメリットがピクセルwatchによる満足感や、より大判のプリントなどに限定される一方で、ダイナミックレンジ向上や高感度特性の向上による操作性の向上や、表現の拡大はほとんどのユーザーにとってメリットのある話になるのでこれはいいんじゃないか?と書いた。

 今回、私は道場で普段はあまり意識してこなかったプリントに関して色々触れる機会があり、より一層画素数に関しては現行の12MPで充分ではないかと思ったもあのだ。
今回のプリントに際して利用したカメラから言えばE-3。他のカメラを含めても10MPか12MPである。講義では、E-3でA3充分、A2でも問題なしと言うことであったが実際に上がってくるプリントを見ても(壁に掛ける前に手に持てる距離でチェックするわけだが)問題ない。

 実際には、もしオリンパスプラザに来ることがあればギャラリーの方の岩合さんの写真でも見てもらった方が一目瞭然である。(まあ、ここを読んでいる人は過去に見たことがある人が多いと思うけれど)A2より大きいパネルでE-3の写真が出ているし、それより驚くのはその中に混じって同じ大きさに伸ばしてあるE-1のパネルである。久しぶりにE-1のものを見たが何でこれが5MPなの?と言う感じである。勿論、元の画像の出来に加えて、プリントに至るまで素人とは別次元の技でプリントされているにしてもである。

 ダイナミックレンジや、フォーマットによる違いで、デジタルバックからフルサイズ、そしてAPS,フォーサーズ、他と使い分ける意味はあるかと思うが、学術写真や更に大きく且つ精細精緻な解像が必要となる分野での商業用途以外をのぞけば、いわゆる写真を作品として展示する分には12MPから精々15MPで問題無いというのを痛感した。

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  打ち上げの席上で、最後の画像もしくはプリントまでのワークフローまで考えた場合「カメラやレンズだけに金を使っている場合じゃないというのを学んだ」という類の発言をしたら、オリの方はどてっとこけながらも笑っておられたが、、(笑)それは、半分本気の半分冗談として、、色々勉強になったと改めて思い返したりした。

by hiro_sakae | 2009-09-22 21:40 | MZD14-42 | Comments(13)
Commented by ohkujiraT at 2009-09-22 23:35
E-3のような、性能を突き詰めた(サイズの小ささや軽量さを除く)ハイエンドがあるからオリファンである、といってもいいので、従来のフォーサーズも含めた研究開発を進めてほしいですね。
高い技術力は、ミッドレンジやエントリークラスのモデルにも差別化できる機能を付加する波及効果が必ずあるはずなので。
といいながら、最近はE-P1の使用頻度が高いのですが(爆)
画素数に関しては、ファイルサイズの問題もあり、A3プリントまで十分であれば、現状のまま高感度強化やダイナミックレンジ拡張に振って欲しいですね。
Commented by kotaro at 2009-09-22 23:57 x
某価格比較の掲示板では、アンチフォーサーズの動きが活発ですが、E-620以降のフル・フォーサーズの動きが無い中ではオリユーザの防衛も迫力不足です。
K7や7Dが評判良く、また、D300Sが完成度を高めて出て来ている中で、E-3xがどうなるのかが大変興味深いですね。E-3で他社の水準にようやく追いついたと思いましたが、また数歩離されました。その状態から、追いつけるのか? 追い越せるのか? はたまた、転けるのか?どのような形であっても、早く姿を見せて欲しいです。
Commented by hiro_sakae at 2009-09-23 09:12
ohkujiraTさん、後はマイクロだ、フォーサーズだと言っても撮像素子周り画像処理周りは同じですから、フラッグシップ機を開発するにしてもオールフォーサーズでたくさん売れるというのは悪い話ではない、いやむしろそうならないと困ると思いますね。
Commented by hiro_sakae at 2009-09-23 09:14
kotaroさん、某価格板は何とも、、と言う感じですね。アンチというか、フォーサーズに対する批判も昔の方が痛いけれど確かにそうだなと思えるものがそれはそれであったような気がしますが、、、
Commented by hiro_sakae at 2009-09-23 09:18
マイクロも、マイクロを是としながら何となくフォーサーズ(フォーマット)などは、サブシステム用途だわなというのが透けてくるようなものを感じたりもしますね。マイクロVSフォーサーズというのもナンセンスな話で、私のようにフォーサーズを主に使っている人間でも、今はそれが良いから使っている話で将来、マイクロで全て賄えるようになればマイクロあっさり使うだけですからね。(笑)
Commented by S. L.Watcher at 2009-09-23 09:26 x
hiro_sakaeさん、はじめまして。

 はじめて書き込みさせていただきます。毎日のようにROM(ちょっと古い表現ですね)させていただいておりました。フォーサーズファンの一人です。
 今後のフォーサーズの展開、非常に気になります。
 ライバルが強力だからです。特に7Dは、撮像素子のピッチが、フォーサーズの12M機とほぼ同等であるにもかかわらず、高感度のノイズは5D対比で改善されているというメーカー発表ですね(実際に自分が確認したとかではなく、メディアの確認記事をまだですが)。フォーサーズはフルサイズ対比2倍という望遠性能を持っている反面、撮像素子が小さいゆえに高感度ノイズ耐性に弱点がありましたが、7Dが高感度耐性で登場するならば、その言い訳はきかなくなります。7Dのトリミングで十分と言われかねません。開放から繊細な描写をするZUIKOレンズに見合うように、撮像素子周りの技術をさらに上げていってほしいものです。E-P1では総合的な画質がよくなったと感じていますが、ISO3200などはまだまだです。
 
Commented by S. L.Watcher at 2009-09-23 09:37 x
 すみません。長くなってしましたが、話が途中に切れるとまずいので、連続投稿させていただきます。
 E-30とE-P1を所有しており、主に鳥の手持ち望遠撮影と昆虫のマクロ撮影に使っておりますが、このような撮影にはやはりE-30のような光学ファインダーのあるDSLR型が相当有利です。GH1のEVFも使ってみましたが、現在の技術ではレスポンスなどは、光学ファインダーが上です。マイクロのEVFに肩代わりさせるにはもう少しがかかるように思います?
 次期ハイエンド機には、E-3並みの光学ファインダーをE-30並みの軽量ボディーに乗せ、防塵防滴、コマ6枚以上、高感度はAPS-C並みが求められるでしょうね。
 E-P1は気に入っています。風景や人物スナップ、そして、三脚を前提にしたマクロ撮影や天体の撮影は、E-P1がとても快適です。使い分けで写真が非常に楽しくなりました。
 ダブルフォーサーズの、それぞれの強みをさらに磨いて、発展していくことを切に望んでおります。
Commented by まさどん at 2009-09-23 12:39 x
[E-システムの現状への不満]

hiro_sakae様

記事を拝読いたしまして、思うところがあり久しぶりに投稿いたします。

私は海外、とくに埃が多い中国で撮影することがメインですので、以前からフォーサーズ以外の選択肢が考えられないという形でオリを使ってきました。E-3のようなフラッグシップの防塵防滴性能は絶対必要と思う反面、長期のキャラバン形の取材には、小型軽量がなによりも必要ということで、K-7が現在ではもっとも理想に近いカメラです(ただ、詳細は書きませんが、複数の点で現状のロットを見る限り、目下パスせざるを得ないと判断しています)。

現在オリのフォーサーズシステムの不満について、最大の不満を書きます。

オリのEシステムはOMシステムと比べて学術写真の領域が著しく
弱いとことは否めません。顕微鏡写真のシステムは、すでに顕微鏡カメラでさえ販売中止になったままです。また、建築写真ではシフトレンズがありません。シフトレンズ開発は早急には無理としても、そうでなくともK-7のような撮像素子移動により、シフト性能を高めることで、この問題は改善できるのではないかと思います(すみませんが次に続けます)。

Commented by まさどん at 2009-09-23 12:41 x
(前コメントのつづきで長くなってすみません)
私が言いたいことはただ一つで、オリンパスのEシステムの「志」は、「宇宙からバクテリアまで」というシステム展開を完全性とすることだと思います(これがOMシステムの「志」だからです)。カメラメーカーは、学術的分野に貢献することも使命と思いますし、これはプロユース・アマチュアユースに大別されがちな議論にあって、学術的使用目的も、重要な使用目的であるはずです。胃カメラなどの医学的使用にも貢献しているオリンパスですが、それだけにこの分野の展開に期待しているのです。

全体として儲からないかも知れないけれども、学術使用のユースを考えて欲しいのです。「スペースブロジェクト」は「宇宙からバクテリアまで」のOMシステムの「志」と「魂」の継承の現れと考えたいのです。

とくにフィールドワーク系学術部門(動物・昆虫生態学、植物学、環境・生態学、文化人類学、建築学など)では、数え切れない多くの分野にEシステムならではのシステム性と強靱な性能が必要とされています。プロ・アマチュアに加えて第三の展開分野として、学術写真の分野に力を入れて欲しいと心から希望しています。

Commented by ともっち at 2009-09-23 20:38 x
>>まさどんさん
よくぞ言ってくださいました。
言葉としてうまく表現できなかったのでずっと言わずにおりましたが、私もこれは思っておりました。
開発者のみなさんにこれは熟考していただきたい事柄だと思います。
ここを真剣に考え、開発していくことで、今は販売に直接関係していかなくとも、長期的に見てオリのためになっていくことは間違いのない事実になっていくと思います。
この意見は本当に開発者の方々に考える一助にしていただきたいです。
米谷さんのフィロソフィを本当の意味で受け継いでいっていただくためにも…
Commented by hiro_sakae at 2009-09-23 21:41
まさどんさん、ともっちさんこんばんは。なるほどですね、、プロ仕様といっても決して報道とか、商業写真とかそれだけじゃないぞーと言うことですよね。
Commented by nihon-burari at 2010-04-21 21:08
ブログを始めて8カ月が経過しました。ブログを始めた時に一番載せたかった写真が「石仏・風景」に関するものです。展覧会などにも出展し、非常に思い入れの強い作品が沢山ございます。お手数ではございますが、是非遡って石仏の写真等もご覧頂ければ幸いです。開始時期をカレンダーで遡り「2009年8月」もしくはカテゴリ「石仏」又は「風景」からご覧くださいませ。併せて感想など頂けましたら嬉しく思います。
#尚、「風景・石仏」に関しては大型カメラをたくさん使用しています。

Commented by nihon-burari at 2010-06-04 16:45
こんにちは。
写真いつも拝見しています。
いつも参考にさせていただいています。
また、よろしくお願いいたします。


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